小児がん啓発グッズとして『ゴールドリボン』ピンバッジ販売開始
特定非営利活動法人キャンサーネットジャパン(以下、CNJ)は、小児がん啓発のためのピンバッジ『ゴールドリボン』を作成し販売を開始いたしました。
小児がんとは15歳未満の子どもが罹るがんの総称で、日本では年間2,000~2,500人が小児がんと診断されています。これは 子ども10,000人に約1人の割合です。
小児がんは約8割が長期生存できるようになったと報じられることが多くなりましたが、それは血液のがんである白血病やリンパ腫などのデータで、小児脳腫瘍は5年生存率が20%程度のタイプもあり、まだまだ治療開発支援が必要です。
小児がんの子ども達は成長の途中で強い治療を受けるため、治療後にさまざまな合併症が発症し、成長に合わせたフォローアップが必要で、医療面だけでなく生活面や教育面において、さまざまなサポートを受けつつ過ごしていくことになります。定期的な受診が必要で、そのため学業や就労が困難になる場合がありますが、それは小児がんについて社会の理解を深めることで回避できることがあると考えます。
辛い治療を頑張った小児がんサバイバー達が少しでも生きやすい世の中になるように、そして今まさに治療を受けている小児がんの子ども達へエールを送るために、「ゴールドリボン」ピンバッジを多くの方々へ身に着けていただき、皆さんで一緒に小児がんの子どもたちを応援していただけますよう、お願いいたします。
9月は「世界小児がん啓発月間」です。今年はGold September’s Campaignのイベントが各地で計画されています。小児がんの啓発カラーは「ゴールド=金色」であることはあまり知られていません。
SDGsの目標でもある「誰ひとり取り残さない」ためにも、小児がん啓発の活動へご協力と支援をよろしくお願いいたします。
ゴールドリボンのお求めはこちら→https://www.cancernet.jp/goods#lemon
【認定NPO法人キャンサーネットジャパン(CNJ)】
1991年発足。がん患者が本人の意思に基づき治療に臨むことができるように科学的根拠に基づく情報発信を行うことをミッションとして活動。2001年にNPO法人化。2007年1月に専用事務局を開設し、現在は東京と大阪を拠点に全国で活動を行っている。2016年8月認定NPO法人となり、現在主たる活動は、各種がんについての啓発イベント、養成講座や認定試験など教育事業等を実施。これらの活動を通して、がんと向き合う人々が自分らしくがんと向き合える社会を実現することを目指している。希少がんを含め、あらゆるがんに関する最新医療情報発信のため、2014年より毎年開催しているジャパンキャンサーフォーラムは、がん患者・家族のみならず一般市民を対象とした最大級のがん啓発イベントとなっている。
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