Cohesity、サイバーレジリエンスを構成するすべての要素を強化すべく、セキュリティの最新イノベーションおよびパートナーシップを発表

サイバー脅威への対応と復旧能力を強化するとともに、AIを活用したナレッジ検索でデータの価値を最大化

Cohesity Japan株式会社

Cohesity (日本法人: Cohesity Japan株式会社、東京都港区、以下「Cohesity」) は、本日、同社の『Catalyst1 – Virtual Data Security Summit』において、サイバーレジリエンスにおける数々のイノベーションを発表しました。これにより、Cohesityが先駆的に提唱する「5ステップ・サイバーレジリエンス・フレームワーク」が企業および政府機関へと展開されます。これらのイノベーションには、主要3社のハイパースケール クラウドにわたるコンピューティング、コンテナ、ストレージ、データベース ワークロードに対する比類なき保護機能と、画期的な新しいIDレジリエンスソリューションが含まれます。

さらにCohesityは、データ主権の要件を有するお客様にオンプレミスの隔離されたデータボールト(保管庫)を導入し、主要なAIネイティブデータセキュリティプラットフォームCyeraとの連携を拡大しました。加えて、保護しているさデータから最大限の価値を引き出すため、エンタープライズナレッジ検索アシスタント「Cohesity Gaia」に新たなAI搭載機能を発表しました。

ランサムウェアをはじめとするさまざまな脅威への意識が高まっているにも関わらず、サイバー攻撃は依然として企業の業務や財務や評判に大きなダメージを与える要因になっています。たとえ確固とした災害復旧(DR: ディザスタリカバリ)プロセスを確立している企業でも、必ずしもそれらのプロセスをサイバー攻撃からの復旧にも適用できるわけではありません。このような課題に応えるため、Cohesityはサイバーレジリエンスを強化する5つのステップ(動画 1:58、英語)を定義しました。5つのステップとは、「すべてのデータを保護する」「常にデータを復旧できる環境を整える」「脅威を検知・精査する」「アプリケーションレジリエンスを実践する」「至適なデータリスク態勢を確立する」です。

Cohesityのバイスプレジデント兼CPO(最高製品責任者)であるヴァス・マーシー(Vasu Murthy)は、次のように述べています。

「今やサイバー攻撃は避けようのない現実であり、企業・組織が備えを怠るわけにはいきません。ただし、予防するだけでは十分ではありません。このため、当社はお客様がサイバー攻撃への耐性を高め、より迅速に回復し、事業継続性を維持して評判を守ることができるように、より包括的なレジリエンスへのアプローチを支援することに重点を置いています。今回の最新機能もこれをベースに構築されており、お客様はデータが守られていること、復旧プロセスが実証されていること、リスク管理態勢が継続的に最適化されているということに自信を持つことができます」

Cohesity Japan の代表執行役員社長である金光 諭佳は、次のように述べています。

「日本企業においても、サイバー脅威の高度化に伴い、復旧対応の重要性が問われています。今後もCohesityは、AIを活用した包括的なデータ保護と管理ソリューションを通じて、日本のお客様のビジネスの持続的な成長と安心を支えてまいります」

すべてのデータを保護する

企業はデジタル変革を加速させながら、クラウドの利用規模を拡大し続けています。Cohesityが提供する業界最大級のコネクタライブラリによって、お客様は幅広い範囲のクラウドワークロードを保護することができます。またお客様のニーズに応えるため、Cohesityは2025年末までにさらに40のコネクタを追加で提供する予定です。これにはAmazon Web Services、Microsoft Azure、Google Cloud における最も人気のあるコンピューティング、コンテナ、ストレージ、データベースサービスが含まれています。

本日Cohesityは、Semperis社と「Cohesity Identity Resilience」も発表しました。Cohesity Identity Resilienceは、最もサイバー攻撃の標的にされているとともに復旧が最優先されるシステムの1つであるMicrosoft Active Directoryのレジリエンスを強化します。Cohesity Data Cloudのイミュータブル(変更不可能)な基盤とSemperis社の自動フォレスト回復ツールおよび高度なID保護ツールが組み合わさることで、お客様はActive Directoryの防御基盤を一層強化しながらこの重要なサービスの迅速な復旧を実現できます。

さらに、OSTプロトコルによってもう1つの画期的なイノベーション、NetBackup DirectIOも間もなくリリースされ、Cohesityのお客様にメリットを提供します。NetBackup DirectIOによって、Cohesity Data CloudプラットフォームをすべてのNetBackupデータソースのハイパフォーマンスなイミュータブルストレージ層として活用できるようになり、これまで以上に高速な復旧を実現するとともに、最大53%の直接コストの削減とストレージの効率向上を実現できるようになります。

常にデータを復旧できる環境を整える

Cohesityはクラウドベースのサイバーボールト「Cohesity FortKnox」を初めて提供したベンダーですが、今回オンプレミス環境向けのバージョンをリリースします。このFortKnoxの新しいセルフマネージドオプションは、データ主権の要件があるお客様が隔離された非常に安全なエアギャップボールトを自社のデータセンター内に置くことを可能にする完全なソリューションを提供します。FortKnoxのセルフマネージドオプションは、高度な難読化技術によって、たとえメインのクラスタ管理者の認証情報が侵害されてもサイバーボールトの場所が推測されないことを保証します。

脅威を検知・精査する

Cohesity NetBackupは、約2年前、バックアップデータを対象とした超高速ハッシュベースの脅威スキャンのパイオニアとなりました。Cohesityは現在、同じ技術を用いてCohesity DataProtectの検知機能を強化し、お客様のデータ全体にわたる侵害の兆候(IoC)に対するスキャンニングの結果をほぼ瞬時に提供します。実環境で確認された最新の脅威をお客様が検知できるよう支援するため、CohesityはCohesity Enterpriseエディションの一環として、追加費用なしでGoogle Threat IntelligenceをCohesity Data Cloudの脅威スキャン機能に組み込む予定です。

アプリケーションレジリエンスを実践する

自信を持って復旧を実行するためには予行演習しておく必要があります。このため、Cohesityは対応と復旧のプロセスを自動化および微調整するためのツールを提供します。これには、現在一般提供しているCohesity RecoveryAgentのようなソリューションも含まれています。サイバーリカバリオーケストレーションツールであるRecoveryAgentはテスト、リハーサル、リカバリの実行プロセスを自動化するとともに、内蔵のマルウェアスキャンおよびAgentic AI機能によって、お客様は復旧ワークフローの組織化を簡単に行い、高い精度で復旧のタイムラインを予測できます。

Cohesityは、新たなサイバーレジリエンスコンサルティングサービスにより、CERT(サイバーイベント対応チーム)の提供を拡大します。ランサムウェア耐性評価や机上演習など、専門家主導の新たな予防的取り組みを通じて、お客様がサイバーレジリエンスの強化、ダウンタイムの最小化、デジタルトランスフォーメーションの加速に役立つ戦略と能力を構築する支援を行います。

至適なデータリスク態勢を確立する

企業がサイバーレジリエンスの強化に取り組む中、多くの企業がリスクの発見と低減を図るため、データセキュリティ態勢管理(DSPM)などの予防的対策に目を向けています。CohesityとCyera社の統合により、追加のデータ分類機能とガバナンス機能を Cohesity Data Cloudプラットフォームに直接組み込んでいます。この統合の結果、お客様はバックアップ内の機密データや規制対象データを特定し、コンプライアンス要件をほぼリアルタイムに適用することで、機密データが認められていない場所に復元されるといったリスクを回避しながら、冗長なデータや陳腐化したデータを排除できます。

Cyera社のストラテジックアライアンス担当バイスプレジデント、Amit Raikar氏は次のように述べています。

「クラウドとAIの導入拡大がデータスプロール(データが不規則に広がる現象)を加速させています。これによりセキュリティとコンプライアンスリスクが増大し、サイバーレジリエンス実現に不可欠な全機密データを企業全体で可視化することが求められています。Cohesityとの統合により、組織のデータ管理と保護プロセスが簡素化され、機密情報および規制対象情報がコンプライアンスを遵守した安全な状態で復元可能となることを保証し、企業がサイバーレジリエンスのギャップを最適に解消する支援を行います」

11:11 Systems社のチーフレベニューオフィサーのDante Orsini氏は次のように述べています。

「多くの企業が真のサイバーレジリエンスを構築することに苦戦しています。Cohesityと11:11は、企業顧客向けに統合されたAI強化型データ管理とサイバーレジリエンスソリューションを提供することに重点を置いた、強固で長年にわたるパートナーシップを築いてきました。両社の共通のお客様は、保護から最適化に至るまでのあらゆる段階におけるギャップを埋める、包括的な技術ソリューションとサービスを求めています」

サイバーレジリエンスの先へ

これらの5ステップを通じてサイバーレジリエンスを強化することで、お客様はCohesity GaiaのAIを活用したナレッジ検索機能によって、保護しているデータから最大限のビジネス価値を引き出すための環境も確立できます。Cohesity Gaiaはクラウド環境とオンプレミス環境の両方に展開可能で、新しい検索インターフェイスや機密データのリダクション、多言語サポート、またSlackやGoogle Agentspaceとの統合といった数々の新機能と強化機能を提供します。これらの機能によって、保護しているデータから引き出したインサイトへ世界中どこからでも安全にアクセスできるようになるとともに、効率性、イノベーション、成長を促進することが可能になります。

9月17日と18日に開催される『Catalyst1 – Virtual Data Security Summit』で、Cohesityの新たなイノベーションの詳細についてご確認いただけます。本イベントでは、Capstone Research Corp.、US Foods、The Weather Channel、Schwarz IT KG、Bethany Children's Health Center、Blaine County School District、NVIDIA、Google CloudのMandiant、Palo Alto Networks Unit 42など、データセキュリティ分野のリーダー企業が登壇し、実証済みのデータ保護とセキュリティ確保に向けた戦略を共有します。セッションの録画やオンデマンドコンテンツは、イベント終了後 https://www.cohesity.com/catalyst1/ でご覧いただけます。

当報道資料は、Cohesity Inc. が 2025 年 9 月 17日(現地時間)に発表したプレスリリースに基づいて作成 した参考訳であり、記載および解釈はすべて原文が優先します。原文はこちらをご参照ください。

Cohesity について

Cohesityは、世界中のデータを保護し、セキュリティを確保し、インサイトを提供します。AIを活用したデータセキュリティのリーダーとして、Cohesityは企業のレジリエンスの強化、リカバリの迅速化、ITコストの削減を支援します。ゼロトラストセキュリティと高度なAI/MLを備えたCohesity Data Cloudは、グローバル500社の70%を含む140か国以上のお客様から信頼されています。Cohesityは、NVIDIA、Amazon、Google、IBM、Cisco、HPEなどのパートナーからも支援を受けています。

Cohesityは、複数の国で「Great Place to Work(働きがいのある会社)」として認定されています。詳細については、Cohesity LinkedIn、www.cohesity.comをご覧ください。

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会社概要

Cohesity Japan株式会社

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URL
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業種
情報通信
本社所在地
東京都千代田区大手町1-6-1 大手町ビル
電話番号
03-4578-3371
代表者名
金光 諭佳
上場
未上場
資本金
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設立
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