Solafune、コンゴ民主共和国の鉱物資源探査・採掘活動を衛星データとAIで解析

〜UNIDOのグローバルサウス産業プログラムお披露目会で、鉱物資源開発DX実証の約10カ月間の進捗を報告〜

株式会社Solafune

株式会社Solafune(本社:東京都千代田区、代表取締役 CEO:上地 練、以下、Solafune)は、2026年7月29日、国連大学本部ビル(東京)にて開催された「UNIDOグローバルサウス諸国への日本からの技術移転を通じた産業協力プログラム お披露目会」(主催:国際連合工業開発機関(以下、UNIDO)東京事務所)に参加しました。

Solafuneは本イベントにおいて、コンゴ民主共和国(以下、DRC)の鉱物資源分野における透明性とレジリエンスの強化に向け、衛星データとAIを活用して進めている技術実証プロジェクトについて、始動から約10カ月間の進捗を報告しました。

【Solafuneのプロジェクトについて】
Solafuneは、DRC鉱業省の国立地質調査局(Service Géologique National du Congo、以下、SGN-C)と覚書(MoU)を締結し、UNIDOが実施するグローバルサウスプログラムの支援のもと、2025年9月から2027年10月までを実証期間として、以下のプロジェクトを実施しています。

・事業名称:
コンゴ民主共和国の鉱物資源分野における透明性とレジリエンス強化に向けた衛星データとAI活用技術の開発事業(Usage of satellite data and artificial intelligence technology for improving the transparency and resilience of the mining sector in the Democratic Republic of the Congo)

イベントでは、Solafuneの研究開発責任者(Head of Research & Development)であるDr. Pushkar Kopparlaが登壇し、主に以下の進捗を報告しました。

Solafuneの研究開発責任者(Head of Research & Development)であるDr. Pushkar Kopparlaが登壇

■鉱物探査・採掘状況のモニタリング技術としての解析支援・事業推進システム「ShigenAI」の開発

Solafuneは、露天掘り鉱山における採掘・掘削の進捗や、採掘・集積状況等の変化を、衛星データから継続的に把握する技術を開発しています。

現在開発を進めている「ShigenAI」は、鉱物資源の探査や開発に携わる事業者・専門家の解析と事業実施を支援するシステムです。高解像度の衛星データや多様な指標情報との統合的な解析により得られた結果を、包括的なレポートとしてデスクトップ上で確認できるため、現地調査だけでは把握しにくい広範囲の状況や、時間の経過に伴う変化を効率的に捉えることができます。

これにより、鉱物資源の探査精度向上を図るとともに、繰り返し行われる現地調査や分析作業に伴う専門家の業務効率化を支援します。また、衛星データによる分析を現地調査の判断材料として活用することで、調査対象地域の選定や、試験的な掘削を含む現地調査の計画・優先順位付けを支援することが期待されます。

鉱物資源の採掘量や生産量に関する情報は、一部の地域データに空白があったり、基礎的な統計データが長く更新されないままであったり、企業や現地関係者からの報告データに大きく依存しており、客観的な評価や実証的な確認手段が限定的です。「ShigenAI」を活用することで、衛星データに基づいて探査・採掘活動の状況を継続的かつ客観的に把握し、鉱業分野における情報の透明性や信頼性の向上に貢献することを目指しています。


【駐日コンゴ民主共和国特命全権大使ルクムエナ・センダ 閣下(H.E. Dr. Lukumwena Nsenda)のコメント】(講評抜粋)

【English】

“The DRC is blessed with abundant natural resources, including strategic minerals essential to the global energy transition. We firmly believe that their true value lies not only in their abundance, but in our ability to manage them responsibly, transparently, and sustainably for our people and future generations.

I recognize the valuable contribution of Solafune, whose technological expertise has been instrumental in bringing this initiative to life — a clear example of how Japanese innovation and international cooperation can solve complex development challenges.

In this journey, Japan remains a trusted partner. We hope this opens new avenues of cooperation between Congolese institutions, Japanese companies, and research partners in digital transformation, industrial development, and responsible resource management.”

【日本語訳】

「コンゴ民主共和国は、世界のエネルギー転換に不可欠な戦略鉱物を含む、豊富な天然資源に恵まれています。私たちは、その真の価値は資源の豊富さだけにあるのではなく、国民と将来世代のために、それらを責任ある、透明で持続可能な方法で管理する能力にあると強く信じています。

この取り組みの実現において重要な役割を果たした、Solafuneの技術的専門性と貢献を高く評価しています。これは、日本のイノベーションと国際協力が、複雑な開発課題の解決につながることを明確に示す事例です。

この歩みにおいて、日本は信頼できるパートナーです。今回の取り組みが、デジタルトランスフォーメーション、産業開発、責任ある資源管理の分野において、コンゴ民主共和国の関係機関、日本企業、研究パートナーの間に、新たな協力の道を開くことを期待しています。」


【今後の展望】
Solafuneは、本プロジェクトを通じて、DRCの鉱業分野における透明性の向上とレジリエンスの強化を図り、鉱物資源分野における国際的なガバナンス強化のモデルケースを創出することを目指します。今後は、対象地域における鉱物資源関連データの整備・高度化を支援するとともに、資源開発に向けた分析精度のさらなる向上、収集データの拡充、アプリケーションの開発を進めてまいります。また、現地機関への技術導入や能力開発、人材育成にも注力します。将来的には、サプライチェーンでつながるアフリカ諸国をはじめ、他地域への技術展開も視野に入れ、持続可能な資源管理の実現に貢献してまいります。

【株式会社Solafuneについて】

Solafuneは、「Hack The Planet.」をMissionに掲げるテクノロジー企業です。GEOINT(衛星データ)をはじめ、OSINT(オープンソースインテリジェンス:公開情報の収集・分析)・SIGINT(シグナルインテリジェンス:電波・通信信号の傍受・解析)など多様な情報をAIで統合解析し、資源、防災、農業、インフラ監視、防衛など幅広い分野で政府機関や国際機関等の対策立案・意思決定や民間企業のビジネス展開を支援しています。こうした取り組みの総体を「Planetary Intelligence OS」と位置づけ、テクノロジーによる社会基盤の再定義と、新たな可能性の創出を目指しています。今後は、アフリカ市場のさらなる拡大に加え、欧州・東南アジアなど新たな市場での事業展開も加速させていきます。

会社名:株式会社Solafune
所在地:〒100-6390 東京都千代田区丸の内2-4-1 丸の内ビルディング28階
代表者:代表取締役 CEO 上地 練

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会社概要

株式会社Solafune

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URL
https://company.solafune.com
業種
情報通信
本社所在地
東京都千代田区丸の内二丁目4番1号 丸の内ビルディング 28F
電話番号
050-3161-9015
代表者名
上地練
上場
未上場
資本金
730万円
設立
2020年05月