アドゥナ、KDDIを画期的なAPIベンチャーの資本パートナーに迎える

日本の大手通信事業者と力を合わせ業界を再定義

本資料は2025年2月12日に発表された報道資料の抄訳です。

ストックホルム、2025年2月12日 – 世界最大級の複数の通信事業者とエリクソン(NASDAQ: ERIC)との画期的な合弁事業であるアドゥナ(Aduna)は本日、KDDI株式会社(以下KDDI)を資本パートナーに迎えたことを発表しました。

通信業界のグローバルリーダーであるKDDIの参加により、アドゥナがビジョンとして掲げる開発者による共通ネットワークAPIの導入とグローバル規模でのイノベーションの加速がさらに強化されます。デジタルサービスのイノベーションを促進するアドゥナのパートナーには、América Móvil、AT&T、Bharti Airtel、Deutsche Telekom、Orange、Reliance Jio、Singtel、Telefonica、Telstra、T-Mobile、Verizon、Vodafone、エリクソンが含まれます。

KDDIは通信・デジタルインフラのイノベーターとして、技術やマーケティングなどの知見とリソースを共有して協働することでアドゥナのスコープと影響力を強化し、アドゥナが目標に掲げるオープンで公平な高度ネットワーク機能へのアクセスの創造を支援します。

KDDI CTO コア技術統括本部長 兼 技術企画本部長の吉村和幸 執行役員専務は次のように述べています。
「通信のパイオニアとして、KDDIがネットワークに画期的で新たな可能性をもたらす取り組みに参加できることを誇りに思います。アドゥナへの参加により、APIを通じて高度なネットワーク機能への幅広いアクセスが可能となり、開発者プラットフォームが世界規模でイノベーションを推進できるようになります。このプラットフォームに統合される新しいネットワークは、高度なアプリケーションが繁栄するエコシステムの構築を支援し、これまで以上に多くの企業や消費者にシームレスな接続性と充実したサービスを提供できるようになるでしょう」

アドゥナのアンソニー・バルトロ(Anthony Bartolo)CEOは次のように述べています。
「KDDIの参加は、ネットワークAPIの力を通じて通信業界を再構築するというアドゥナのコミットメントを強化するものです。私たちは、グローバルリーダーでありイノベーションの実績で知られるKDDIとパートナーシップを組むことで、開発者、企業、消費者に新たな可能性をもたらす時代を切り拓きます。アドゥナはネットワークAPIを活用して構築可能な、より高度な新しいアプリケーションによって新たな収益機会を開拓し、ビジネス運用を変革し、真に差別化された革新的なソリューションで顧客体験を向上させてまいります」

KDDIの参加により、通信業界全体に対するアドゥナの魅力と、収益機会を最大化しながら開発者の体験を向上させる共通の可能性がさらに強調されます。

アドゥナはネットワークAPIへのグローバルなアクセスを簡素化することを目的として、2024年9月に創設されました。今回の取引は、規制当局の承認やその他の慣習的な条件を満たすことを前提として、今年後半に完了する予定です。

ネットワークAPIとアドゥナの詳細についてはadunaglobal.comをご覧ください。KDDIの詳細はkddi.comご覧ください。

アドゥナについて

世界の複数の通信事業者とエリクソンの画期的な合弁会社であるアドゥナは、世界中の開発者が共通のネットワークAPI(Application Programming Interface)を通じてネットワークを最大限に活用できるようにすることで、イノベーションを加速することに専念しています。アドゥナのパートナーには、América Móvil、AT&T、Bharti Airtel、Deutsche Telekom、KDDI、Orange、Reliance Jio、Singtel、Telefonica、Telstra、T-Mobile、Verizon、Vodafoneが含まれます。GSMAとLinux Foundationが推進するCAMARAオープンソースプロジェクトに基づく統合プラットフォームの下、アドゥナは世界中の通信事業者のネットワークAPIを組み合わせることで、共創を促進し、ユーザー体験を向上させ、産業の成長を促進する、標準化されたプラットフォームを提供します。

KDDIについて

KDDIは、5G通信を中心に、個人のお客さまには「au」、「UQ mobile」、「povo」のマルチブランドで展開し、法人のお客さまには「KDDI BUSINESS」のブランドで国内外に多くのサービスを提供しています。また当社は、2022年5月にKDDI VISION 2030「『つなぐチカラ』を進化させ、誰もが思いを実現できる社会をつくる。」を策定しました。このVISIONのもと、中期経営戦略(2022-25年度)では「新サテライトグロース戦略」を推進しています。「新サテライトグロース戦略」は5G通信とデータドリブン、生成AIをコア事業とし、成長を牽引する事業領域「Orbit1(DX/金融/エネルギー)」と、新たな成長に挑戦する事業領域「Orbit2(モビリティ/宇宙/ヘルスケア/Web3・メタバース/スポーツ・エンタメ)」に取り組み、さらなる事業拡大を推進します。KDDIはサステナビリティ経営を根幹に「新サテライトグロース戦略」とそれを支える経営基盤の強化を通じて、パートナーの皆さまと共に、社会の持続的成長と企業価値の向上を目指していきます。

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会社概要

URL
https://www.ericsson.com/ja/about-us/company-facts/ericsson-worldwide/japan
業種
情報通信
本社所在地
東京都港区海岸一丁目2番20号 汐留ビルディング21階
電話番号
03-6721-3300
代表者名
ジャワッド・マンスール/野崎 哲
上場
未上場
資本金
3億2000万円
設立
1992年09月