【株式会社シノケングループ】海外不動産アドバイザリーサービス（オーストラリア）物流不動産事業への出資に関するアドバイザリーサービスを提供

　株式会社シノケングループ（以下、「当社グループ」という。）は、阪急阪神不動産株式会社の豪州現地法人Hankyu Hanshin Properties Australia Pty Ltd（以下、「HHPAUS社」という。）等が参画するオーストラリアにおける物流不動産の賃貸・開発事業（以下、「本事業」という。）において、HHPAUS社のファイナンシャルアドバイザーとして海外不動産アドバイザリーサービスを提供いたしましたのでお知らせいたします。

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　本事業は、HHPAUS社が組成するファンド（以下、「本ファンド」という。）がオーストラリアの主要4都市（シドニー、メルボルン、ブリスベン、パース）に所在する11か所の物流不動産（以下、「本物件」という。）の持分を取得し、アジア・パシフィック地域最大の運用資産残高（約22兆円）を誇るESR Group Limitedのオーストラリア現地法人（以下、「ESR現法」という。）と共同で賃貸・開発事業を行うものです。

　当社グループは本事業において、総敷地面積約168万㎡・総賃貸面積約86万㎡である本物件の持分の取得に係る検討から、ESR現法との協議・折衝、また、本ファンドの立上げに至るまでをサポートしました。本ファンドにはHHPAUS社の他、株式会社商船三井、近鉄不動産株式会社の2社が参画する予定です。

　当社グループの海外不動産アドバイザリーサービスは、インドネシアの現地子会社が2022年に受注した商業施設の取得に係るアドバイザリーサービスを皮切りにアジア・パシフィック地域を中心に展開してきました。

　2023年には、インドネシア金融庁より日系企業初の投資アドバイザリーライセンスを取得するなど成果を重ね、同年11月にはオセアニア地域に進出し、当社グループとして初めてオーストラリアの不動産ファンドの出資に係るアドバイザリーサービスを提供しました。本案件は同国で2件目の案件となり、オーストラリアにおいても着実に実績を積んでおります。

　今後も、既に進出している中国及びシンガポールにおける不動産仲介事業、インドネシアにおけるサービスアパートメントの開発・運営及びアセットマネジメント等、海外事業セグメントの成長と一層の企業価値向上に努めてまいります。

【関連するリリース】

オーストラリアの不動産ファンド出資に係るアドバイザリーサービスを提供

【当社グループの海外事業】

【当社グループの海外事業のあゆみ】

時期	主な出来事
2006	中国上海進出、不動産仲介・コンサルティング事業開始
2014	シンガポール進出、不動産仲介事業開始
2015	インドネシア進出　当社グループの小川建設駐在員事務所開設
2016	「PT. Shinoken Development Indonesia(SKDI)」設立、「桜テラスシリーズ」開発開始
2018	「PT. Shinoken Asset Management Indonesia (SAMI)」設立
2019	SAMI、同国外資系企業初となるREITライセンス取得
2022	SAMI、ジャカルタ「セントラルパークモール」取得のアドバイザリー契約
2023	SAMI、同国日系企業初となる投資アドバイザリーライセンス取得 SAMI、ジャカルタの商業モール「ネオソーホー」取得のアドバイザリー契約
2023	阪急阪神不動産株式会社のシドニー「60Margaret」への参画に関するアドバイザリー契約
2024	オーストラリアでの物流不動産事業に関するアドバイザリー契約