使用済太陽光パネルのリユース・リサイクルに関する協定書の締結
当社は本日、関西電力株式会社(以下、「関西電力」)および株式会社トクヤマ(以下、「トクヤマ」)と、使用済太陽光パネルのリユース・リサイクルに関する協定書を締結しました。
3社は、高度な資源循環システムの構築を目的に、それぞれの知見・ノウハウ、ネットワーク等を活用し、低温熱分解リサイクル技術(※1)を用いた太陽光パネルの水平リサイクル(※2)を軸とする事業モデルの構築に向けた検討を行います。さらに、業種・エリアを超えて本取組みに賛同いただける企業等とともに、太陽光パネルの高度な資源循環システムの社会実装を目指します。
【主な取組み内容】
・使用済太陽光パネルの排出予測等の調査
・水平リサイクル実現に向けたネットワーク構築
・事業モデルの検討
・使用済太陽光パネルの排出からリユース・リサイクルにおけるCO2排出量削減の検討
2030年代後半から使用済太陽光パネルの排出量は顕著に増加し、ピーク時には年間約50万tが廃棄される見込みです。太陽光パネルを構成する素材のうち、ガラスやシリコンのリサイクルは、技術面・経済面で課題があるとされ、特にガラスは太陽光パネルの重量の約6割を占めていることから、リサイクルにより最終処分量の削減効果は大きくなります。
当社は、本取組みを通じて社会課題の解決に貢献してまいります。
※1 使用済太陽光パネルの水平リサイクルに寄与する、トクヤマが保有する使用済太陽光パネルを構成する部材を高品質に処理・抽出する技術。
※2 使用済製品を原料として同じ種類の製品を製造するリサイクルのこと。
使用済太陽光パネルの資源循環イメージ

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