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志布志国家石油備蓄基地における総合防災訓練の実施について

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 JOGMEC(本部:東京都港区、理事長:河野博文)が国から委託を受けて管理している志布志国家石油備蓄基地(鹿児島肝属(きもつき)郡東串良町および肝付町)において、10月15日、平成27年度志布志地区総合防災訓練が実施されました。

一斉放水訓練一斉放水訓練

 

 本訓練は、石油コンビナート等災害防止法に基づき、以下の想定で実施されました。
(1)午前10時01分、南海トラフを震源とする震度5強の地震が発生、同時に津波警報発表、基地内人員はすべて指定避難場所に避難。
(2)津波警報解除後、浮き屋根排水用配管から原油が漏洩し、何らかの原因で漏れた原油から出火し、防油堤内で火災が発生。

 訓練には警察や地元消防署等総勢160名の防災関係者と20台の車輌等が参加し、油漏れ対応の初期活動としてのガス検知訓練、簡易油回収装置の設置訓練、防油堤内の火災防止のための泡放射(泡シール)訓練、負傷者救出訓練等が行われ、最後に防油堤内やタンク屋根上の火災を想定した高所放水車、化学消防車、放水砲からの一斉放水訓練を実施し、無事終了しました。
 また、今年度は大容量泡放射システムによる展示放水を実施しました。

 

【志布志国家石油備蓄基地の概要】
 同基地は、平成5年12月に完成。鹿児島県志布志湾内に位置しており、良好な港湾条件に恵まれています。
 また、日南海岸国定公園の一部であるため、周囲の景観を損なわず、美しい自然環境との調和を図るため、出島方式を採り、景観への配慮とともに充分な環境保全対策が講じられています。現在約430万klの原油が保管されています。
http://www.jogmec.go.jp/about/domestic_007-05.html?mid=pr_151020

自衛防災組織(消防隊)の泡消火訓練自衛防災組織(消防隊)の泡消火訓練

救護・救急搬送訓練救護・救急搬送訓練

大容量泡放射システムによる展示放水大容量泡放射システムによる展示放水

閉会式(鹿児島危機管理局や東串良町長からの講評等)閉会式(鹿児島危機管理局や東串良町長からの講評等)

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http://www.jogmec.go.jp/news/release/news_06_000051.html?mid=pr_151020

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会社概要

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業種
官公庁・地方自治体
本社所在地
東京都港区虎ノ門2-10-1 虎ノ門ツインビルディング
電話番号
03-6758-8106
代表者名
髙原 一郎
上場
未上場
資本金
1兆3484億円
設立
2004年02月