【三菱電機】大型産業用ロボット「RV-35/50/70F(M)」新発売
小型から大型まで、幅広い自動化ニーズに対応
三菱電機株式会社は、産業用ロボット「MELFA-Fシリーズ」の新製品として、可搬質量35kgから70kgまで対応する大型産業用ロボット「RV-35/50/70F(M)」12機種を7月15日に発売しました。本製品は、「MF-Tokyo2015」(7月15日~18日、於:東京ビッグサイト)に出展します。
▼発売の狙い
電気・電子業界、食品・医薬品・化粧品業界、自動車部品業界などの製品サイズが比較的小さい業種においても、最終工程などでは大型産業用ロボットを使用するケースが増えていることから、高性能な大型産業用ロボットの開発が求められています。当社は今回、可搬質量35kgから70kgまで対応する大型産業用ロボット「RV-35/50/70F(M)」12機種を発売します。これにより、小型から大型まで、あらゆる搬送・組立ロボット需要に対応した幅広い自動化ニーズに貢献します。
▼新製品の主な特長
1. 高速可搬・広い動作範囲により、多彩な用途へ適用可能
・手首構造を変更し、従来以上の大容量減速機を使用したことにより、従来機比(※1)約4.2倍の高速化(※1)を実現するとともに、約35倍(※1)の許容イナーシャ(J6軸)(※2) により、ロボットが把持するハンドの大型化が可能
・最大リーチを従来機比※1 約2倍の205cmに伸長※1 し、今まで難しかった大型ワークの高速搬送を実現
※1:RV-35Fと従来機RV-20Fの比較 ※2:ロボットの手首軸にかかる許容慣性量
2. 当社シーケンサとの連携により、コスト削減に貢献 [RV-35/50/70F(M)-Q 全6機種]
・iQ Platform対応により、当社シーケンサとの各種連携機能が使用でき、シーケンサの高速通信を活用したI/O処理時間の短縮や、当社表示器を活用した操作・保守作業の効率化など、お客様のTCO(Total Cost of Ownership)削減に貢献
3. 小型産業用ロボットと同じ操作を、大型産業用ロボットで実現
・「MELFA-Fシリーズ」の可搬質量20kg以下の小型ロボットと、同じプログラミング言語・ティーチングボックス・エンジニアリング環境が使用でき、工場内に小型・大型ロボットが混在している場合においても同じ操作で使用可能
▼発売の概要
・産業用ロボット
RV-35F-D(可搬質量35kg) / RV-50F-D(可搬質量50kg) / RV-70F-D(可搬質量70kg)
・産業用ロボット(iQ Platform対応)
RV-35F-Q(可搬質量35kg) / RV-50F-Q(可搬質量50kg) / RV-70F-Q(可搬質量70kg)
・産業用ロボット(オイルミスト仕様)
RV-35FM-D(可搬質量35kg) / RV-50FM-D(可搬質量50kg) / RV-70FM-D(可搬質量70kg)
・産業用ロボット(オイルミスト仕様、iQ Platform対応)
RV-35FM-Q(可搬質量35kg) / RV-50FM-Q(可搬質量50kg) / RV-70FM-Q(可搬質量70kg)
▼関連リンク(三菱電機FAサイト)
産業用ロボットMELFA 垂直多関節形 RV-35/50/70F
http://www.mitsubishielectric.co.jp/fa/products/rbt/robot/pmerit/vertical/feature2.html?ref=press150708
FA統合コンセプトiQ Platform
http://www.mitsubishielectric.co.jp/fa/sols/sol/iq/index.html?ref=press150708
■参考
三菱電機FAサイト TOP
http://www.mitsubishielectric.co.jp/fa/?ref=press150708
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