リゾートホテル内のスーベニアショップで日本初導入！ＡＩ技術を活用した“無人決済スマートストア”がオープン！

～観光業の社会問題「人手不足」の解消と訪日宿泊客の消費促進を目指して～

TTG

2024年2月2日 15時00分

　株式会社TOUCH TO GO（本社：東京都港区、代表取締役社長：阿久津智紀、以下：TTG）は、ハイランドリゾート株式会社（本社：山梨県富士吉田市、取締役社長：堀内基光）が2024年2月3日(土)よりリニューアルオープンする「ハイランドリゾートホテル＆スパ」（山梨県富士吉田市）内のスーベニアショップ「FUJIYAMA BAZAAR（フジヤマバザール）ハイランドリゾート店」で無人決済システム「TTG-SENSE」を採用いただきましたことをご報告いたします。当店舗は世界遺産・富士山の麓に位置し、“無人決済スマートストア”としてリニューアルオープンされます。リゾートホテル内のスーベニアショップにおいて、無人決済システムの導入は日本初の事例となります。

　このリニューアルは、近年社会問題となっている観光業における人手不足の解決や、ホテルの利便性およびCS向上を目指した取り組みです。TTGの無人決済システムは、店内に複数設置したAI搭載カメラやセンサーを使い、お客様の動きと手に取った商品をリアルタイムに認識します。お客様が決済エリアに立つと購入商品や会計金額がレジ画面に自動で表示されます。商品バーコードをスキャンする手間がなく、スピーディーに会計を済ませることが可能です。また、会員登録や専用アプリが不要で、レジの画面表示は多言語（日英中韓）に対応しているため、幅広いお客様に気軽でスマートなショッピングを体験していただけます。一方で、売店運営にとって必要不可欠なレジ業務を自動化することで、スタッフの業務を効率化します。

　さらに、同システムを活用することで、人材確保の観点からこれまで困難であった店舗の24時間営業も実現します。営業時間拡大に合わせた訪日外国人向けのナイトタイムエコノミー施策として、ホテルメイドの料理がいつでも召し上がれるよう、オリジナル冷凍商品の取扱いを開始し、インバウンド宿泊客の館内飲食需要にも対応いたします。

ハイランドリゾート株式会社は、今後もデジタル技術を駆使して、お客様に“より自由で快適なリゾートホテルステイ”を提供するとともに、国内外のお客様の利便性向上を図ってまいります。

＜リニューアルの背景と狙い＞

■観光業の社会問題「人手不足」解決へ

　近年の観光業界では、インバウンド観光客が急増する一方で、コロナ禍での離職などにより、人手不足が深刻化しています。無人決済システムを導入し無人店舗化することで、終日店番を配置する必要がなくなり、会計以外の業務も他の業務と兼務するマルチタスク化により、効率的なホテル運営を実現します。

■訪日外国人の消費拡大を目指して、ナイトタイムエコノミーを推進

※イメージ

　観光業界では、訪日外国人旅行者の消費拡大と地域経済の活性化を目指し、「ナイトタイムエコノミー（18時か

ら翌朝6時にかけての経済活動）」の推進が課題となっています。こうした背景を踏まえ、今回のリニューアルでは、インバウンド宿泊客向けのナイトタイムエコノミー施策として、無人決済システムを活用した店舗の24時間営業化と合わせて、ホテル料理人が手掛ける本格料理がいつでも楽しめるよう、オリジナル冷凍商品の販売も開始します。今後もお客様の多様なニーズに合わせて商品ラインナップを充実し、“より自由で快適なリゾートホテルステイ”を提供し、ナイトタイムの消費拡大を目指してまいります。

■TTG-SENSEの特徴

～多種多様な商品、販売方法に対応可能、踏み込んで商品を手に取れる自動販売機～

①AIカメラとセンサーを活用した万引き防止、安心安全でクイックなお買い物で省人化を実現

②クラウド型店舗管理システム、コールセンター機能で遠隔監視と遠隔接客による後方支援

③システムのアドオン設置とパッケージングによる簡易な出店形態

④どなたでもご利用いただけるフリー入店設計と充実したリアル決済による売上の最大化

⑤詳細なお客さま導線、手に取られたが買われなかったお客さまが分かるAI分析基盤

　冷蔵什器、冷凍什器への対応はもちろんのこと、またこの度新たに、お土産店などでよく見かける四方から商品が取れる平台陳列における自動認識システムの対応を実現。

様々なレイアウト、店舗運営や販促に合わせたご提案を継続してまいります。