【武蔵野美術大学 美術館・図書館】展覧会「MAU M&L コレクション:絵画のアベセデール」開催について
会期:2023年6月1日(木)-7月2日(日)
武蔵野美術大学 美術館・図書館では展覧会「MAU M&Lコレクション:絵画のアベセデール」を開催します。「アベセデール」は仏語でABCD、入門書という意味を併せ持ちます。AはAtelier(アトリエ)、BはBalance(均衡)、CはCouleur(色彩)など、AからZに至る多様な項目のもと、当館の油絵を中心とした作品約50点をご紹介します。絵画を語り、思考するためのいくつもの糸口と提示することで、コレクションの新たな魅力と、絵画の持つ豊かな世界を実感する機会となることに期待します。
MAU M&Lコレクション:絵画のアベセデール
https://mauml.musabi.ac.jp/museum/events/20683/
会期:2023年6月1日(木)-7月2日(日)
会場:美術館展示室3
時間:11:00 - 19:00(土・日曜日は10:00 - 17:00)
休館日:水曜日
入館料:無料
主催:武蔵野美術大学 美術館・図書館
監修:赤塚祐二(武蔵野美術大学 造形学部油絵学科油絵専攻教授)
- 概要
タイトルにある「アベセデール」は仏語でABCD、入門書という意味を併せ持ちます。本展は、入門書として絵画の本質を広範に拾い上げることはかないませんが、AはAtelier(アトリエ)、BはBalance(均衡)、CはCouleur(色彩)など、絵画を語り、思考するためのいくつものキーワードによって、当館のコレクションを紹介するものです。本学の教育における関係性、時代や技法といった大きな括りからは少しだけ離れて、ときに描かれた当初のコンテクストをいったん保留にしながらも、多様な視点のもとに作品を並置することは、あらためて個々の作品の姿を見つめ直すひとつのきっかけとなるでしょう。
あらかじめ定められたAからZの音素の連なりにその流れを委ねながら、作品と向き合うための視点、いわば思考の起点となるヴァリエーションを提示すること、それこそが本展の意図するところといえます。絵画を語るためのいくつもの糸口を探る試みが、コレクションの新たな魅力と、絵画の持つ豊かな世界を実感する機会となることに期待します。
- 展示構成
- 主な出品作品
加えて本展では、本学の前身である武蔵野美術学校の頃より長らく教員を務め、絵画教育に大きな功績を残した、三雲祥之助の作品を多く紹介します。没後、学内では彼の名を冠した奨学金制度が制定され、またその作品の大半は当館へと寄贈されました。本企画を通して、新鮮な眼差しで彼の作品を見つめ、その魅力を再発見する場となれば幸いです。
- 出品作家(一部のみ記載・生年順)
- 関連イベント(予定)
日時:未定(会期中の木曜日を予定)
本展監修者である赤塚祐二とゲスト(本学油絵学科教授)によるトークイベント。
※詳細は決まり次第、当館webサイトにてお知らせいたします。
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