宮城県とピリカが共同で、ごみ拾い活動の支援展開開始。ピリカ 自治体版 「見える化ページ」を導入
ごみ拾い活動の可視化によって、ごみ問題を自分事として捉え行動変容を目指す
宮城県では、県が管理する道路や河川・海岸等でボランティアによる美化活動を行う個人や企業、団体を認定する「アドプト・プログラム」を2001年より取り入れており、企業だけでなく、ボランティア団体や個人での清掃活動が県内で活発に行われています。
ボランティア団体や個人の活動人数、その活動状況を、より効率的・定量的に把握していくことに加え、ごみの発生抑制を促進するべく、ごみを海に流出させない意識付けや海岸清掃活動の促進を目指し、この度のピリカ自治体版 見える化ページ導入に至りました。
ピリカが提供するピリカ 自治体版 見える化ページは、導入した自治体での、ごみ拾いSNS「ピリカ」を活用したごみ拾い活動を可視化するもので、清掃活動の活性化はもちろん、活性化のための現状把握や分析をよりスムーズに行うためのプラットフォームです。
身近な地域でのごみ拾いの様子が可視化されることで、地域や自然界でのごみの散乱・流出状況を改めて認識しごみ問題を自分事としてとらえる機会の創出とともに、ごみ減量やリサイクルを積極的に実施し、周囲へも働きかけるなど、1人1人の行動変容を目指します。
ピリカ 自治体版 見える化ページ「クリーンアップみやぎ」
https://miyagi.pref.pirika.org/
9月23日は県内ボランティア団体による「10ヶ所同時ビーチクリーン」を開催予定。今後は環境教育などを展開。
9月13日の「見える化ページ」開設時には、プレスリリースを行う他、県内の公共施設へのポスター掲示や関係窓口へのチラシ設置について市町村等を通して行い、清掃活動を実施しているボランティア団体や企業などへ呼びかけ、ごみ拾いSNS「ピリカ」の利用促進・浸透を測るための広報をしてまいります。
令和5年9月23日には県内ボランティア団体が、「10ケ所同時ビーチクリーン」という大規模な清掃活動を開催予定で、これらの活動をはじめ、県内の清掃活動の可視化・活性化に貢献していきたいと考えています。
また、清掃活動を実施しているボランティア団体の方を講師とした小学生を対象の環境学習教室を開催し、若年層に対する環境教育を実施してまいります。
■株式会社ピリカについて
科学技術の力であらゆる環境問題を解決することを目指し、2011年に大学の研究室で非公式のプロジェクトとして始まり、同年に法人化。様々な環境問題の中でまず第一歩目としてごみ(特にプラスチック)の自然界流出問題に注力しています。
ごみ拾いSNS「ピリカ」は2011年にリリースし、現在122の国と地域から累計3.2億個のごみが拾われています(2023年9月13日現在)。累計ありがとう数は約3,000万、ごみ拾い活動を通じて多くのコミュニケーションが生まれています。自治体や企業による清掃活動の可視化と促進を目指す「見える化ページ」等の導入も拡大しています。
また、流出ごみを計測する共通基準を生み出すべく、路上ごみの量や分布を定量的に計測する方法として「タカノメ」、さらに独自のマイクロプラスチック流出量を調査する「アルバトロス」を開発。アルバトロス調査により、海洋・陸のごみの流出状況をオープンデータで発表し、課題発見と解決に向けた協業・連携を展開しています。流出ごみ対策や資源化などのコンサルティングも新たに開始し、科学技術の力であらゆる環境問題解決を目指すべく、様々な連携・パートナーシップを通じて事業を展開しています。
2021年第1回環境スタートアップ大賞にて「環境大臣賞」受賞。2023年第6回日経ソーシャルビジネスコンテストにて「大賞」受賞。
会社概要
社名:株式会社ピリカ(英名 Pirika, Inc.)
※ピリカはアイヌ語で「美しい」という意味の言葉です。
所在地:東京都渋谷区宇田川町2−1渋谷ホームズ1308
事業内容:ごみ拾い促進プラットフォーム「ピリカ」/ごみ分布調査サービス 「タカノメ」/マイクロプラスチック調査サービス「アルバトロス」の開発、運営
設立年月日:2011年11月21日
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