TECHFUND、CAC・Komlock labと共同で賞金総額100万円のステーブルコイン活用アイディアソンを開催

〜審査員にJPYC岡部氏を招き、12月9日より参加者募集開始。社会実装を見据え、開発から監査までを一気通貫で支援する体制を提供〜

TECHFUND Inc.

「あらゆるビジョンが夜明けを迎えられるようにする」をミッションに掲げる株式会社TECHFUND(所在地:東京都渋谷区、共同創業者:松山 雄太、川原 ぴいすけ、以下「当社」)は、株式会社シーエーシー(本社:東京都中央区、代表取締役社長:佐別當宏友、以下「CAC」)およびKomlock lab株式会社(本社:東京都渋谷区、代表取締役:布目 雅登、以下「Komlock lab」)と共に、日本円建ステーブルコイン「JPYC」を活用した既存産業の課題解決アイディアソン「Stablecoin(JPYC) Innovation Challenge2025」を2025年12月9日から2026年1月23日の期間で開催いたします。

本イベントは、技術力だけでなく既存産業が抱えるリアルなビジネス課題の解決を重視し、「EC」「不動産」「エンタメ」「物流」「経理」など、各業界の抱える課題に対するソリューションを募集します。

イベント開催の背景

日本円建ステーブルコイン「JPYC」が2025年10月27日に電子決済手段として正式発行を開始し、1JPYC=1円での償還が可能となりました。これにより日本円と同等の信頼性を持つデジタル通貨として実社会での活用が現実のものとなっています。

さらに、TECHFUNDはJPYCの初期バージョンからセキュリティ監査を担当し、安全性と信頼性の確保を技術面から支えてきました。ブロックチェーン技術の社会実装が進む中で、ステーブルコインは既存産業との親和性が極めて高い領域として注目されており、実装段階で求められる高いセキュリティ要件を満たすことが不可欠です。

しかし、技術的な可能性が語られる一方で、実際のビジネス現場における具体的な活用事例やソリューション開発は、まだ途上段階にあります。実用的なステーブルコインが市場に登場し、その安全性も担保された今こそ、既存産業の具体的な課題解決に向けたソリューション創出の好機です。

本イベントでは、実務経験者、エンジニア、学生など多様な参加者を募り、ビジネスにおける解像度の高いステーブルコイン活用事例の創出と社会実装を目指します。

イベントの特徴

1. アイディアと熱意で参加可能

本イベントは「アイディアソン」として設計されており、MVP(プロトタイプ)の実装は加点要素ですが必須ではありません。エンジニアがいないビジネスチームや学生チームでも、スライドによる企画提案のみで参加でき、優勝のチャンスがあります。

2. 賞金総額100万円以上、協賛企業参画により増額中

本アイディアソンに賛同する協賛企業の参画により期間中に増額されます。現在の賞金総額は100万円相当のJPYCを予定しており、金額は協賛企業様によって今後も増額する可能性があります。

グランプリの他、Best Corporate Team Award、各種Sponsor Awardsなど複数の賞をご用意する予

定となっております。

3. 社会実装を見据えた審査基準

単なる「アイディア出し」にとどまらず、以下の3つの軸で評価します:

  1. 革新性(Innovation): ステーブルコインの特性を活かした既存ビジネスモデルの変革

  2. 実現可能性(Feasibility): 技術的・ビジネス的な実現への具体的なアクションプラン

  3. 社会的インパクト(Impact): 解消される「不便」の規模と経済的インパクト

AI等で出力しただけの抽象的なアイディアではなく、「誰が、いつ、どうやってやるか」という実行計画を重視します。

4. 事前ワークショップで知識をインプット

12月中に主催企業によるワークショップを複数回開催。ステーブルコインの基礎知識、最新トレンド、既存産業への応用事例などをインプットし、アイディア創出をサポートします。

5. 審査員にJPYC代表・岡部典孝氏を招聘

日本円ステーブルコイン「JPYC」を手がけるJPYC株式会社の代表取締役・岡部典孝氏をはじめ、各業界の有識者が審査員として参加します。

開催概要 

イベント公式サイト:https://luma.com/pzd68rs8 

イベント名:Stablecoin(JPYC) Innovation Challenge 2025 

開催期間:2025年12月9日(火) 〜 2026年1月23日(金) 

募集期間:2025年12月9日(火) 〜 2026年1月7日(水) 17:59 

開催形式:2026年1月23日(金)の最終ピッチは都内会場でのハイブリッド開催を検討中 

参加対象:個人・チーム(企業・学校・有志)を問わず、エンジニア、ビジネスパーソン、学生(個人・チーム不問)など、どなたでもエントリー可能

参加費:無料

募集テーマ:「EC」「不動産」「エンタメ」「物流」「経理」など、各業界が抱える課題に対するステーブルコインを活用したソリューションを募集

スケジュール

2025年12月9日(月)~2026年1月7日(水): エントリー & 企画書提出期間

12月中旬:事前ワークショップ Vol.1(主催: 株式会社シーエーシー)

12月18日(木)19:00~20:00:事前ワークショップ Vol.2(主催: Komlock lab株式会社、オンライン開催)

2026年1月7日(水)17:59:提出締切

1月14日(水): 一次審査結果発表(ファイナリスト選出)

1月23日(金): Demo Day(Final Pitch、都内会場 + Zoom登壇対応)

*本スケジュールは予定であり、状況により変更となる場合がございます。

今後の展望

本アイディアソンを通じて創出されたソリューションが、実際の社会実装へとつながることを目指します。TECHFUNDは、JPYCのセキュリティ監査の知見を活かし、優れたアイディアの実現をセキュリティの側面からサポートするとともに、ブロックチェーン技術が既存産業の課題を解決する未来の実現に貢献してまいります。

共同主催企業・審査員について

株式会社シーエーシー(CAC)
CAC Holdings(東証プライム上場)を持株会社とするCACグループの中核企業として、金融・医薬・産業など様々な業界向けにデジタルテクノロジーを活用したプロダクトとサービスを提供。2016年よりブロックチェーン事業を展開し、Enterpriseブロックチェーンの実運用システム開発に加え、Avalanche・Solana・SuiといったPublicブロックチェーンの技術選定・実装にも積極的に取り組んでいます。

  • 所在地:東京都中央区日本橋箱崎町24番1号

  • 資本金:4億円(東証プライム上場 株式会社CAC Holdingsの100%子会社)

  • 代表者:代表取締役社長 佐別當宏友

  • コーポレートサイト:https://www.cac.co.jp/

Komlock lab株式会社

ブロックチェーン×AI Agentが実現する自律的な新しい経済圏の創出を目指すWeb3開発組織。2018年からブロックチェーンサービスの開発・運営を手掛けてきたCryptoGames社のエンタープライズ部門を分社化し2024年に設立。25以上の多様なプロジェクトで培われた豊富な技術と知見を保有。

JPYC株式会社 代表取締役 岡部 典孝氏

2001年、一橋大学在学中に一社目の創業を経験し、代表取締役、取締役CTO等を務める。 2017年、リアルワールドゲームス株式会社を共同創業。取締役CTO/CFOを経て、取締役。 2019年、日本暗号資産市場株式会社(現JPYC株式会社)を創業し、代表取締役。2021年より日本円建プリペイド型トークン「JPYC Prepaid」を発行。2021年、iU情報経営イノベーション専門職大学の客員教授、2023年7月よりBCCC「ステーブルコイン普及推進部会」部会長。2025年6月より一般社団法人 日本暗号資産ビジネス協会(JCBA)理事。同年8月より一般社団法人ブロックチェーン推進協会(BCCC)副代表理事。

関連リンク

イベント詳細・エントリー: https://luma.com/pzd68rs8

Hi AUDIT公式サイト: https://hiaudit.io

TECHFUNDについて

株式会社TECHFUNDは「Everyday, everywhere, the eve of the revolution.(毎日、至るところで、革命前夜)」というビジョンのもと、起業家を支援するテクノロジーアクセラレーターです。2014年の設立以来、500チーム以上のスタートアップ・起業家および、野村ホールディングス、ソフトバンク、JCBなど50社以上の大手企業に所属する社内起業家を支援してきました。

新規事業におけるテクノロジー面での技術革新と信頼性確保を両立させる独自の支援体制を構築し、「スウェットエクイティ」と呼ばれる伴走型支援の価値観によって新規事業の創出と成長を実現しています。

主な事業として、リーンスタートアップの仮説検証とスクラム開発手法を融合させ、現役起業家や技術者が支援主体者となって迅速な市場適応を図る新規事業アクセラレーション「Hi STARTUP」と、新規事業における価値評価手法を転用して独自のAI自動監査ツールを構築し、AI・Web3・IoTなど最先端技術領域のリスク対策を多角的に網羅するセキュリティ監査「Hi AUDIT」を展開しています。

お問い合わせ先

会社名:株式会社TECHFUND

所在地:東京都渋谷区千駄ヶ谷3−4−24 セレニティー原宿202

設立日:2014年10月9日(テックの日)

資本金:1億2,000万円(資本準備金含む)

創業者:松山 雄太、川原 ぴいすけ

事業内容:起業家向け技術投資プログラムの運営、大企業向けイノベーションプログラムの運営、イノベーションマネジメントソフトウェアの開発・提供、サイバーセキュリティ関連サービス

会社ホームページ:https://techfund.jp

オフィシャルFacebookページ:https://www.facebook.com/techfund.inc

広報メールアドレス:press@techfund.jp

お問い合わせフォーム:https://techfund.jp/contact

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会社概要

株式会社TECHFUND

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URL
http://techfund.jp
業種
情報通信
本社所在地
東京都渋谷区千駄ヶ谷3−4−24 セレニティー原宿202
電話番号
0120-829-905
代表者名
川原ぴいすけ・松山雄太
上場
未上場
資本金
1億4000万円
設立
2014年10月