愛犬を擬人化してる飼い主さんが半数以上!エサ?ごはん?飼い主が使う言葉を徹底調査【犬の飼い主248人アンケート】
わんちゃんに対する意識が「ペット」から「家族の一員」として認識されつつある近年。愛犬はどんな存在なのか、普段からどんな言葉で表現しているのかなど、犬の飼い主248人にアンケート調査を実施しました。
株式会社PLAN-B(本社:東京都港区、代表取締役:⿃居本 真徳)が運営をするINUNAVI(いぬなび)(https://inunavi.plan-b.co.jp/)は全国の⽝の飼い主248⼈を対象に「飼い主が使う言葉」に関するアンケート調査を実施しました。
- 調査概要
・調査方法:インターネット調査
・調査対象:10代~60代の全国の現・元犬の飼い主さん248名(男性70名 / 女性178名)
・アンケート実施期間:2021年5月10日~5月14日
- アンケート内容
Q1:わんちゃんを飼っている状況を教えてください
Q2:わんちゃんはどのような存在ですか・でしたか?
Q3:わんちゃんと生活していることを他人に伝えるとき、普段からどのような言葉を使っていますか・いましたか?
Q4:愛犬のことを普段どう表現していますか・いましたか?
Q5:わんちゃんのごはんを普段どう表現していますか?
Q6:わんちゃんを擬人化していると自分で思いますか?
Q7:あなたならではの擬人化してるなと思う表現を教えてください
Q8:愛犬を芸能人に例えるなら誰に似ていると思いますか?犬種も一緒に教えてください
- わんちゃんは飼い主さんにとってどんな存在?
■愛犬の存在について
・子供のような存在…30.2%(75人)
・相棒やパートナーのような存在…27.4%(68人)
・家族同様の存在…16.5%(41人)
・誰よりも大切な存在…12.9%(32人)
・あくまでもペット…7.7%(19人)
・自分の分身のような存在…3.6%(9人)
・恋人のような存在…1.6%(4人)
愛犬の存在について最も多い回答は「子供のような存在」30.2%でした。
「あくまでもペット」と回答した飼い主さんは7.7%と少なく、92.3%の飼い主さんは家族や友達、恋人といった「ペット」以上の感情を持っていることがうかがえます。
どうしてそう思ったのでしょうか。飼い主さんたちの理由をご紹介します。
- 愛犬の存在について飼い主さんの理由をご紹介!
・「愛犬に出会い、一緒に暮らすことが決まった時に母が初孫ができたと大喜びしており、それから私も自分の子供のように接するようになり大切な子供のような存在になりました」(女性 / 20代)
・「手がかかるが可愛らしくずっと見ていたくなるから」(男性 / 40代)
・「我が家には、長男、長女、次女がいますが、次男のような存在です。素直で可愛いからです」(女性 / 40代)
【相棒やパートナーのような存在】
・「私もめいっぱい愛情を注いで世話をするけど、犬の方もその愛情に精一杯応えてくれて癒してくれるし、私の毎日を幸せにしてくれるから。互いに必要不可欠な同志のような存在だと思うから」(女性 / 30代)
・「友達のように悩み相談をしていました。時に迷惑そうに黙って聞いているようなのがカワイイです」(女性 / 40代)
・「のび太でいうところのドラえもんみたいな存在です。できることならずっと一緒に過ごしたいです」(男性 / 40代)
【家族同様の存在】
・「辛い時はなぐさめにきてくれたり、おもちゃで一緒に遊んだり元気をもらったり、たくさんお出かけして遊ぶので家族みたいな存在です」(女性 / 40代)
・「人間のように家族と同じです。本当に可愛くて必要不可欠な存在です」(女性 / 20代)
・「家族の一員と考えて飼っている。犬も他の家族(人間)と同様に考えて生活している」(女性 / 40代)
【誰よりも大切な存在】
・「無償の愛をくれるだけでなく、人間のように裏切らない純粋な心を持っているから。守るべき存在」(女性 / 40代)
・「今いなくなってしまったら何も手につかなくなってしまいそうなくらい、大切な存在だから」(女性 / 10代)
・「私が飼っていたわんわんは、私より精神年齢が上で、彼女から生きる姿勢、優しさを学んだからです」(女性 / 40代)
【自分の分身のような存在】
・「学生時代に実家で飼っていた犬ですが、朝は見送ってくれる、帰ると1番に玄関先まで迎えに来てくれる、リビングにいる時もいつでもそばにいる、寝ようと布団に入るとついてきて一緒に寝ようとするなど、常に同じ行動をしていた様に思います。実家を出てからもたまに帰るといつもと変わらない行動で癒してもらっていました。残念ながら2年前に亡くなってしまい、とても寂しいですがタイミングが良いのか悪いのか最後のお見送りまでできたのはよかったと今でも思っています」(男性 / 30代)
・「子供っぽくて兄弟みたいでした」(男性 / 30代)
・「犬は自分にとって宝物のような存在でした」(女性 / 50代)
【恋人のような存在】
・「常に一緒にいる必要はないが、ふとした時に何しているか気になったり、元気がなければお互いに心配したりするところが恋人に近いと思うから」(女性 / 20代)
・「夫に愛想をつかしていたので、可愛くて従順な愛犬は恋人のような存在でした」(女性 / 40代)
・「子供や家族というより自分を理解してくれる彼氏のような存在」(女性 / 30代)
【あくまでもペット】
・「愛着はありますが、子供が2人居ますので、あくまでもペットです」(女性 / 30代)
・「あくまでもペットですが、こちらの精神状態により、親にでも子供にでも友達にでも、何にでも変身してくれるペットです」(女性 / 50代)
・「初めて犬を飼いましたが、あくまでも犬は犬と思って飼っていました。ただし今まで飼育した魚や鳥と比べて、飼い主に対してしてくる犬は格段に可愛かったです」(女性 / 50代)
こちらでは、飼い主さん思い思いにわんちゃんの存在について答えてくれました。どれもこれもほっこりするようなコメントが多く、わんちゃんが愛されていることが伝わってきますね。
本記事ではほかにも、たくさんのコメントを紹介しています。心があたたかくなるコメントばかりなので、気になる方はぜひチェックしてください。
▼本記事
エサ?ご飯?飼い主が使う言葉を徹底調査!擬人化してる飼い主さんが半数以上!【犬の飼い主248人アンケート】
https://inunavi.plan-b.co.jp/dog_word_deta/
- 「暮らす」?「飼う」?普段飼い主さんが使う表現は?
■他人に愛犬と生活していることを伝える表現について
・飼っている・いた…56.5%(140人)
・暮らしている・いた…26.6%(66人)
・相手によって暮らすと飼うを使い分けている・いた…16.9%(42人)
生活していることを伝える表現の最も多い回答は「飼っている・いた」56.5%でした。
「暮らしている・いた」と回答した飼い主さんは26.6%おり、普段からわんちゃんを人間のように表現していることがうかがえます。
また、「相手によって暮らすと飼うを使い分けている・いた」という飼い主さんが16.9%いるのは興味深く、実際わんちゃんを「暮らす」と表現されることに違和感を覚える人もいるための考慮なのかもしれません。
飼い主さんそれぞれの、理由やこだわりをご紹介します。
- 「飼う」「暮らす」の表現の理由やこだわりをご紹介!
・「犬を飼うという表現が一般的だったから。でも自分の頭の中では一緒に暮らしていた、といつも思っている」(女性 / 40代)
・「家族のように思ってはいるが一般的な言い回しの方が良いのではないかと思っています」(男性 / 40代)
【暮らしている・いた】
・「飼うということ自体は悪くないとは思いますが、個人的な考えで飼うということにより上下関係が出てしまうと考えます。そして家族と同様と考えているため暮らしているを選択しました」(男性 / 20代)
・「見た目は違っても人と同じ尊い命で生きてる。同じようにお世話が必要でも人の赤ちゃんや子どもは飼ってるとは言わないから」(女性 / 20代)
【相手によって使い分けている・いた】
・「伝える相手が不快に思わないように、相手の性格・立場を考えて使い分けている。理屈屋の人や公の場では「飼う」を使い、感情を重視している人やプライベートでは「暮らす」を使う」(男性 / 20代)
・「親しい相手や気安い間柄だと暮らしてた、住んでた、というかんじだが、日本はまだまだペット先進国ではないので人間のように言いずらい場面も多々ある」(女性 / 20代)
コメントにもあるように、飼い主さんの中では「暮らしている」と思っていても、世間一般では「飼う」という表現のほうが当たり障りがないため、「飼っている・いた」「相手によって使い分けている・いた」の回答が多かったようです。
- 「ごはん」?「エサ」?普段飼い主さんが使う表現は?
■愛犬のごはんの表現について
・ごはん…74.6%(185人)
・ドッグフード(フード)…12.1%(30人)
・エサ…9.3%(23人)
・カリカリ…2.8%(7人)
・その他…1.2%(3人)
【その他の表現】
まんま…0.8%(2人) / バリバリ…0.4%(1人)
愛犬のごはんの表現で最も多い回答は「ごはん」74.6%でした。
一昔前であれば「犬のエサ」という表現が一般的でしたが、現在の飼い主さんの間では「ごはん」と表現されることのほうが多いようです。
どうしてそう表現しているのか、飼い主さんのコメントを紹介します。
- ごはんの表現の理由やこだわりをご紹介!
・エサだと動物感が強くなるため。家族だから、私たちと同じようにご飯のことは「ごはん」と呼びたい」(女性 / 20代)
・「昔と比べたらとても良いものを食べているなと実感します。エサというより、その内容は「ゴハン」だから」(女性 / 40代)
【ドッグフード・フード】
・「ドッグフードという名で売り出されているので、私の中でもその名が定着しました」(女性 / 30代)
・「ペットですが、家族と同じなのでエサよりフードの方がしっくりきていたため」(女性 / 50代)
【エサ】
・「エサ以外に適当な言葉を思いつかないから」(女性 / 40代)
・「食べてるものが犬の物しかあげないから」(女性 / 20代)
【その他】
・「「バリバリ」と呼んでいた。理由は、家族が「バリバリ」と呼んでいたので、自分も気づいたら「バリバリ」と呼ぶようになっていたから」(男性 / 20代)
・「まんま。私が子どもだったから家族がそう言っていたのかも?」(女性 / 40代)
コメントでは「家族の一員だからごはんと言っている」や「エサだと下に見ているようだから」といったものが多くみられました。
また、「今はCMでもごはんと表現しているくらい自然な表現だと思っていた」というように、意識せずに「ごはん」と表現している飼い主さんもいるようです。
- 「ペット」?「愛犬」?普段飼い主さんが使うわんちゃん自身の表現は?
■愛犬自身の表現について
・うちの子…35.5%(88人)
・わんこ…21.4%(53人)
・犬(いぬ、イヌ)…21.0%(52人)
・愛犬の名前…6.5%(16人)
・愛犬…5.6%(14人)
・イッヌ…2.0%(5人)
・ペット…2.0%(5人)
・わんちゃん…2.0%(5人)
・その他…4.0%(10人)
【その他の表現】※多い順に記載
うちの娘・息子(2人) / あいつ(2人) / うちの(2人) / わんわん(1人) / じぃ(1人) / 親分(1人) / 神様(1人)
愛犬自身の表現で最も多い回答は「うちの子」35.5%でした。
これまでのアンケート結果の「家族の一員」というキーワードが多いことを考えると、わんちゃんが子供同様に表現されていることがあっても不思議ではありませんね。
また、「わんこ」と回答した飼い主さんも21.4%おり、「わんこ」ならわんちゃんを飼っていない人にも伝えやすい表現なのかもしれません。
- 愛犬の表現の理由やこだわりをご紹介!
・「俺の愛犬と言うことにより、普通の犬よりも愛していることが相手に伝わる」(男性 / 20代)
・「今はもう亡くなってしまったので愛犬ということが多い。今犬と暮らしていたらうちの子とよびそうだが、当時はまだうちの子というには自分が子どもすぎた。他人行儀な相手にはうちの犬ということも」(女性 / 20代)
・「うちの○○というふうに名前を言います」(男性 / 40代)
・「名前で呼んでいました。その犬の名前は「くぅ」だったので、「くぅちゃんが」と呼んでいました。「くぅちゃんって?」となったら、「一緒に暮らしている犬」という表現をしていました」(女性 / 20代)
飼い主さんたちにとって、わんちゃんの存在は「犬」や「ペット」以上であることが感じられますね。
- 飼い主さんはわんちゃんを擬人化してる?
■擬人化していると自分で思うかについて
・思う…52.0%(129人)
・思わない…48.0%(119人)
わんちゃんを擬人化していると「思う」と回答した飼い主さんは52.0%でした。
以前は、わんちゃんを人のようにあつかい擬人化することは誤った考えであるとされていましたが、現在は「擬人化」の定義も変わりつつあります。
さらに、わんちゃんの感情や能力がより人間に近いものであることがさまざまな研究からもわかっているように、わんちゃんの気持ちに寄り添ったしつけが役立つとも。
現在では、一概に擬人化が誤っていると言えなくなってきているのです。
- 擬人化について「愛犬の存在」から分析!
■擬人化していると思う…129人
・子供のような存在…45人
・相棒やパートナー的な存在…31人
・家族同様の存在…24人
・誰よりも大切な存在…19人
・自分の分身のような存在…5人
・あくまでもペット…3人
・恋人のような存在…2人
■擬人化していると思わない…119人
・相棒やパートナー的な存在…37人
・子供のような存在…30人
・家族同様の存在…17人
・あくまでもペット…16人
・誰よりも大切な存在…13人
・自分の分身のような存在…4人
・恋人のような存在…2人
「愛犬の存在」の回答と比較してみると、擬人化していると「思う」と回答した飼い主さんは「子供のような存在」が多く、擬人化していると「思わない」と回答した飼い主さんでは「相棒やパートナー的な存在」が多いです。
そもそも、「愛犬の存在」をペット以外に例えている多くの飼い主さんは、自覚をしていなくてもわんちゃんを擬人化しているようにも見受けられました。
- 飼い主さん独自の擬人化している表現や行動は?
また、擬人化していると自覚している飼い主さんはどうしてそう思ったのか、飼い主さんたちのコメントをご紹介します。
【「擬人化していると思う飼い主さん」の擬人化していると思う表現を教えて!】
・「ワンコの性別を「メス」→「女の子」と言う/気付かないくらいに全てにおいて擬人化していると思われます(笑)」(女性 / 40代)
・「外出時、「留守番頼むで」と人に頼むのと同じように、声を掛けて外出していました」(女性 / 50代)
・「椅子が犬の分もあり、座らせて家族団欒している」(男性 / 20代)
・「寝る時は「ねんねん」と言ってタオルケットを掛けて、背中をトントンしてます」(女性 / 40代)
・「散歩しているときにどっちの道に行きたいか話しかけたり、通るのに邪魔な位置にいるときには言葉で説得しようと試みたりしているとき」(女性 / 20代)
など、擬人化していると「思う」と回答した飼い主さんは、人間や子供を相手にしているような表現や行動を自覚しているようです。
「赤ちゃん言葉で話してしまう」というコメントも多く見られ、「子供のような存在」と回答した飼い主さんが多いのも頷けますね。
【「擬人化していると思わない飼い主さん」の擬人化していると思う表現を教えて!】
・「擬人化してるつもりは全くなかったのですが、「小屋」と言うのが嫌いで「おうち」と言っていたことを思い出しました」(女性 / 50代)
・「おしめをパンツはこうねと言って穿かせている」(男性 / 20代)・「おうちと確かに言っています(笑)」(男性 / 30代)
・「赤ん坊に話すように語りかける」(男性 / 50代)
・「パンチをする…足なのか手なのか?」(女性 / 40代)
など、擬人化していると「思わない」と回答した飼い主さんの多くも、実際には擬人化してしまっているようです。
「自分で擬人化しているつもりはないが、ほかの人から見たら擬人化なのかも」といったコメントも見られ、擬人化の定義は曖昧ですが、多くの飼い主さんは擬人化していることがわかりました。
- わんちゃんを芸能人に例えたら?ランキングも発表!
さまざまな種類のわんちゃんが存在し、同じ種類であっても顔つきが異なりますが、飼い主さんは愛犬を誰に例えたのでしょうか。
【愛犬に例えられた芸能人ランキングTOP5!】
1位:橋本環奈さん…8票(トイプードル・ボーダーコリー・ビションフリーゼ・MIX犬)
2位:芦田愛菜さん…5票(ゴールデンレトリバー・キャバリア・Mダックスフンド・チワワ)
2位:出川哲郎さん…5票(フレンチブルドッグ・土佐犬など)
4位:広瀬すずさん…4票(トイプードル・マルチーズ・シーズー)
5位:千葉雄大さん…3票(チワワ・柴犬・MIX犬)
5位:佐藤健さん…3票(コーギー・柴犬など)
愛犬に例えられた芸能人の1位は「橋本環奈さん」8票でした。特に、トイプードルの飼い主さんからの票を多く集めていました。
ほかにも、ランキングには選ばれませんでしたが、
「ビビアン・スーさんのように年齢を感じさせないキュートな美しさと上品さがあります」(女性 / 30代)
「サンシャイン池崎。うるさくて元気だから。キャバリアとトイプードルのミックスです。」(女性 / 40代)
など、見た目だけでなく雰囲気や行動などからも愛犬と芸能人が似ていると思うようです。
また、回答の中には「愛犬は誰にも似ていない特別な存在」といった素敵なコメントも多くありましたよ!
- この記事について
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エサ?ご飯?飼い主が使う言葉を徹底調査!擬人化してる飼い主さんが半数以上!【犬の飼い主248人アンケート】
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▼掲載サイト
INUNAVI(いぬなび)(https://inunavi.plan-b.co.jp/)
▼運営会社
株式会社PLAN-B(https://www.plan-b.co.jp/)
代表取締役:⿃居本 真徳
従業員数 :149名
事業内容:デジタルマーケティング事業、メディア事業
※転載時・引用時のお願い
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・サイト名:INUNAVI(いぬなび)
・URL:https://inunavi.plan-b.co.jp/
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