【仕事の相談は上司よりAI?】AIに相談する理由ランキング|男女500人アンケート調査
仕事の相談をAIにすることに関する意識調査
株式会社エムフロ(本社:東京都渋谷区、代表:北脇陽典)は、お仕事をしている500人を対象に「仕事の相談をAIにすることに関する意識調査」を実施し、そのデータをランキング化しました。
仕事中の疑問や悩みを、AIに相談する人が増えています。まさしくAIをアシスタントとして使っているのですね。
一方で、上司や同僚への相談を重視する人も少なくありません。
今回、株式会社エムフロが運営するCraudia採用サイト制作代行( https://craudia-recruit-create.com/ )は、お仕事をしている500人に「仕事の相談をAIにすること」についてアンケート調査を実施。その結果をランキング形式でまとめました。
調査結果に対して、メディアスケッチ株式会社 代表取締役でサイバー大学客員准教授の伊本貴士氏よりコメントをいただいております。
【データの引用・転載についてお願い】
本リリースの調査結果・画像をご利用いただく際は、引用元として「Craudia採用サイト制作代行」の公式サイトURL( https://craudia-recruit-create.com/ )へのリンク設置をお願い致します。
【調査概要】
調査対象:お仕事をしている人
調査日:2026年5月20日
調査機関:自社調査
調査法:インターネットによる任意回答
有効回答数:500人(女性340人/男性160人)
回答者の年代:20代 16.4%/30代 35.8%/40代 30.0%/50代 14.2%/60代以上 3.6%
【調査結果サマリー】
・上司や同僚より先にAIに相談する人は82.4%
・上司や同僚より先にAIに相談する理由1位は「遠慮せず気軽に使える」
・AIではなく上司や同僚に相談する理由は「現状に即した回答をもらえる」
・AIツールの台頭により職場でのコミュニケーションが「減る」と思う人は26.0%
上司や同僚より先にAIに相談する人は82.4%

お仕事をしている500人に「上司や同僚より先に、AIに相談することがあるか」を聞いたところ、「頻繁にある(37.0%)」「たまにある(45.4%)」が合わせて82.4%でした。
「頻繁にある(37.0%)」だけでも4割近くになっています。「わからないことがあったら、まずAIに聞く」という仕事の流れが定番になっている人も多いとわかりました。
上司や同僚より先にAIに相談する理由1位は「遠慮せず気軽に使える」

上司や同僚より先にAIに相談する412人に理由を聞いたところ、1位は「遠慮せず気軽に使える(31.3%)」でした。2位「返答が早い(21.4%)」と答えた人も多くなっています。
職場での相談相手としてAIが選ばれる理由としては、「心理面や時間面でのハードルが低いこと」や「回答内容の質の高さ」が挙げられています。AIは相手に気を遣う必要がなく、思いついたタイミングですぐに質問できるのが大きなメリットです。
返答の早さや回答内容への納得感も評価されています。早く、納得のいく回答をもらえる状況があるなら、利用したくなるのも当然です。
ただ「上司や同僚に相談するための準備として、AIに聞く」「AIに聞いてから、上司に確認はする」という人も多くなっています。
<1位 遠慮せず気軽に使える>
・相談しにくいことでも、気を遣わずに相談できる。人に気を遣いたくない(20代 男性)
・何を伝えても変に思われないし、何度も聞き方を変えて、自分が納得するまで繰り返し質問できるから(30代 女性)
・零細企業のため社員数も少なく、上司はいつも忙しそうにしています。相談すれば親身に寄り添ってくれるとは思いますが、つまらない質問で上司の仕事の邪魔をしたくないと思い、AIに尋ねています(50代 女性)
職場で上司や同僚に相談するときには、質問する人の性格や職場の雰囲気などによって、心理的な負担を感じることもあります。
例えば「初歩的なことを聞いて馬鹿にされないか」「相手が集中しているときに、邪魔してしまったらどうしよう」などです。相手に遠慮してしまい、質問するハードルが高くなってしまうのですね。
しかしAIが相手なら、相手の状況や感情を気にする必要がありません。初歩的なことを聞いても、何度同じことを聞いても、嫌な顔をされることはありませんね。そのため「人よりも気軽に聞ける」と感じる人が多くなりました。
<2位 返答が早い>
・データをいれるとすぐに結果を出してくれること(20代 女性)
・手っ取り早いので、すぐに答えが知りたいときは活用しています(30代 女性)
・簡単な疑問点なら、ほとんどのことについてすぐ回答を得られて便利です(60代以上 男性)
すぐ答えが得られることが、AIを先に利用する大きな理由のひとつになっています。例えば上司や同僚が不在だったり忙しそうだったりして相談できないとき、疑問を抱えたまま作業が止まってしまうと、時間が無駄になりかねません。
上記のような場合に、AIから即座に答えがもらえると、待たずに業務を続けやすくなり、作業効率の向上につながります。
ただしすぐに出てきた回答が、正しいとは限りません。また専門性の高い重要な判断をAIに任せるのも、不安があります。回答の事実確認や人による最終チェックを組み合わせる必要があります。
<3位 回答に納得できる>
・AIは正解に限りなく近いヒントをくれると思っているので、最近はすぐ頼ってしまう(20代 女性)
・上司より新しい情報や一般常識を兼ね備えている(30代 女性)
・PCの操作やSaaSの設定方法・操作がわからないとき、まずはAIに相談するようにしています。かなり正確な回答を得られます(40代 男性)
AIに対し「一定水準以上の答えが返ってくる」という信頼感があり、先にAIに聞くようにしている人も多くなっています。とくに「PCやITツールの操作方法」「一般的な知識」については、正確で満足できるという回答が複数ありました。
上司や同僚は人間なので、良くも悪くも知識量や得意分野に個人差があります。しかしAIは分野を問わず、大きなデータのなかから一定の情報提供が可能で、さまざまな事柄について回答可能です。
ただAIツールそのものにも注意書きがされているように、AIの回答が間違っている場合もありますので、注意が必要となります。
<4位 人への相談の準備>
・知っていて当然なことなのかを、まずAIに聞きたいからです。知ったうえで会社の人に聞きたいという気持ちがあります(20代 女性)
・「上司や同僚に聞く前に、自分なりに答えの候補をもっておきたい」という気持ちもあり、下準備として使うことが多いです(30代 男性)
AIを「人に相談しないための手段」としてではなく、「人に相談するための準備ツール」として活用している人もいます。何も考えずに上司や同僚に話をもっていくのではなく、自分なりの仮説や主張を整理したうえで、質問や相談をしたいからですね。
上記の工夫をすることで、相談や質問が円滑に進みます。AIに相談し、論点や前提条件となる知識を整理してから相談している様子がうかがえます。
<5位 いつでも質問できる>
・いつでも対応してもらえるから(40代 男性)
・人間相手と違って自分の都合でできるため(50代 女性)
AIの強みとしては、「利用時間を選ばないこと」もあります。例えば人が少ない時間帯でも、移動中でも、思い立ったときに質問可能です。
疑問が生まれたときにすぐ解消できるため、問題を先送りする必要がありません。また「あとで聞こうと思って忘れていた」といったうっかりも減ると期待できます。
AIではなく上司や同僚に相談する理由は「現状に即した回答をもらえる」

続いて、「AIではなく上司や同僚に相談する」と回答した88人に理由を聞きました。
その結果、1位は「現状に即した回答をもらえる(23.9%)」でした。2位「AIでは対応できない(18.2%)」、3位「AIに慣れていない(17.0%)」が続きます。
人に聞くメリットと共にAIに聞くデメリットも多く挙げられ、「AIには対応できなかったり、回答が不十分であることも多い」という意識が浮き彫りになりました。
職場ではAIが得意とする「一般的な情報」や「客観的で合理的な提案」だけでは解決できない課題も多く発生します。こような場合には、上司や同僚の経験と知識に頼りたいと考える人が多いのですね。
<1位 現状に即した回答をもらえる>
・福祉職で精神障害のある人を相手に仕事をしています。それぞれに合った支援を考えるときには、AIよりも知識や経験が豊富な上司に相談することが多いからです(30代 女性)
・仕事の話は、業務の流れや背景を共通認識としてもっている人に聞いたほうが、状況に合った細かい指示やアドバイスをもらいやすいからです(40代 男性)
・AIの答えは一般論になりそう。上司や同僚は仕事や会社の状況なども共有した状態で相談できる(60代以上 男性)
職場では、一般論だけでは解決できない問題も多く発生します。「会社独自のルールやマニュアル」「顧客や利用者の履歴や心理」などを考慮して判断を下すことも多いからですね。
上記のような場合に、経験のある上司やスタッフであれば、事情や経緯などを理解したうえで助言してくれる可能性があります。「状況に応じて柔軟に考えられる」「組織や個人も汲み取って回答できる」のが、人間の強みです。
<2位 AIでは対応できない>
・AIで解決できるような内容ではないので(30代 女性)
・AIに聞いても社内のことはわからないから(50代 女性)
一般的なAIは、「職場独自のマニュアルやルール」は把握していないことも多いです。また仕事では、顧客個人の履歴や性格を踏まえた対応が必要になることもありますね。そのため個別の事案については、AIでは正しい判断が難しい場合も少なくありません。
一方で上司や同僚であれば、組織文化や顧客の性格などを踏まえたうえで、相談対応ができると考えられます。
<3位 AIに慣れていない>
・最近AIの使い方を知ったばかりで、AIに相談するという概念がありませんでした(20代 女性)
・AIツールを使いこなせていないから(40代 女性)
「AIの使い方がわからない」「職場にAIを利用する環境が整っていない」という人もいます。便利なツールでも、使い方を理解していなければ活用できません。また基本的にスマホやパソコンを使わない職場だと、AIに相談しようがありませんね。
上記のような個人の状況や職場環境があると、「AIに聞く」という発想自体が出てきません。
<4位 AIを信用できない>
・AIが間違っていることも多いから(40代 女性)
・AIの回答内容が、まだまだ残念だから(50代 女性)
AIの回答を全面的には信頼していない人も少なくありません。実際、AIは「正しいように見えるが、実は誤情報や不正確な内容が含まれる回答」を返すこともあります。
精度はかなり向上していますが、仕事ではまだ使えないという判断をしている人も多いとわかります。
<5位 人に聞くほうが早い>
・上司に相談したほうが、解決する時間が早いと思うから(20代 女性)
・職場では、その場ですぐ確認して会話できる距離感もあるので、結果的に早く解決できることが多いと感じています(40代 男性)
職場環境や質問相手の上司・同僚によっては、AIに聞くより早いこともあります。例えば「上司や同僚がそばにいて、聞きやすい環境」「最終的に上司への確認が必要で、最初から本人に聞いたほうが早い」などです。
アンケートでは「AIに質問するために、前提条件を説明するのが手間」といった声もありました。AIよりも同じ職場にいる上司や同僚のほうが、自分の状況を素早く理解してくれるという信頼があります。
AIツールの台頭により職場でのコミュニケーションが「減る」と思う人は26.0%

「AIツールの台頭により職場でのコミュニケーションはどうなると思うか」と聞いたところ、劇的に変わることはないと考えている人が多数派(67.0%)となりました。
ただ変化を予想した人のなかでは、「増えていく(7.0%)」に対し、「減っていく(26.0%)」のほうが多くなっています。今まで人に聞いていた簡単な質問や相談がAIで済むようになると、人とのコミュニケーションは減るからです。
ただしアンケートの自由回答では「周囲とのコミュニケーションはやっぱり重要」「大事なことは人に確認する」という声も多くなりました。意思決定、認識共有、信頼関係の構築といった、基本的な職場でのコミュニケーションが欠かせないこともまた、広く認識されています。
そのため日常的なやり取りは減る可能性があるものの、人間同士のコミュニケーションそのものがなくなるわけではないと考えられます。むしろ、簡単な質問や確認が減ることで、「重要な事柄についてじっくり話せる時間が増える」といった期待も可能です。
まとめ
仕事の相談相手としてまずAIを活用する人はかなり多くなっています。AIはいつでもどこでもどんな質問や相談にも対応してくれるので、気軽で便利だからです。
しかしまずAIに相談する人からも、「重要あるいは繊細な判断では、上司や同僚にする」という声は多くなりました。簡単な相談はAIで効率化しつつ、人ならではの経験や共感が必要な場合には、人に相談するという、相談先の使い分けが進んでいることが読み取れます。
そのため「AIの普及によって職場でのコミュニケーションが減る」という人が一定数いる一方、「変わらない」と予想する人も多くなりました。
■伊本貴士氏のコメント
これまでの国内外のデータを見ても、AIに単に質問するだけでなく、身近な疑問や悩みについて相談を行う人の割合は世界的に急増しています。今回のアンケート結果からも、同様に「気軽に相談できる」という理由で利用する割合の増加傾向が見られます。
一方で、生成AIのヘビーユーザーほど経験的にAIの限界も感じています。AIには、相談する人の背景や経緯を細かく入力しなければ十分に理解できないという弱点があるため、すべての相談に生成AIが適しているとは感じていない人もいます。
そうした点から、気軽に相談できる「生成AI」と、その人の性格や背景、これまでの経緯も含めて考えてくれる「人間」との間で、相談のすみ分けが進んでいるように感じます。そのため、アンケート結果を見ても、AIによって職場のコミュニケーションが減ると思う人は26.0%にとどまっており、それぞれの役割の違いが明確になりつつあると考えられます。
注意が必要なのは、AIと人間のすみ分けが進むということは、人間はより「人間にしかできない高度な相談」を担うことになるという点です。つまり、人間に相談する意味は、「性格や背景、経緯も含めた深いアドバイス」を提供できるかどうかにかかってくるともいえます。
私は講演などで普段から、「AIの進化は、人間に対してより人間らしい能力の向上を促している」と述べていますが、まさにその傾向が表れていると思います。
▽専門家紹介

伊本 貴士
メディアスケッチ株式会社 代表取締役
サイバー大学 客員准教授
NECソフト株式会社(現 NECソリューションイノベータ株式会社)、フューチャーアーキテクト株式会社を経て、メディアスケッチ株式会社を設立。
企業のDX支援を主軸として、IoTデバイスやAI開発に関する戦略策定、研究開発支援、人材育成支援などを展開。
また、地方自治体への支援にも積極的に取り組み、地方版IoT推進ラボメンターやふくい産業支援センターDX戦略アドバイザーなどを歴任。
デジタル技術の伝道師として、フジテレビの『ホンマでっか!?TV』など、テレビやラジオなどの番組にも出演。
全国各地でDX、AI、サイバーセキュリティに関する講演活動を行っている。
<著書>
ビジネスの構築から最新技術までを網羅 AIの教科書( https://amzn.asia/d/fPjtgCn )
IoTの全てを網羅した決定版 IoTの教科書( https://amzn.asia/d/4DE2Tgi )
<Webサイト>
【データの引用・転載についてお願い】
本リリースの調査結果・画像をご利用いただく際は、引用元として「Craudia採用サイト制作代行」の公式サイトURL( https://craudia-recruit-create.com/ )へのリンク設置をお願い致します。
■クラウディアについて

株式会社エムフロが運営する総合型クラウドソーシングサービスです。
個の働き方やライフスタイルが多様化する中で、フリーランス、副業、複業などそれぞれの生活に寄り添うサービスの一つとして展開しています。
公式URL https://www.craudia.com/
■株式会社エムフロについて

株式会社エムフロは、ユーザーにとって魅力的な情報を発信し、価値あるサービスを提供するメディア事業を中核とする企業です。
主力のメディア事業を通じて蓄積されたデータやノウハウ、開発成果をフル活用し、効果の高い集客方法をご提案するマーケティングコンサルティングを展開しています。
公式URL https://www.mfro.net/
■会社概要
社名 : 株式会社エムフロ
代表者 : 代表取締役 北脇 陽典
所在地 : 〒150-0011 東京都渋谷区東3-13-11 A-PLACE恵比寿東 4階
設立 : 2004年9月
資本金 : 50,000,000円
URL : http://www.mfro.net/
<Craudia関連サービス>
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・経理専門アシスタント
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・導入事例制作
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・取材/撮影
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・不動産ライティング/監修
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・美容ライティング/監修
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・メディア掲載支援
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・採用サイト制作代行
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・クラレポ
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