日立ルームエアコン「白くまくん」プレミアムXシリーズを発売

住宅断熱性能を自動判断。ムダな電気代をカットしながら快適に。

RAS-XR4026D スターホワイト(W)

ボッシュホームコンフォートジャパン株式会社(本社:東京都港区)は、節電(*1)と快適さを両立する新機能「LAB制御(*2)」を搭載した日立ルームエアコン「白くまくん」プレミアムXシリーズ全10機種を、10月31日より販売開始します。

エアコンの運転時間のほとんどは、設定温度に達した後の室温安定時です。「LAB制御」は、安定時に、住宅断熱性能、外気温度、お部屋の状況など節電効果が期待できる環境と判断したら、エアコンの運転を低出力に自動切替。運転・停止の頻度を抑えることで室内温度と湿度を安定させ、節電と快適さを両立します。

本製品では、室内機横幅800㎜以下のコンパクトサイズながら優れた省エネ性能(*3)の他、活動量と日差しの変化を見分けて快適&省エネ(*4)運転を行う「eco運転」、室内熱交換器自動お掃除「凍結洗浄」等3つの自動お掃除でムダな電気代をカット(*5)するなど、従来からの機能・性能に加え、「LAB制御」の搭載によって節電と快適性を一層進化させました。

新製品の特長

1. 新機能:より少ない電力(*1)で気持ちいい室温が長く続くお部屋に。「LAB制御」

「LAB制御」は、室温が設定温度に達した後の室温安定時に節電効果が期待できる環境(住宅断熱性能、外気温度、お部屋の状況など)と判断したら、圧縮機を細かく制御することで、運転を低出力に自動で切り替え継続的に冷房・暖房運転を行います。運転・停止の頻度を抑えることで室内温度と湿度を安定させ、節電と快適さを両立します。

図1:室外機及び圧縮機(イメージ図)

従来の制御では、室温が設定温度に達すると圧縮機を止め、室温が設定温度から離れると再び圧縮機の運転を繰り返します。そのため室温が上がったり下がったりを繰り返し、不快に感じることもありました。

図2:従来制御の運転時の室温及び圧縮機出力(イメージ図) 

本製品では、室温が設定温度に達した後の室温安定時に節電効果が期待できる環境(住宅断熱性能、外気温度、お部屋の状況など)と判断したら、圧縮機を細かく制御することで、運転を低出力に自動で切り替え継続的に冷房・暖房運転を行います。エアコンの運転・停止の頻度を抑えることで、室温の上下変化も少なく室内温度と湿度を安定させ、節電と快適さを両立します。

※外気温などの変化により断続する場合があります。

図3:LAB制御運転時の室温及び圧縮機出力(イメージ図)

また、お部屋の状況は、さまざまな要因で変化します。「LAB制御」は、お部屋の人の動きや日差しの変化に合わせて、最低出力を細かく調整し、断続運転を抑える制御で効率よく運転を行うことで快適性にこだわっています。

図4:お部屋の状況変化を判断(イメージ図)

たとえば、暖房時、圧縮機の出力を抑えた運転を継続することで、暖房床面の温度が安定し、お部屋全体の暖かさも長く続きます。

図5:従来制御と「LAB制御」の室内温度分布(*6)(イメージ図)

(*1)RAS-XR4026Dにおいて、当社独自の条件(製造元)により評価しています。効果は住宅の断熱等性能等級、能力、外気温度条件により異なります。試験環境は、建築物省エネ基準(国交省)で規定された地域区分6(関東から九州までの主な地域)における断熱等性能等級4相当。

暖房時:外気温7℃、設定温度23℃、室温安定時の1時間あたりの積算消費電力量は、従来の制御295Wh、LAB制御250Wh。冷房時:外気温39℃、設定温度27℃、室温安定時の1時間あたりの積算消費電力量は、従来の制御320Wh、LAB制御283Wh。

(*2) LABは「Liner Adjusted Boundless」の略です。

LAB制御は設定風速が「自動」あるいは「静か」で、冷房・暖房運転時のみです。

(*3)2027年度を達成目標年度として策定された省エネ基準を達成。省エネ基準の達成は9.0kWクラスを除く。

(*4)当社試験室(製造元)で測定。RAS-XR4026D。洋室14畳。暖房時:外気温2℃、設定温度23℃、風速自動において、室温安定時の1時間あたりの積算消費電力量が「eco運転」ON(506Wh)とOFF(612Wh)との比較。活動状態は、室内機から2.5m離れた地点で3.0メッツ相当(エクササイズなど)を想定。日射量が多い日中を想定。冷房時:外気温35℃、設定温度27℃、風速自動において、室内安定時の1時間あたりの積算消費電力量が、「eco運転」ON(110Wh)とOFF(188Wh)との比較。活動状態は、室内機から2.5m離れた地点で1.0メッツ相当(読書など)を想定。カーテンを閉め切った日射量が少ない日中を想定。 使用する条件、機種により効果が変わることがあります。※「eco運転」は、同程度の体感温度が得られるように、自動で省エネ運転をコントロールします。※省エネ効果、体感温度の測定は、当社独自の条件(製造元)に基づくものです。なお、設置環境や使用状況により効果は異なります。

(*5)当社調べ(製造元)。当社試験室(製造元)での実証効果による一例。RAS-XR4026D。JIS C 9612:2013に基づくAPFから算出された期間消費電力量は、新品を100とした場合の比率を記載。室内機のホコリは、1年分のホコリ量1.2g(当社調べ(製造元))から得られる7年相当分のホコリ量。室外機のホコリは、7年間使用した室外機のホコリ量。当社独自の条件(製造元)に基づくものです。使用状態や環境により異なります。

(*6)当社独自の条件(製造元)により評価。RAS-XR4026D。試験環境は、建築物省エネ基準(国交省)で規定された地域区分6(関東から九州までの主な地域)における断熱等性能等級4相当。効果は、断熱等性能等級、能力、外気温度条件により異なります。

※当社試験室(製造元、洋室14畳、天井の高さ2.4m、カーペット)で測定。外気温7℃、設定温度23℃、風速自動。

■型式及び発売日

ルームエアコンXシリーズ

■お客様お問い合わせ先

お客様相談センター(日立家電品の商品情報やお取り扱いに関するご相談窓口)

電話0120-3121-11(フリーコール)  ※携帯電話から050-3155-1111(有料)

受付時間9:00~17:30(月~金) ※土日・祝日、年末年始は休業

■日立ルームエアコンホームページ

http://kadenfan.hitachi.co.jp/ra/ 

ボッシュホームコンフォート・グループは、革新的な製品ポートフォリオを備え、地域のニーズに適応した効率的な暖房、換気、空調(HVAC)ソリューションをグローバルに提供する企業です。2025年8月にジョンソンコントロールズおよびジョンソンコントロールズ日立空調合弁会社から住宅および軽商業用HVAC事業を買収したことで、ボッシュ、ブデルス、日立、YORK®などのグローバルブランドと地域ブランドの包括的なポートフォリオが統合されます。ボッシュホームコンフォート・グループは世界中で2万5000人以上の従業員を雇用しており、米国、アジア、欧州・中東・アフリカで強力な市場プレゼンスを確立しています。当社は、33の生産拠点と26の研究開発センター(少数株式を含む)からなるグローバルネットワークを有しています。今回の買収により、ボッシュホームコンフォート・グループの売上高はほぼ倍増し、80億ユーロを超えます。さらに詳しい情報は 以下を参照してください。

ボッシュ・グループは、グローバル規模で革新のテクノロジーとサービスを提供するリーディングカンパニーです。2024年の従業員数は約41万8,000人(2024年12月31日現在)、売上高は903億ユーロ(約14.8兆円*)を計上しています。ボッシュはモビリティ、産業機器テクノロジー、消費財、エネルギー・ビルディングテクノロジーの4つの事業領域を展開しています。事業を通じて、自動化、電動化、デジタライゼーション、ネットワーク化、持続可能性の取り組みといった普遍的なトレンド形成に、自社のテクノロジーを活用することをめざしています。こうした観点から、ボッシュは地域や業界の壁を超えた幅広い事業展開により、革新性と堅牢性を高めています。ボッシュはセンサー技術、ソフトウェア、サービスにおける実績ある専門知識を活かし、さまざまな分野にまたがるソリューションをワンストップでお客様に提供しています。また、ネットワーク化とAIに関する専門知識を応用して、ユーザーフレンドリーで持続可能な製品を開発・製造しています。ボッシュはコーポレートスローガンである「Invented for life」なテクノロジーによって、人々の生活の質の向上と天然資源の保護に貢献したいと考えています。ボッシュ・グループは、ロバート・ボッシュGmbHとその子会社490社、世界約60カ国にあるドイツ国外の現地法人で構成されており、販売/サービスパートナーを含むグローバルな製造・エンジニアリング・販売ネットワークは世界中のほぼすべての国々を網羅しています。ボッシュの未来の成長のための基盤は技術革新力であり、世界136の拠点で約8万7,000人の従業員が研究開発に携わっています。

ボッシュの起源は、1886年にロバート・ボッシュ(1861~1942年)がシュトゥットガルトに設立した「精密機械と電気技術作業場」に遡ります。ロバート・ボッシュGmbHの独自の株主構造は、ボッシュ・グループの企業としての自立性を保証するものであり、ボッシュは長期的な視野に立った経営を行い、将来の成長を確保する重要な先行投資を積極的に行うことができます。ロバート・ボッシュGmbHの株式資本の94%は、慈善目的のロバート・ボッシュ財団が保有しており、残りの株式はロバート・ボッシュGmbHおよび創業家であるボッシュ家が所有する法人が保有しています。議決権の大半はロバート・ボッシュ工業信託合資会社が保有し、株主の事業機能を担っています。

*2024年の為替平均レート、1ユーロ=163.8354円で計算

さらに詳しい情報は 以下を参照してください。

www.bosch.com, www.bosch-press.com.

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会社概要

URL
https://www.bosch-homecomfortgroup.com/ja/%E3%82%B9%E3%82%BF%E3%83%BC%E3%83%88%E3%83%9A%E3%83%BC%E3%82%B8/
業種
製造業
本社所在地
東京都港区海岸1-16-1 ニューピア竹芝サウスタワー16階
電話番号
-
代表者名
菊地正幸
上場
未上場
資本金
-
設立
2015年10月