ゼロボード、ポラリス・キャピタル・グループと投資先企業のサステナビリティ経営を支援開始

〜日系PEファンド初となる、GHG排出量算定支援で投資先企業のバリューアップに貢献する取り組み〜

株式会社ゼロボード

GHG(温室効果ガス)排出量算定・開示/報告・削減までを支援する一気通貫ソリューション「zeroboard(ゼロボード)」を提供する株式会社ゼロボード(東京都港区、代表取締役:渡慶次 道隆、以下「当社」)は、国内大手PEファンドのポラリス・キャピタル・グループ株式会社(東京都千代田区、代表取締役社長:木村 雄治、以下「ポラリス」)とともに、同社の投資先企業のサステナビリティ経営の支援を開始いたします。


■取り組みの背景
脱炭素へ向けた動きが加速する中、本年4月より、東証プライム市場に上場している企業は気候関連財務情報(リスク・機会分析やGHG排出量等)の開示が必要になりました。それによって、非上場企業にも、取引先や金融機関から環境関連の指標の開示が要請されることが多くなっています。いまや、全ての企業にとって、それらの報告のためだけではなく、ブランド力の向上、キャピタルコストの削減、リスク管理の観点から、企業価値向上のためにサステナビリティ経営に取り組むことが必須の時代になりつつあると言えます。

■取り組みの内容
ポラリスは環境、社会、ガバナンス(ESG)に関する事項を投資プロセス、モニタリングプロセスの中に組み込み、投資先企業と共にチェック、ならびに改善に向けた取り組みを行ってまいりました。本連携では、環境関連における投資先のバリューアップにつなげる取り組みを行います。
具体的には、ポラリスおよび投資先が「zeroboard」でGHG排出量算定とデータ連携を行います。ポラリスが常に投資先の排出量を把握し管理ができることで、タイムリーなサステナビリティ経営支援に活かしてまいります。
投資先が排出量を算定することは、ポラリスにとってはScope3/カテゴリー15(投資先の排出量)の算定に該当します。その値を徐々に推計値(二次データ)から投資先の実績値(一次データ)へ置き換え、より精度の高い算定を目指します。一次データの比率を高め、具体的な削減支援をすることで、脱炭素化の推進に寄与します。

この取り組みは、出資者であるポラリスにとっては、与信ポートフォリオの全体像の把握と今後の方針が計画できるメリットがあるだけでなく、投資先にとっても、効率的な算定と管理が出来て、出資者であるポラリスとの対話を活性化するメリットがあります。

なお、自社のGHG排出量の算定、ならびに投資先のGHG排出量の算定によって企業のバリューアップを図る取り組みは、日系PEファンド初の試みとなります。ポラリスは責任投資原則(PRI:Principles for Responsible Investment:https://www.unpri.org/)に署名しており、投資先のESGに配慮した事業運営を促進し、投資家および社会への貢献を果たすことを表明しています。
両社では、企業規模に関わらずさまざまな企業が算定に取り組むインセンティブを提供し、サステナビリティ経営の遅れをとらないようサポートすることで、企業のバリューアップに貢献してまいります。

zeroboardについて
「zeroboard」は、脱炭素経営パートナーとしてGHG(温室効果ガス)排出量算定・開示/報告・削減までを支援する一気通貫ソリューションです。企業活動やサプライチェーン由来のGHG排出量をクラウド上で算定と可視化を行い、課題に合わせたGHG削減ソリューションを提供することで、企業の脱炭素経営を支援しています。

  • 国内外のサプライチェーン排出量(Scope1-3(※1))、製品別・サービス別排出量(カーボンフットプリント)の算定・可視化
  • サプライヤの実績値の収集・管理機能
  • 多言語対応(日本語・英語・タイ語)
  • 第三者機関が妥当性を保証済みの信頼性を担保されたシステム(ISO14064-3(※2)に準拠した検証)
  • 各種報告書(省エネ法、温対法、CDP、TCFDなど)の定量的な開示項目に準拠した算定が可能
  • ファイナンス、再エネ、省エネ・低炭素ソリューション、原材料調達、人材の提供など、ユーザー企業の脱炭素課題に沿った多彩な削減支援を提供
(※1)国際的な温室効果ガス排出量の算定・報告の基準である「GHG(温室効果ガス)プロトコル」の中で設けられている排出量の区分(Scope1:自社の事業活動における直接的なGHG排出、Scope2:他社から供給された電気、熱・蒸気の使用により発生する間接的なGHG排出、Scope3:上記以外の事業活動に関わるサプライチェーンのGHG排出)
(※2)国際標準化機構(ISO)が定めたGHGに関する主張の妥当性確認及び検証のための仕様・手引き

■会社概要
・ポラリス・キャピタル・グループ株式会社(https://www.polaris-cg.com/
所在地:東京都千代田区丸の内一丁目9番1号 グラントウキョウノースタワー38階
代表者:代表取締役社長 木村 雄治
設立:2004年9月13日
運用ファンド:ポラリス第一号投資事業有限責任組合(出資総額296億円)
ポラリス第二号投資事業有限責任組合(出資総額319億円)
ポラリス第三号投資事業有限責任組合等(出資総額520億円)
ポラリス第四号投資事業有限責任組合等(出資総額750億円)
ポラリス第五号投資事業有限責任組合等(出資総額1,500億円)

・株式会社ゼロボード(https://zeroboard.jp
所在地:東京都港区港南二丁目15番1号 品川インターシティA棟22階 SPROUND
代表者:代表取締役 渡慶次 道隆
設立:2021年8月24日
事業内容:温室効果ガス排出量算定・可視化クラウドサービス「zeroboard」の開発・提供/電力・環境価値に関するコンサルティング/ブランディング・キャンペーン支援

【企業向けウェビナーについて】
当社では、脱炭素経営のための企業向けウェビナーを毎月開催しています。国内外の脱炭素の最新動向や、「zeroboard」の活用方法などを解説しておりますので、ぜひお申し込みください。
2022/12/15(木)開催:CFP最前線!製品・サービス別CO2排出量 可視化ルールの最新動向ウェビナー(https://zeroboard.jp/5513
2022/12/21(水)開催:初級者向け「脱炭素経営の始め方」ウェビナー(https://zeroboard.jp/5536

【採用について】
当社では、脱炭素社会に向けたサービス構築を一緒に進めていくメンバーを募集しています。ビジネス、エンジニア、コーポレートなど募集ポジションは多岐にわたります。私たちのビジネスやプロダクト、チームにご興味をお持ちの方はぜひお問い合わせください。
採用に関するお問い合せ先:recruit@zeroboard.jp

導入に関するお問合せ先:info@zeroboard.jp
報道やご取材についてのお問合せ先:pr@zeroboard.jp

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会社概要

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URL
https://zeroboard.jp
業種
情報通信
本社所在地
東京都港区三田三丁目5-27 住友不動産東京三田サウスタワー 10階
電話番号
-
代表者名
渡慶次道隆
上場
未上場
資本金
-
設立
2021年08月