エクスメディオ、Docquityとの戦略提携を深化
専門医コミュニティと臨床AIを融合し、オンコロジー領域での知見共有と臨床支援を強化
血液内科専門医コミュニティ「血液内科 Pro」や医師専用の臨床相談コミュニティ「ヒポクラ」を運営する株式会社エクスメディオ(本社:東京都渋谷区、代表取締役 社長執行役員:澤田 敬嗣)と、アジアで50万人超の医師が参加する医師向けプラットフォーム「Docquity(ドクイティ)」を展開するDOCQUITY HOLDINGS PTE. LTD.(本社:シンガポール、CEO:Indranil Roychowdhury)およびDocquity Japan合同会社(以下、総称してDocquity)は、日本の医師に向けた臨床支援の高度化と、日本・東南アジアの医師コミュニティ間における知識共有の可能性を探るため、基本合意書(MOU)を締結しました。
両社は2025年より、Docquityの臨床AIアシスタント「Dx」をエクスメディオの医師コミュニティ「ヒポクラ」の会員向けに提供するなど、連携を進めてきました。今回のMOUにより、その関係を単体のAIツール提供から一歩進め、エクスメディオが日本で培ってきた専門医コミュニティ運営の知見と、Docquityが有する臨床AIおよびアジアの医師ネットワークを組み合わせ、医師コミュニティを基盤とした新たな臨床支援の実現を目指します。
※「Dx」は医療従事者の臨床判断を支援することを目的としており、その判断に代わるものではありません。
専門医コミュニティの知見をオンコロジー領域へ
エクスメディオは2022年に血液内科専門医コミュニティ「血液内科 Pro」を立ち上げました。現在では、日本の血液内科医の6割以上が参加する国内最大級の専門医コミュニティへと成長しています。
血液内科 Proでは、ガイドラインや教科書だけでは判断が難しい症例について専門医同士が意見を交わすほか、「他施設ではどのように診療しているのかを知りたい」「他の専門医の考え方が学びになる」といったニーズを背景に、症例や最新知見を起点とした知見共有や継続的な学びの機会が生まれています。
エクスメディオは、こうした血液がん領域で培った専門医コミュニティ運営の知見を活かし、今後は固形がん領域にも展開していく予定です。
コミュニティと臨床AIを組み合わせた新たな臨床支援
今回の提携では、Docquityの臨床AIアシスタント「Dx」を単体のAIツールとして提供するのではなく、医師がコミュニティで学び、相談し、医学情報を探索する日常の診療行動の中で自然に活用できる形へと発展させます。
DocquityのAI技術とアジア各国での知見、エクスメディオの専門医ネットワークと日本の臨床現場への理解を組み合わせ、医師からのフィードバックを反映しながらサービス開発を進めます。
専門医コミュニティに蓄積された経験知と臨床AIを融合することで、医師が必要な知識へ迅速かつ文脈に即してアクセスできる、新たな臨床支援体験の実現を目指します。
個別のサービス・機能・提供時期については、準備が整い次第、別途発表します。
「One Asia」構想を通じ、アジアとのコミュニティ連携へ
エクスメディオはこれまで、「ヒポクラ」や「血液内科 Pro」を通じて、医師同士が経験を共有し学び合うことで、日々の臨床を支援するコミュニティづくりに取り組んできました。
今回の提携では、Docquityが推進する「One Asia」構想のもと、日本と東南アジアの医師コミュニティ間における交流や知識共有の可能性を探っていきます。
アジアの医師は、増え続ける医学知識を把握しながら、それぞれ異なる医療制度や診療環境の中で診療に活かすという共通の課題に直面しています。
本提携では、各地域の言語や医療制度、診療環境の違いを尊重しながら、共通する臨床課題をテーマとしたコミュニティ間の交流や知識共有の機会拡大を目指します。将来的には、大学や医療機関も含めた幅広い連携の可能性についても検討していきます。
両社代表のコメント
澤田 敬嗣(株式会社エクスメディオ 代表取締役 社長執行役員)
「今回のMOUは、Docquityとの関係をAIサービスの導入から、両社の強みを組み合わせて新たな臨床支援を共創する段階へ進めるものです。
エクスメディオは、専門医同士が症例や経験知を共有し、互いに学び合えるコミュニティづくりに取り組んできました。なかでも「血液内科 Pro」は、日本の血液内科医の6割以上が参加するコミュニティへと成長しています。
今後は、血液内科領域で培ってきた知見を固形がん領域へ広げるとともに、DocquityのAI技術やアジアの医師ネットワークと組み合わせることで、医師が必要な知識へより速くアクセスできる臨床支援の環境づくりを進めていきます」
Indranil Roychowdhury(Docquity CEO兼共同創業者)
「私たちの『One Asia』構想は、医師コミュニティに蓄積された知識や経験を国境を越えて活用できる可能性を広げることを目指しています。
エクスメディオが日本で築いてきた専門医コミュニティと臨床現場への深い理解は、この構想における重要なパートナーシップの基盤です。
今後は、コミュニティ運営や臨床AIの分野で両社が持つ強みを活かしながら、医師の学習や意思決定を支援する新たな価値の創出に取り組んでいきます」
エクスメディオについて
エクスメディオは、医療支援ソフトウェアやデジタルサービスを開発する日本の医療テクノロジー企業です。8万人超の医師をつなぐ臨床相談コミュニティ「ヒポクラ」、専門医コミュニティ「血液内科 Pro(Hematology Pro)」、医療機関向けサブスクサービス「医業支援のミギウデくん」などを運営・提供しています。Doctor to Doctorの症例相談や経験知の共有、継続的な学習を支援し、医師が互いに学び、助け合いながら臨床の専門性を高められる環境づくりに取り組んでいます。
Docquityについて
Docquityは、アジア全域で50万人の医師が参加する医師向けプラットフォームです。医師同士のつながり、医学知識へのアクセス、学習や臨床活動を支援するデジタルサービスを提供しており、臨床AIアシスタント「Dx」も展開しています。東南アジアをはじめとする各市場で、医師が医学知識にアクセスし、日々の臨床により有効に活用できる環境づくりに取り組んでいます。
本取り組みに関するお問い合わせ
製薬企業・医療機器企業等のご担当者様は、以下よりお問い合わせください。
株式会社エクスメディオ
担当:ビジネスユニット
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