「第19回ガラスびんアワード」各受賞商品決定

株式会社五島つばき蒸溜所が最優秀賞を受賞!受賞商品名:『GOTOGIN』

日本ガラスびん協会

日本ガラスびん協会(会長 山村 幸治/東京都新宿区)は、「第19回ガラスびんアワード授賞式」を都内で開催し、最優秀賞など受賞8商品を発表いたしました。

【株式会社五島つばき蒸溜所の「GOTOGIN」が最優秀賞を受賞】
審査委員長を務めるリリー・フランキー氏とフリーアナウンサー富永美樹氏により、最終審査会が開催され、応募エントリー数、208エントリー(251本)の中から各賞を決定いたしました。

最優秀賞には、株式会社五島つばき蒸溜所の「GOTOGIN」が選出されました。
「ガラスびん本来の美しさで、椿のモチーフを見事に表現。椿の花でアロマを包むことをイメージしたボトルは、見て美しく、手に持って気持ちいい。原点に立ち返ってガラスびんの可能性を突き詰め、質実なデザインにまとめあげている。」という点が評価されました。

【SDGsを意識した商品への注目が集まる。3年ぶりに消費者代表の一般審査委員が参加】
社会生活の中でSDGsへの関心が高まりつつある中、今回のガラスびんアワードにおいても、余剰原料を活用しフードロスの削減を図った商品、製造過程で排出するCO2を実質ゼロにした商品、キャップやラベルを取り除きやすくして分別排出を容易にする商品などが注目されました。
まさにガラスびんがSDGsの達成に貢献するエシカルなパッケージであること、また、ガラスびんは将来に向けて大きな可能性を持つ容器であることが感じられるガラスびんアワードとなりました。

また、本年は新型コロナウイルス感染症の状況も少し落ち着いてきたため、3年ぶりに消費者の一般審査委員も加わり、幅の広い視点からの審査が実現しました。

【最優秀賞】
株式会社五島つばき蒸溜所
GOTOGIN

<受賞理由>
「ガラスびん本来の美しさで、椿のモチーフを見事に表現。椿の花でアロマを包むことをイメージしたボトルは、見て美しく、手に持って気持ちいい。原点に立ち返ってガラスびんの可能性を突き詰め、質実なデザインにまとめあげている。」という点が評価され、最優秀賞に選出されました。

【優秀賞】
きょうの日本酒株式会社
きょうの日本酒

<受賞理由>
「擦りガラスのイメージのびんに高級感が漂い、日本酒が美味しそうに見える。一合のサイズが飲みきりで丁度よい。びんの首周りの紙ラベルに、日本酒の特徴や飲み方などを記載していることに優しさが感じられる商品。」という点が評価され、優秀賞に選出されました。

【優秀賞】
株式会社ウララキューブ
刀剣乱舞ONLINE 日本酒刀剣男士 山姥切国広

 

<受賞理由>
「色調もフォルムも非常に綺麗で高級感が漂う。色の付いたガラスびんの美しさをあらためて認識するとともに、青緑と橙の反対色のグラデーションが自然に表現されていることに、ガラスびんの可能性が感じられる商品。」という点が評価され、優秀賞に選出されました。


【機能賞】
日本ワイン農業研究所株式会社「アルカンヴィーニュ」
アルカンヴィーニュシャルドネ 2021

<受賞理由>
「ワインを飲み終わったあとにガラスびんに残ってしまう筒状のアルミキャップが、ガラスびんとキャップの特別な機構によって、回して簡単に取り外すことができ、分別時の消費者のストレスを解消。『あったらいいな』を見事に形にした商品。」という点が評価され、機能賞に選出されました。

【リリー・フランキー賞】
キユーピー株式会社
キユーピー マヨネーズ・スヌーピー(瓶)

<受賞理由>
「マヨネーズが保存性に優れたガラスびんに入っていることで安心感がある。さらに金属製のキャップはガラスびんと相性がいい。スヌーピーをはじめとする可愛いキャラクターがデザインされており、大人から子どもまで時代を超えて愛され続けている。」という点が評価され、リリー・フランキー賞に選出されました。

【富永美樹賞】
味の素AGF株式会社
「ブレンディ®」 瓶80g
「ちょっと贅沢な珈琲店®」 スペシャル・ブレンド瓶80g

<受賞理由>
「するっと剥がせるラベルの下には、かわいいイラストが描かれている。ロングセラーでありながら、剥がしやすいラベル、開閉しやすいキャップなどの工夫を重ねており、商品をもっと良くしようというチャレンジ精神が感じられる。消費者への感謝の気持ちが、商品の優しさとして表現されている。」という点が評価され、富永美樹賞に選出されました。

【日本ガラスびん協会特別賞】
株式会社桃屋
江戸むらさき ごはんですよ!

<受賞理由>
1973年の発売以来、のり佃煮の代名詞として子どもからお年寄りまで幅広く愛される商品で、発売から一貫してガラスびんを使用。さらにレシピ本において、無臭であること、中身が見えること、環境に優しいことで、ガラスびんを「最高の容器」として啓発していただいている点に感謝と敬意を表し、日本ガラスびん協会特別賞に選出いたしました。

【日本ガラスびん協会特別賞】
株式会社ダイヤケミカル
グレイスメイトポピー
 

<受賞理由>
テレビCM「くるまにポピー♪」のキャッチフレーズで一躍有名となり、現在も国内外問わず幅広いリピーターに愛用されています。2023年で発売45周年。国内の自社工場生産で定番シリーズ5品種、いずれもお馴染みの形状のガラスびんを長年にわたり採用いただいている点に感謝と敬意を表し、日本ガラスびん協会特別賞に選出いたしました。

【入賞商品】
第19回ガラスびんアワードより、1次審査通過商品と呼ばれていた名称を「入賞商品」に変更を行いました。
 

 


●入賞商品
・ACOU RUM WHITE(有限会社大山甚七商店)
・沢の鶴 NADA88(沢の鶴株式会社)
・DATE SEVEN SEASONⅡ episode1 浦霞style/黄金澤style(佐浦/川敬商店)
・夜9時のチョコバナナ(KURAND)
・Tully’s Specialty カフェオレベース(タリーズコーヒージャパン)
・水性ガンダムカラー 水星の魔女シリーズ(株式会社GSIクレオス)
・ビストロポテト(株式会社湖池屋)
・APPLE HOP、GOLDEN ALE、YAMASO HOP、AMBER ALE、INDIA PALE ALE、
  DUNKEL WEIZEN、PORTER、インペリアルレッドエール(南信州ビール)
・Ishigaki Sugar(DM三井製糖株式会社)
・【TUNAGU】オリーブオイル・自家製シロップ(早島グリル・TUNAGU)
・CACAO ETHIQOE、CACAO ETHIQOE(エシカルスピリッツ株式会社)
・KUSU HANDMADE フォレストアロマ(株式会社中村)
・あおつぶ(株式会社青粒)
・福寿 純米酒 エコゼロ(神戸酒心館)
・自分でつくるだし醤油セット(鰹・鮎・宗田鰹)(しまんと百笑かんぱに株式会社)

■審査委員講評

<審査委員長 リリー・フランキー氏>
昨年同様、コロナ禍で人々の行動が制限され、世の中でいわゆる“トレンド”が形成しづらくなっていると感じます。そのような中でも、今回はお酒以外のガラスびん商品もたくさんエントリーされており、ガラスびんの良さが再認識され始めているように感じました。ガラスびんに入っていることの変わらぬ安心感、大切な人に贈るのにふさわしい容器であること、そして環境性や機能性などの素材特性に、世間が気づきだしたのだと思います。商品開発においても、デザインの力が商品への注目を集めること、そしてガラスびんは形状を含めて様々な表現ができること、それらがもっと広まってくれたらと思います。

 

<審査委員 富永美樹氏>
「ガラスびんだったらこんなこともできる!」というガラスびんの可能性を、世の中に広く知ってもらいたいという気持ちを込めて各賞を選びました。容器の素材は中身や用途などを考慮して適材適所で選択されると思います。特にガラスびんは幅広くいろいろなことができるので、新しくものづくりを始める時には、ぜひガラスびんのことを思い出してもらいたいです。

すべての画像


ダウンロード
プレスリリース素材

このプレスリリース内で使われている画像ファイルがダウンロードできます

会社概要

日本ガラスびん協会

3フォロワー

RSS
URL
http://www.glassbottle.org/index.html
業種
財団法人・社団法人・宗教法人
本社所在地
東京都新宿区百人町3-21-16 日本ガラス工業センター3F
電話番号
03-6279-2390
代表者名
石塚久継
上場
未上場
資本金
-
設立
-