受験生の約半数がオンライン授業を経験、コロナの影響で約1/4の受験生が学習時間減。自宅学習に注力した受験生は半数以上、学習のモチベーション維持に課題。
学習記録、計画の作成等の工夫多数、SNSでの他受験生との交流を行う学生も
オンライン個別指導サービス「スタディコーチ」を提供する株式会社Builds(ビルズ、東京・港/代表取締役社長:橋本竜一、以下「当社」)はこの度、2022年度入試の受験生324人に対して今年度の受験勉強に関するアンケート調査を行いました。
■調査概要
本調査によって、今年度の受験生の受験勉強の実態が明らかになりました。
受験生の学校生活についてはのべ95%以上の生徒が学校行事の中止・オンライン化を経験し、また半数以上がオンライン授業を経験しました。
新型コロナウイルスから受けた影響については、受験生の約4割が悪い影響を受けたと回答しました。悪い影響の内容としては、「モチベーションの維持ができず学習時間が減少したこと」が59.5%、「友人との交流の減少によるストレスの増加」53.5%と精神的な影響が多く、特に全体の約23%が新型コロナウイルスによって学習時間が減少したという結果となりました。
このような現状の中、受験生の80.9%が「自習」を学習の中心としており、55.6%は自宅での自習を中心としていました。新型コロナウイルスの影響があり、自習、特に自宅での自習が増加したと考えられます。
受験勉強時に行った工夫としては、33.3%の生徒が学習時間記録アプリを利用、31.2%の生徒が学習計画を作成したと回答しており、自習を効率的に行う工夫が多く行われています。また、22.5%の生徒がオンラインで友人などと繋がりながらの学習、17.9%がSNSで他の受験生と交流を行ったと回答しており、友人との直接の交流が減る中でも新たな形での学習のモチベーション維持が広がっていると言えます。
今年度の共通テストに関しては72.5%が「不安がある」と答えており、傾向が掴めないことや過去問が少ないことがその要因になっていると言えます。
■主な調査結果
・受験生の78.4%が学校行事の中止を経験、また半数の生徒がオンライン授業を経験
・受験生のうち39.2%が新型コロナウイルスから「悪い影響を受けた」と回答する一方、18.8%の受験生は「良い影響を受けた」と回答
・「悪い影響」としては59.8%が「学習時間の減少」、53.5%が「ストレスの増加」と回答
・「良い影響」としては39.3%が「ストレスの低下」、32.8%が「学習効率の増加」を挙げた
・受験生の80.9% が自習に最も力を入れており、55.6%は自宅での自習が中心
・学習モチベーションの維持するために22.5%の受験生がオンライン上で友人などと一緒に勉強、17.9%の受験生がSNSで他の受験生と交流
・新傾向になって2回目の共通テストについて、75.2%の生徒に「不安がある」
■調査結果詳細
受験生の78.4%が学校行事の中止を経験、また半数の生徒がオンライン授業を経験
受験生が学校で受けた変化として、78.4%が「学校行事の中止」、18.8%が「学校行事のオンライン化」を答え、ほとんどの受験生が学校行事の中止、オンライン化を経験しています。また、授業に関しても50.0%の生徒がオンライン授業、32.1%がプリント等での学習、59.9%が時差登校をあげ、普段の学校生活も通常通りには進んでいなかったと言えます。
受験生のうち39.2%が新型コロナウイルスから「悪い影響を受けた」と回答する一方、18.8%の受験生は「良い影響を受けた」と回答
受験生に新型コロナウイルスが受験勉強に及ぼした影響を聞いたところ、「とても良い影響を受けた」「良い影響を受けた」と答えた生徒は18.8%、「とても悪い影響を受けた」「悪い影響を受けた」と答えた生徒は39.2%となりました。
悪い影響としては59.8%が「学習時間の減少」、53.5%が「ストレスの増加」と回答
新型コロナウイルスから「とても悪い影響」「悪い影響」を受けた受験生に対し、悪い影響の具体的な内容を聞きました。
悪い影響としては、59.8%が「モチベーションの低下に起因する学習時間の低下」、53.5%が「友人との交流の減少によるストレスの増加」を挙げました。特に全体の約23%が新型コロナウイルスの影響で勉強時間が減ったと回答しています。一方、「オンライン授業などによる学習効率の低下」を挙げた生徒は他の影響よりも少なく、主にモチベーションやストレスなどの精神面での影響が多かったと言えます。
オンライン授業などの導入から1年ほど経っていることもあり、オンライン授業によって直接的に学習内容の定着が難しくなるという問題よりも、精神面での影響が目立ったと考えられます。
また、「塾の対策授業が中止になった」「学級閉鎖で授業が遅れた」という声もあり、実際にカリキュラムに遅れが出た生徒もいたことがうかがえます。
逆に「良い影響」としては39.3%が「ストレスの低下」、32.8%が「学習効率の増加」を挙げた
新型コロナウイルスから「とても良い影響」「良い影響」を受けた受験生に対し、良い影響の具体的な内容を聞きました。39.3%が「友人関係などに気を遣う必要がなくなり精神的なストレスが減った」、32.8%が「自分のスケジュールで学習できるようになって学習効率が上がった」というように答えており、行事の中止や授業形態の変化が学校や塾に頼らずに学習している層に対しては新型コロナウイルスが良い方向に働いたと言えます。
また、「授業の大切さを感じ、授業再開後の授業に対する取り組みが変わった」や「今後の不安に抗うために勉学に励んだ結果、成績が上がった」といったような、コロナウイルスの影響で気が引き締まり、学習に熱が入ったというような声もありました。
受験生の80.9% が自習に最も力を入れており、55.6%は自宅での自習が中心
受験生の学習で最も力を入れたものとして、80.9%が「自習」と回答した。また、55.6%の生徒が自宅での自習を挙げており、自習の場所として自宅が多く用いられていました。
「カフェの座席が減ったり図書館が時間入れ替え制になり長時間学習出来る場所が無くなった」というコメントもあり、自宅以外での学習が難しくなって、自宅での自習を中心としていた生徒が増加したと言えます。
学習モチベーションの維持するために22.5%の受験生がオンライン上で友人などと一緒に勉強、17.9%の受験生がSNSで他の受験生と交流
今年度の受験勉強時に受験生が行った工夫については、33.3%の生徒が学習のために学習時間記録アプリを利用した、31.2%が学習計画を作成したと回答しており、自宅での自習が増加する中で効率的に学習を行う工夫が行われていたといえます。また、22.5%の生徒がオンラインで友人などと繋がりながら学習、17.9%がSNSで他の受験生と交流を行っており、友人との直接の交流が減る中でも新たな形での学習のモチベーション維持が広がっていると言えます。
新傾向になって2回目の共通テストについて、75.2%の生徒に「不安がある」
昨年度から開始され、センター試験と大きく傾向が変わった共通テストに関して、75.2%の生徒が「不安がある」と答えました。内訳としては、傾向がわからないため不安な生徒が49.6%、対策のための問題が少なく不安な生徒が25.6%となりました。
■調査概要
・インターネット調査:インターネットによる全国調査
・調査期間:2021年12月28日〜2021年12月31日
・調査対象:2022年度に大学入試を受験する高校3年生330名
■スタディコーチ サービス概要
スタディコーチは、講師を現役東大生、早慶生が務めるオンライン個別指導サービスです。東大生講師が作り上げた独自のメソッドによるハイレベルなオンライン指導、学習計画のコーチングと学習内容のティーチングを掛け合わせた指導を特徴としています。
東大生コーチの人数:約150名
対象者:小学生、中学生、高校生、高卒生
URL:https://studycoach.co.jp/
■会社概要
株式会社Buildsは、教育やフィットネスなどサービス業界のデジタルトランスフォーメーション(DX)を推進する企業です。2020年よりオンライン個別指導サービスである「スタディコーチ」を提供し、講師が全員東大生、早慶生であるハイレベルなオンライン指導と学習計画のコーチングと学習内容のティーチングを掛け合わせた指導を特徴としています。
社名 株式会社Builds
設立 2017年11月7日
代表 橋本 竜一
資本金 2997万1386円
所在地 東京都港区六本木4丁目12−6 内田ビル7階
■問い合わせ先
スタディコーチ広報担当:古橋慧士
Email:furuhashi-keishi@builds.ventures
TEL:090-6612-2684
このプレスリリースには、メディア関係者向けの情報があります
メディアユーザーログイン既に登録済みの方はこちら
メディアユーザー登録を行うと、企業担当者の連絡先や、イベント・記者会見の情報など様々な特記情報を閲覧できます。※内容はプレスリリースにより異なります。
すべての画像