【YORISOI独自分析】転職理由・転職回数から考える「転職時代のキャリア形成」レポートを公開
転職者調査における転職経験1〜2回の割合は、3年間で7.1ポイント上昇。自己理解・経験の言語化・市場理解・学び直しの重要性を考察
株式会社YORISOI(所在地:東京都渋谷区、代表取締役:竹原 甲斐斗、以下「YORISOI」)は、厚生労働省、株式会社マイナビ、世界経済フォーラムの公表資料をもとに、「転職時代のキャリア形成に関する分析レポート」を公開しました。

本レポートでは、YORISOIが転職回数の公表割合を共通区分に再集計し、2022年と2025年の構成比の差を算出しました。さらに、前職を辞めた理由を4つの観点に再分類しています。
分析結果から、求職者が転職を考える際の判断軸と、企業・人材紹介会社に求められる支援を整理しました。
■ 独自分析①:転職経験1〜2回の割合は51.5%から58.6%へ
マイナビ「転職動向調査2026年版(2025年実績)」に掲載された転職回数を、「1〜2回」「3〜4回」「5回以上」の3区分に再集計しました。
対象は、各年に転職した20〜50代の正社員です。

|
これまでの転職回数 |
2022年の転職者 |
2025年の転職者 |
構成比の差 |
|
1〜2回 |
51.5% |
58.6% |
+7.1ポイント |
|
3〜4回 |
25.1% |
22.6% |
−2.5ポイント |
|
5回以上 |
23.5% |
18.7% |
−4.8ポイント |
出典:株式会社マイナビ「転職動向調査2026年版(2025年実績)」掲載値をもとにYORISOIが算出。2025年調査は2025年12月実施。
今回の比較では、転職経験1〜2回の割合が上昇し、5回以上の割合は低下していました。
この結果から、転職市場を「転職を何度も繰り返す人が増えている」と一括りに捉えることは適切ではありません。転職経験が比較的少ない人にも、応募先の選び方や経験の整理、選考準備を具体的に案内する必要があるとYORISOIは考えています。
※各年の転職者を比較した結果であり、同じ人を追跡したものではありません。年齢・職種などの構成差も含まれます。転職回数による採用されやすさや、適切な転職回数を示す結果ではありません。
■ 独自分析②:退職理由を、次の職場選びにつながる4つの観点で整理
厚生労働省「令和7年雇用動向調査」の「転職入職者が前職を辞めた理由」から6項目を取り出し、YORISOIが4つの観点に再分類しました。

|
YORISOIの分類 |
集計した理由 |
男性 |
女性 |
|
給与・収入 |
給料等収入が少なかった |
9.9% |
8.6% |
|
働き方・人間関係 |
労働時間・休日等の条件/職場の人間関係 |
17.4% |
24.4% |
|
仕事内容・能力活用 |
仕事内容への関心/能力・個性・資格の活用 |
10.4% |
8.5% |
|
会社の将来性 |
会社の将来が不安だった |
6.9% |
4.3% |
出典:厚生労働省「令和7年雇用動向調査」表5をもとにYORISOIが再分類・合算。
例えば「働き方・人間関係」は、男性で8.5%+8.9%=17.4%、女性で12.9%+11.5%=24.4%となります。
この整理を踏まえ、YORISOIは、転職相談では希望年収に加え、どのような環境で働きたいか、何を得意とし、次の仕事で何を実現したいかを確認することが重要だと考えています。
退職理由を具体化することで、求人票や面接で確認すべき項目も明確になります。例えば勤務時間への不満であれば、残業時間だけでなく、シフトの決まり方や休日の取り方まで確認することが考えられます。
※対象は2025年の転職入職者のうち、前職が雇用者で調査時に在籍していた人です。表は一部の理由を抜粋しており、定年・契約期間満了、会社都合、その他の理由などは含みません。男女の数値を個人の希望の決めつけに用いるものではありません。
■ 仕事の変化に備えるには、専門性と持ち運べる力の両方が必要
世界経済フォーラム「The Future of Jobs Report 2025」では、2025〜2030年に、既存スキルの平均39%が変化するか、陳腐化するとの見通しが示されています。また、分析的思考を重要な中核スキルとする企業は約7割でした。
これは55の国・地域、1,000社以上の雇用主の見通しに基づくもので、日本だけの実績を示した数値ではありません。
厚生労働省も、業種や職種を越えて活用できる「ポータブルスキル」を、課題への対応と人との関わり方の観点で整理しています。
YORISOIは、専門知識を身につけることに加え、情報を整理する力、課題を見つける力、周囲と調整して実行する力を、日々の業務で育てていくことが重要だと考えています。
■ YORISOIの考察:転職時代に身につけたい4つの力
分析結果と公表資料を踏まえ、YORISOIはキャリア形成で重視する観点を以下の4つに整理しました。

|
観点 |
具体的に取り組むこと |
|
自己理解 |
得意な業務、負担を感じる環境、譲れない条件を、実際の経験から整理する |
|
ストーリー理解・言語化 |
仕事を選んだ理由、取り組んだ課題、自分の行動、結果、学びを説明する |
|
時代・市場を読む力 |
求人の仕事内容、必要資格、求められる技能、産業の変化を確認する |
|
学びを実務に変える力 |
専門知識、対話・調整、データやAIの活用を、具体的な業務改善につなげる |
ここでいう「ストーリー理解」は、過去の経験を振り返り、次の仕事で活かせることを説明することです。
例えば、接客経験であれば、「接客を担当した」という説明に加え、相手の要望をどう把握し、どのように提案したかまで整理することで、別の職種でも活用できる力を伝えられます。
「時代を読む力」では、職種名の人気だけで判断せず、実際の業務内容や必要な能力を確認します。AIを利用する仕事でも、出力の根拠を確かめ、業務に適用できるか判断する力が求められると考えています。
※上記は分析を踏まえたYORISOIの提案です。各能力の効果や転職成功率を測定した結果ではありません。
■ 求職者理解を、企業の採用活動と人材紹介の価値につなげる
YORISOIは、求職者の転職回数とともに、これまでの選択理由、経験から得た学び、希望する働き方を理解することを重視します。
企業側には、仕事内容、期待する役割、労働条件、評価・育成の仕組みを具体的に伝えることが求められます。求職者が自分の希望と照らし合わせて判断できる情報を整えることが、納得できるキャリア選択を支えると考えています。
「渋谷を代表するHRカンパニーへ」を掲げるYORISOIは、人材紹介サービス「転職.com」と採用代行サービス「採用くん」を通じて、求職者と企業の双方への理解を深めた支援に取り組んでまいります。
■ 採用・求職者集客のご相談について

「求める人材に求人の魅力が伝わらない」「応募後の対応や日程調整に手が回らない」といった課題をお持ちの企業様は、採用代行・RPOサービス「採用くん」へご相談ください。
求人制作、媒体運用、応募者対応、面談日程の調整など、現在の課題に合わせた支援内容をご案内します。
▶ 採用代行・求職者集客について相談する
採用代行サービス「採用くん」の詳細を見る
■ 分析概要・計算方法
分析主体:株式会社YORISOI
分析時点:2026年11月2日
分析方法:公開された集計値の再分類・合算・時点比較
転職回数:マイナビ調査の2022年転職者1,500人、2025年転職者1,446人の公表割合を3区分に再集計。1〜2回は、2022年「27.9+23.6=51.5%」、2025年「34.9+23.7=58.6%」。構成比の差は「58.6−51.5=7.1ポイント」。
退職理由:厚生労働省の公表区分を、本文に示した対応関係で合算。男女別に算出し、異なる調査の回答者を結合する分析は行っていません。
※公表割合の丸めにより、合計は100%にならない場合があります。個票データによる分析、属性調整、統計的有意差の検定は行っていません。
■ 参考資料
株式会社マイナビ:転職動向調査2026年版(2025年実績)
使用箇所:報告書「5-1.転職回数(Q4)」、調査概要。
厚生労働省:令和7年 雇用動向調査結果の概要
使用箇所:表5「転職入職者が前職を辞めた理由別割合」。
World Economic Forum:The Future of Jobs Report 2025
厚生労働省:ポータブルスキル見える化ツール
■ 株式会社YORISOIについて

株式会社YORISOIは、「渋谷を代表するHRカンパニー」を目標に掲げ、人材・採用領域の課題解決に取り組むHRカンパニーです。
人材紹介会社における求職者集客の不安定さや、キャリアアドバイザーが本来の面談・キャリア支援に集中できないという課題に対し、求人媒体の運用から応募者対応、面談着座までを一気通貫で支援する採用代行サービス「採用くん」と、求職者との面談機会を成果報酬型で提供する「送客くん」を展開しています。
さらに、人材紹介やメディア運営を通じて、求職者との接点づくりからキャリア支援までを幅広く手がけています。社名に込めた「よりそう」という想いを大切にしながら、企業と求職者のより良い出会いを創出し、人材・採用業界に新たな価値を届けてまいります。
会社名:株式会社YORISOI
代表者:代表取締役 竹原 甲斐斗
所在地:東京都渋谷区神南1丁目23番14号 リージャス渋谷公園通りビル5F
事業内容:人材紹介事業/採用代行(RPO)事業/HRメディア運営事業/フランチャイズ事業
公式サイト:https://yorisoi-hr.com/
■ 報道関係者のお問い合わせ先
株式会社YORISOI
広報担当:河本
E-mail:s.kawamoto@yorisoi-hr.com
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