第6回コミュニティアクション チャレンジ100アワード/B-Pアワード受賞者決定
少女と女性が自分らしく生きられる社会を目指し、身の回りの問題に取り組んだ活動を表彰
公益社団法人ガールスカウト日本連盟(会長:間奈々恵、以下「ガールスカウト日本連盟」)は、第6回「コミュニティアクション チャレンジ100アワード」および「B-Pアワード」の受賞者を決定しました。表彰式・活動報告をガールズメッセ2024第2部で開催します。
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表彰式 2024年10月6日(日)12:30~14:20
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会場 国立オリンピック記念青少年総合センターレセプションホール(東京都渋谷区代々木)
※表彰式は「ガールズメッセ2024」のプログラムの一つとしておこなわれます。取材のお申し込みは担当までお問い合わせください。
コミュニティアクション チャレンジ100アワード
コミュニティ(社会)で起きている社会的課題に対して、「すべての少女と女性が自分らしく生きられる社会」の構築に貢献すべく活動し、変化をもたらしたプロジェクトを募集し、年度ごとに審査のうえ、優れた活動を表彰します。
2019年に第1回を開催し、6回目となる本年は、13件の応募があり、ガールスカウト審査員および外部審査員による厳正な審査のもと、受賞者を決定しました。
第6回「コミュニティアクション チャレンジ100アワード」概要
ガールスカウト日本連盟は、日本のガールスカウト運動100周年の記念事業の一つとしてこの賞を創設しました。より多くの人が「少女と女性が自分らしく生きられる社会」の構築に寄与し、持続可能な社会を実現することを目指しています。
募集期間:2023年4月1日~2024年3月31日
最終審査委員:
・審査員長 橋本ヒロ子氏(学校法人十文字学園女子大学名誉教授・国連ウィメン日本協会会長)
・髙木幹夫氏(日能研 代表取締役)
・ガールスカウト日本連盟 役員および教育・指導者委員会委員長
受賞特典:
・グランプリ:表彰状の授与 ゴールドピン贈呈 賞金10万円
・コミュニティアクション賞:表彰状の授与 シルバーピン贈呈 賞金5万円
・チャレンジ賞:表彰状の授与
・日能研賞:表彰状授与 他副賞予定
グランプリ(1グループ)
地域の未来を創るパープルリボンプロジェクト
Missionパープル(高校生年代)
性別に関係なく誰もが安心して幸せに暮らせる社会を目指し、静岡市清水区役所での職員向けワークショップ開催や、清水区初のパープルライトアップの実施など、行政や地域との共同事業、パープルリボンを用いた若年層への普及教育活動、グローバルな普及活動を通して、施政者の意識改革、年齢や国籍を超えた認知拡大を実現した。
コミュニティアクション賞(2グループ)
パープルBook大作戦
パープルリボンシスターズ(小学生、中学生、高校生年代)
子どもへの性被害がなくなること、また性別による無意識の思い込みが無くなる社会が実現されることを目標に、子どもが理解できる絵本を当事者年代で制作。図書館や学校で手に取りやすい絵本の構造を調査し、制作した絵本販売やワークショップを通じて活動への関心を大人にも子どもにも広げることができた。
ロヒンギャ難民キャンプ女性支援
あづゆず(高校生年代)
難民キャンプの写真展にて、少女たちが写っていないことに気づいたことをきっかけに、難民キャンプの少女たちの実態、難民問題を多角的に学びながら支援活動を開始。懐中電灯を送ることで生活の安心を届け、子ども向けワークショップやSNS発信で幅広い人に認知向上や支援の輪を広げた。
日能研賞(1グループ)
ガールスカウトがつなぐ畑の恵み・幸せの輪
スカウト菜縁(小学生、中学生)
耕作放棄地を野菜や花の栽培に有効活用する取り組みを始めてから4年目を迎えた。ひまわり灯籠の展示、フードバンクへの野菜の提供、障がい者施設とのコラボレーション、食を通した国際交流など、活動の幅を広げることができた。より多くの人への体験の場の提供などにより、協力者と収益が増え、寄付活動の拡大、地域との連携を強化した。
チャレンジ賞(2グループ)
みんなde照らす!! パープルリボンキャンペーン
ひなたザウルス2023(中学生、高校生年代)
女性や少女への暴力がなくなり、誰もがSOSを出せる社会を目標に、9年間継続してきたパープルリボンキャンペーンをさらに充実させた。啓発スピーチ、ダンス、展示、リーフレット配布といった活動で、県内各地に活動拠点が広がり、次の世代へと活動が継承され、関わる人や団体が拡大した。
BE YOU, BE AWESOME.
ステラ13(中学生、高校生年代)
日本の中高生が、外見や容姿によってチャレンジを諦めている現状を踏まえ、中高生に合うようなワークショップを自分たちで企画した。中高生、教師を対象としたワークショップ開催を通して、自分の好きなところに気づく機会を設け、参加者の自己肯定感を高めるような変化をもたらした。
※年代はプロジェクト取組時のもの
B-Pアワード
ガールスカウトのレンジャー部門(高校生年代)でおこなうプロジェクトの取り組みにおいて、より地域に根付いた“人への役立ち” の実践が極めて優れていることを称える、レンジャー部門最高の賞です。
「B-P」とはガールスカウトのモットー「Be Prepared(そなえよつねに)」を表しています。2024年度は1件が受賞しました。
東日本大震災から学ぶ、
小学生向け防災イベント「めざせ! ぼうさいマスター」プロジェクト
地域の小学生が楽しみながら防災意識を高めることを目標に、防災イベントのプロジェクトを発案した。自らも東日本大震災復興プロジェクトに参加したことで防災への関心が高まった経験を生かし、関係団体、省庁や報道機関とも関係を構築しながら協議を重ねイベントを実現した。100人以上の参加者が講演やブース体験を通して防災を学ぶことができた。
ガールスカウト運動
少女と女性の可能性を最大限に伸ばし、責任ある世界市民となれるように活動しています。自分自身と他の人々の幸福のためにできることを自ら考え、行動につなげられるような実践的なプログラムを通して、一人ひとりの力を伸ばします。
【ガールスカウトの主な活動】
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