世界初の写真集『自然の鉛筆』を公開! 横浜が誇る約1万点のカメラ・写真コレクション。
横浜市民ギャラリーあざみ野の横浜市所蔵カメラ・写真コ レクション展。
横浜は日本の商業写真発祥の地。
歴史的背景もあり、横浜は貴重なカメラ・写真コレクションを擁しています。
横浜市民ギャラリーあざみ野では、毎年2月「フォト・アニュアルあざみ野」と銘打って、企画展と横浜市所蔵カメラ・写真コレクション展を開催しています。
1月から3月にかけて開催される『PHOTO YOKOHAMA2016』のパートナー・イベントのひとつにもなっています。
歴史的背景もあり、横浜は貴重なカメラ・写真コレクションを擁しています。
横浜市民ギャラリーあざみ野では、毎年2月「フォト・アニュアルあざみ野」と銘打って、企画展と横浜市所蔵カメラ・写真コレクション展を開催しています。
1月から3月にかけて開催される『PHOTO YOKOHAMA2016』のパートナー・イベントのひとつにもなっています。
世界でも貴重なコレクションが横浜に。
1859年の横浜開港の翌年、アメリカ人のフリーマンが日本で最初の写真スタジオを開設。
これが日本における商業写真の発祥となりました。
その翌年の1861年、下岡蓮杖が横浜に写真館を開業しています。
日本の風俗、風景を捉えた写真が「横浜写真」と呼ばれ、外国人の土産物として持てはやされるなど、黎明期から横浜は日本写真の歴史に重要な役割を果たしてきました。
そんな歴史的背景もあり、横浜は創造都市政策として標榜する映像文化都市の実現のため、約20年前に「ネイラー・コレクション」を取得します。
このコレクションは、サーモスタットの開発で成功したアメリカの実業家、サーマン・F・ネイラーが40年にわたり収集した3万点にも及ぶコレクションの一部です。その数はカメラ、写真、資料、文献などを合わせて約1万点。
写真が発明されてから1990年までを総合的に網羅した、世界でも珍しい貴重なコレクションです。
現在は「横浜市所蔵カメラ・写真コレクション」として、横浜市民ギャラリーあざみ野で毎年異なるテーマによるコレクション展が開催されています。
今年は『自然の鉛筆』を公開。世界最初の写真集!
1月30日から始まった今年のコレクション展のテーマは「『自然の鉛筆』を読む」。
全部で6巻まで出版され、24枚の写真の実物見本の添付とそれに付随したテキストが記載されていました。
『自然の鉛筆』には、タルボットが写真を生み出すまでの思考の過程と、多岐にわたる探究心が反映されており、写真というメディアの後の展開を予見するような言質が多く認められます。
あざみ野フォト・アニュアル 平成27年度横浜市所蔵カメラ・写真コレクション展 『自然の鉛筆』を読む 【会 期】2016年1月30日(土) ~2月21日(日) 23日間 【開場時間】10:00~18:00 【会 場】横浜市民ギャラリーあざみ野 展示室2 【休 館 日】会期中無休 【料 金】入場無料 詳しくはこちら→http://artazamino.jp/event/azamino-photo-20160221-collection/ |
横浜は1月から3月まで写真のイベントが目白押し。
毎年1月から3月に開催される横浜市主催の写真のイベント『PHOTO YOKOHAMA』は今年で6回目。
(http://www.photoyokohama.com/)
写真映像とカメラの見本市「CP+」をはじめ、市内各地で約40の写真展やイベントが開催されています。
横浜市民ギャラリーあざみ野では、同時期に「あざみ野フォト・アニュアル」と銘打って、コレクション展と写真表現の今を切り取る企画展の開催が恒例となっています。
今年の企画展は、沖縄出身の石川竜一を取り上げています。
キャリアがまだ浅い2014年、故郷である沖縄の人々、景色を撮った写真集を出すやいなや、第40回木村伊兵衛写真賞、2015年日本写真協会賞新人賞を立て続けに受賞し、鮮烈なデビューを飾りました。
対象を生々しく捉え、その場のにおいや温度まで伝わってきそうな写真は、他に類を見ない力強さにあふれています。
写真のクラシックと「今」。
写真の可能性に思いを馳せることのできる、横浜市民ギャラリーあざみ野の2つの展覧会をぜひお見逃しなく。
あざみ野フォト・アニュアル 考えたときには、もう目の前にはない 石川竜一 展 【会 期】2016年1月30日(土) ~2月21日(日) 23日間 【開場時間】10:00~18:00 【会 場】横浜市民ギャラリーあざみ野 展示室1 【休 館 日】会期中無休 【料 金】入場無料 詳しくはこちら→http://artazamino.jp/event/azamino-photo-20160221/ |
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