【初採用】高速道路更新工事で「NYラピッドブリッジ®(合成床版橋)」
日鉄エンジニアリング株式会社(代表取締役社長:石倭行人、本社:東京都品川区、以下「日鉄エンジニアリング」)と株式会社横河NSエンジニアリング(代表取締役社長執行役員:髙木清次、本社:茨城県神栖市、以下「横河NSエンジニアリング」)の2社で共同開発したNYラピッドブリッジ®が、中国自動車道の橋梁更新工事に初採用されましたのでお知らせいたします。
NYラピッドブリッジ®は、短期間で架替えが可能な新形式の軽量プレキャスト合成床版橋で、交差道路上や鉄道上などで桁高への制限や工期に制約がある中小スパンの橋梁工事に適しています。軽量プレキャスト合成床版パネルは、鋼桁・底鋼鈑・床版コンクリートをあらかじめ工場で一体化したものを現地で架設できるため、大幅な施工日数の短縮を実現します。低桁高で補剛材を軽減した凹凸の少ない構造のため、維持管理性に優れます。また、老朽化した橋桁を、既存の橋脚(下部工)を活かして架け替えすること(分割施工)が可能となります。
日鉄エンジニアリングと横河NSエンジニアリングは、今後増加が見込まれる老朽既設橋梁に対し、短期架け替えおよび下部工の再利用が可能な本工法の普及・展開を通じて、災害に強く安心して住み続けられる(レジリエントな)まちづくりに貢献してまいります。
案件名 |
中国自動車道(特定更新など)中国池田IC~宝塚IC間橋梁更新工事(その3)のうち小浜橋 |
工事場所 |
兵庫県宝塚市(宝塚IC付近) |
工事概要 |
3径間連続ラーメンプレキャスト合成床版橋(上下線2橋:Iランプ橋、Jランプ橋) |
発注者 |
西日本高速道路㈱ 関西支社 |
元請会社 |
横河ブリッジ・三井住友建設・IHIインフラシステム・奥村組・横河NSエンジニアリング |
架設時期 |
Iランプ:2023年10月、Jランプ:2024年3月 |
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