ファインピース、「日本自動車車体整備協同組合連合会(日車協連)」の賛助会員へ。業界と同会員の事業の継続的発展に資することを目指す。
ファインピース株式会社は、4,509社(平成30年時点)の正会員が所属する日本自動車車体整備協同組合連合会(以下、日車協連)への賛助会員として登録申請を行い、平成31年4月正式に認可を受けた。
日車協連は、相互扶助の精神に基づき、所属員のために必要な共同事業を行い、所属員の自主的な経済活動を促進し、その経済的地位の向上を図ることを目的とし、主に下記事業を行っている。
1)所属員の取り扱う車体整備用品材料、
作業用機械工具類及び教育用資材の共同購買並びに斡旋
2)所属員の事業に関する調査・研究
3)所属員の事業に関する共同宣伝
4)所属員の経済的地位の改善のためにする団体協約の締結
5)所属員の事業に関する経営及び技術の改善向上
又は組合事業に関する知識の普及を図るための教育及び情報の提供
6)所属員の福利厚生に関する事業
7)前各号の事業に附帯する事業
100年に一度の大変革期と言われている自動車業界において、車体整備の高度化、活性化に向けた対応が求められる中、新たな素材の採用や先進技術の搭載された車両整備に関する技術情報や、新たに必要となる車体整備用品や作業用機械工具類などの知識を提供する業界団体への社会的意義は日毎に高まっている。
そのような新しい時代の機運が醸成される中、日車協連においては衝突安全性能を確保しつつ省エネルギーを実現するために超高張力鋼板などが主要骨格に採用され、電子制御された先進安全自動車(ASV)に対応できる事業者を増やし見える化することを目的とし「先進安全自動車対応優良車体整備事業者」の認定制度を設け、正会員4,509社(平成30年時点)の25%が資格取得することを目標とした各種取り組みを行っている。
関連リンク
・先進安全自動車対応優良車体整備事業者のご紹介
http://www.jabra.or.jp/senshinanzen/
・先進安全自動車対応優良車体整備事業者申請案内書
http://www.jabra.or.jp/senshinanzen/senshinanzen.pdf
先進安全自動車対応 優良車体整備事業者の意義とその目的 |
この先進安全自動車(ASV)対応優良車体整備事業者制度は、衝突安全性能を確保しつつ省エネルギーを実現するため、超高張力鋼板等の材料が主要骨格に採用され、車体補修の際には、対応できるスポット溶接機や材料の特性に配慮した接合方法が必要となるなど、車体整備を取り巻く環境は、著しい変化を遂げている。 加えて近年、ABS、被害軽減ブレーキや横滑り防止装置等の予防安全装置の採用や、EV、HEVやアイドリングストップ等の環境・省エネのための装備など、自動車への新技術の採用がなされ、いずれも、単独又は相互の関連性をもって電子的に制御されており、車体整備に伴う装置の取り付け、取り外しに当たっ て、スキャンツールを使用することが必須となっている。 これらの新技術・材料並びに電子化に対応した適切な車体整備を実施するために、弊会並びに国土交通省、一般社団法人日本自動車補修溶接協会で構成された 「車体整備の高度化・活性化に向けた勉強会」により検討を進めた結果、自動車技術の変化に対応して安全・安心な車体整備技術を確保するためには、高張力鋼板対応スポット溶接機、汎用スキャンツール等の設備導入や高度化された自動車にこの設備を適切に使用できる高度化対応技能を有する人材を育成することが必要である。 このような、高度化に対応した設備・人材を保有する優良な車体整備工場を見える化して、自動車使用者や自動車販売事業者、中古自動車販売事業者及び分解整備事業者等が選択できる環境を整え、質の高い車体整備が関係者から適切に評価されるために、弊会自主制度である先進安全自動車対応優良車体整備事業者制度を実現させるものである。 出典:https://www.aishakyo.jp/files/PDF/2017/h2907_shiteiyoukou.pdf |
日車協連青年部(平成29年度)においては、次世代に自信を持って継承していける業界の維持発展を目指し、以下の3つのプロジェクトを中心に各種取り組みを行っており、平成30年11月に開催された「第八回日車協連青年部全国大会 茨城」においては、新たな取り組みとなった「戦略構築サポートセミナー」なども実施し過去最多の400名を超える出席者数を記録した。
①未来創造プロジェクト
暗闇の中で一歩を踏み出すのが恐ろしいように、急速に変化する自動車業界の不透明な未来へ向かってやみくもに進み続けるには勇気が必要です。これからの激変の時代を勝ち抜くためには未来を照らしてくれる「情報」が鍵を握っていると思います。我々青年部会役員が行動を起こし、情報を共有することで技術を活かせる未来への道が繋がるきっかけになると確信しております。
そこで、各自動車メーカーやアフターマーケットを支えている企業から、「どのように自動車が進化していくのか、どのようにアフターマーケットが変化していくのか」情報を得ようと考えています。その情報を元に、我々の技術が活かせる未来を模索するため会員各社の強みや弱みの分析(SWOT分析)などを実施することで事業の洗い出しをし、未来を見据えた戦略が打ち出せるようにしていきます。具体的には、プロジェクトメンバーが中心となり情報を発信し、幹事会において情報と戦略の練り方を共有します。その後、各幹事がブロック会議で単組の部会長に共有し、各部会長が単組に持ち帰り会員の皆様が戦略を打ち出せるという流れを確立して参ります。
②オールジャパンプロジェクト
「人生は出逢った人や出逢いの選択で決まる」と言われています。日車協連青年部会に加盟することにより出逢いの幅が大きく広がり、私自身がそうであったように、出逢いの選択で人生や、会社を変えることが出来るのです。
オールジャパンプロジェクトでは、青年部会の魅力を伝えるために「ブロックカレンダー」「講師紹介制度」「各種書類」「Facebookページの作成」という4つの事業を進めてきました。これからは更に出逢いの幅を大きく広げ、全国の結束力を強化して技術や情報の共有をする為に未加入単組にアプローチをかけ、新たなモータリゼーションの波が押し寄せる今こそ業界がひとつになる必要があることを伝えてまいります。
具体的には、10単組の加入を目指し、最終的に業界の声として発信していける組織にすることがゴールですが、会員間の温度差を少なくするためにも、情報の共有や伝達力の向上が必須条件だと考えています。各単組の現状や伝達状況を把握し、伝達がスムーズに行われていない単組に関しては改善策を共に考えることも行って参ります。
③ボトムアッププロジェクト
ボトムアッププロジェクトは、この2年間で8種目合計245件の新規資格取得という成果を上げてきました。更に業界として襟を正し其々の取り組みの連鎖を力とするために、徹底して継続を行い未来創造プロジェクトで分析する自社の強みに繋げて頂きたいと思います。そこから、五つ星制度やマイスター制度へと繋げることで業界の社会的地位を上げていく為には、業界内への浸透はもちろん、業界外への発信も必要になります。
具体的には、五つ星制度やマイスター制度を青年部会だけのものではなく、業界全体のものとするために親会との連携を図り、承認を得て日車協連として取り組んでいる制度へと成長させていき、いずれは国土交通省にも認めていただけるようなものに進化させて参ります。
※日車協連青年部会ホームページより参照。
http://jabra-yg.jp/display_block.php?id=43
ファインピースでは、今回の賛助会員加盟により、日車協連が目指している「相互扶助」「自主的な経済活動の促進」「社会的地位の向上」などの実現に向けた各種事業と、業界の持続的発展に資することを目指した取り組みを推進する方針としている。
日車協連 通常総会
日時:2019年6月11日(火)
場所:芝パークホテル(東京都港区)
日車協連青年部 第18回通常総会
日時:2019年5月18日(土)
場所:AP浜松町(東京:浜松町)
詳細:http://jabra-yg.jp/
日本自動車車体整備協同組合連合会
所在地:〒101-0027 東京都千代田区神田平河町1番地 第3東ビル
代表者:会長 小倉 龍一
創立:昭和57年12月15日
会員:正会員4,509社、賛助会員29社(平成30年4月現在)
ファインピース株式会社
〒160-0022 東京都新宿区新宿5丁目15-14
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