OpenText、新たな限界なきデジタルワークフォースを実現する「Titanium X」の提供開始を発表
※本リリースは、OpenText Corporationが2025年4月1日(北米時間)に発表したリリースの抄訳です。
OpenText(NASDAQ:OTEX、TSX:OTEX、日本法人:東京都千代田区、代表取締役社長:三浦デニース)は本日、次世代のビジネスクラウド、ビジネスAI、ビジネステクノロジーを支える2年間の戦略的エンジニアリングの集大成として、「OpenText Cloud Editions 25.2(CE 25.2)」の提供開始とともに「Project Titanium X」が完了したことを発表しました。
Cloud Editions 25.2は、プロセスの自動化、データ、セキュリティ、AIに関する包括的なエンタープライズ機能を統合しています。OpenText CE 25.2は、あらゆる規模の企業が、成長と生産性、次世代のクラウドおよびサプライチェーンのオペレーション、優れた顧客体験の実現に向けて、新たな道を切り開くのに役立ちます。さらに、OpenText CE 25.2は、AIエージェントによりナレッジワーカーの業務を支援、自動化し、新たな限界なきデジタルワークフォースによって働き方そのものを変革するよう設計されています。
OpenTextのCEO兼CTOであるMark J. Barrenecheaは、次のように述べています。「当社の歴史の中で最も包括的な情報管理プラットフォームである Titanium Xを、Cloud Editions 25.2として提供開始できることを嬉しく思います。私が最も魅力的に感じているのは、このリリースによってお客様が限界なきデジタルナレッジワーカーを生みだせる点です。AIエージェントがタスクを実行し、人間のチームの能力を拡張することで、人間の可能性と生産性を解き放ちます。」
ビジネスクラウド、ビジネスAI、ビジネステクノロジー
Cloud Editions 25.2は、あらゆる規模の企業が自社の最も戦略的な機会と課題に対応できるよう支援する、包括的な情報管理プラットフォームです。

OpenText Cloud Editions 25.2(CE 25.2)が提供する新機能は以下の通りです。
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Content Cloud:保険業務のライフサイクル全体をサポートする専用ソリューションとして、ナレッジマネジメント用のOpenText™ Content Management for Guidewire™を発表しました。Salesforce™、Microsoft™ 365、SAP™などのプラットフォームとの統合により、デジタルワーカーは信頼できる包括的な単一の情報源を活用し、生産性を向上します。
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Security Cloud:内部脅威とアイデンティティ脅威を検知、保護、軽減するAIドリブンなソリューションとして、サイバーセキュリティ管理用のOpenText™ Core Threat Detection & Responseを発表しました。Microsoft DefenderおよびMicrosoft Entra IDと連携し、高度な行動分析を使用することで、SOC(セキュリティオペレーションセンター)のデジタルナレッジワーカーの時間効率を50%向上させるとともに、検知精度を10%から80%に引き上げます。
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Business Network Cloud:サプライチェーン業務でデジタルナレッジワーカーを支援するAIドリブンな分析ツールセット、OpenText™ Trading Grid Command Centerを発表します。顧客企業はB2Bの取引データやIoTの追跡データからより深く文脈に基づいたインサイトを取得し、シンプルな会話型インターフェイスを通じて世界中のサプライヤー、顧客企業、パートナー、金融機関とのリスクと機会を特定できます。
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Observability and Service Management Cloud:ITオペレーションとAIオペレーション管理に従事するデジタルナレッジワーカーを対象に、CE 25.2リリースでは、AIによる問題や脆弱性の修復に焦点を当てています。問題のトリアージやパッチ管理のほか、マルチクラウド環境全体で対処すべき重要な脅威の優先順位の決定が自動化され、よりインテリジェントかつ効率的な作業が可能になります。
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Experience Cloud:カスタマーサポート、サービス、カスタマーサクセス、マーケティングに従事するデジタルナレッジワーカー向けに、CE 25.2ではAviator製品群の強力な組み合わせを実現。顧客企業は生成AIを使用して、関連性の高いコンテンツをより迅速に提供できます。SMSテキスト、電子メール、eFax、コンプライアンス検証でコンテンツを送信すべき場合でも、OpenText Experience Cloudは、顧客が確実に設計および実行できるよう支援します。
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DevOps Cloud:エンジニアリングやアプリケーションライフサイクル管理の開発者であるデジタルナレッジワーカー向けに、OpenText™ DevOps Aviator CE 25.2では新たにCopilot機能が採用され、Java開発の高速化、テストの自動化、コードレビューの効率化を実現します。機能仕様から単体テストを自動生成することで、開発者は手作業を減らし、市場投入までの期間を短縮できます。
OpenTextの最高製品責任者であるSavinay Berryは、次のように述べています。「Cloud Editions 25.2は、お客様がデジタルナレッジワーカーを活用して情報の取得からアクションまでのプロセスを迅速化する上で、画期的な製品です。今後はデジタルのナレッジワーカーと人間のナレッジワーカーが並んで仕事をするという、新しい働き方の枠組みが生まれます。Cloud Editions 25.2により、AIドリブンな企業は組織全体で従業員体験を向上させ、市場投入までの期間を短縮して競争力を向上させることができます。さらに、限りなき労働力を活用し、新たなイノベーションの実現を可能にします。」
シームレスなマルチクラウド統合
Titanium Xは、SAP、Oracle、SFDC、Microsoft、Guidewireなどの主要なプラットフォームとの統合が組み込まれており、AWS、Google Cloud、Azure、オンプレミスでのスムーズなITオペレーションを実現します。OpenTextのAIを活用したセキュリティと、グローバル基準(FedRamp、GDPR、ISO27001、HIPAA)への準拠により、クラウドでは99.99%の可用性が実現し、信頼性と信用が保証されます。
セキュアな情報管理
新たなデジタルワークフォースの規模が拡大する中、Titanium Xは、企業が信頼できる強力かつ安全な情報管理体制を提供します。ソフトウェアのバージョンを最新に保ち、Titanium X(CE25.2)にアップグレードすることで、脆弱性の脅威を回避し、コードが古くなるのを阻止できます。さらに、OpenTextは、アイデンティティアクセス管理、アプリケーションセキュリティ、データセキュリティ、電子メール暗号化、バックアップと復旧、セキュリティ運用などの幅広いサイバーセキュリティソリューションを提供し、デジタルナレッジワーカーを支援しています。
AIの包括的サポート
OpenText Aviatorは、あらゆる場所に組み込まれています。OpenTextのAI戦略は、検索や要約などの日常的なAI機能を、すべてのアプリケーションで共通の体験とすることです。AIは、Google Vertex、Azure AI、Claudeなどの各種LLMサービスを活用したり、独自のモデルを導入することも可能です。Aviator AIエージェントは、クラウドでもオンプレミスでも利用可能で、ワークフローの管理を支援します。 OpenText Professional Servicesは、オンボーディングのアドバイザリーサービスから次の概念実証の開発支援まで、AIを開始する上で最適な手段です。
提供時期
Titanium Xは、すでに提供開始されており、アップグレードすることにより、プロセスの自動化、セキュリティの強化、スマートAIの導入など、デジタルトランスフォーメーションを加速できます。
Aviatorをお試しいただき、高度な生成AI機能で複雑な作業を簡素化しつつ、企業の成長を促進するTitanium Xを体験してください。
詳細については、https://www.opentext.com/innovationsをご覧ください。また、デモのご予約についてはお問い合わせください。
追加情報
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Titanium XおよびCloud Editions 25.2で導入された強化機能についての詳細は、最高製品責任者のブログ記事をご覧ください。
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Cloud Editions 25.2の最新アップデートに関する詳細は、OpenTextのブログをご覧ください。
※本リリースには、海外でのみ提供されている製品や機能が含まれています。詳しくは弊社までお問合せください。
OpenTextについて
OpenText™ は、情報管理ソフトウェアおよびサービスのグローバル・リーディングカンパニーです。ビジネスクラウド、ビジネスAI、ビジネステクノロジーの包括的なスイートを提供し、企業が複雑化するグローバルな問題を解決できるよう支援しています。 OpenText(NASDAQ/TSX: OTEX)の詳細については、https://www.opentext.comをご覧ください。
【オープンテキスト株式会社について】
オープンテキスト株式会社は、情報活用の変革を促す「企業情報DX」の推進に向けて、ビジネスに不可欠な情報やプロセスを自動化するビジネスコンテンツ&プロセス管理をはじめ、企業間取引の情報を可視化しコントロールするB2B/EDI連携・サプライチェーン統合やFAXソリューション、Web&デジタルメディア管理、データ保護やサイバーセキュリティ、フォレンジックツール、AIを用いた各種の分析・可視化ツールなど、多種多様な業界・業種のお客様へ最適なソリューションを提供しています。https://www.opentext.com/ja-jp
【OpenTextのセキュリティソリューションについて】
OpenText Cybersecurityは、あらゆる規模の企業やパートナーに包括的なセキュリティソリューションを提供します。予防、検知、対応から復旧、調査、コンプライアンスまで、統合されたエンドツーエンドプラットフォームにより、総合的なセキュリティポートフォリオを通じて、お客様のサイバーレジリエンスを構築します。OpenText Cybersecurityのお客様は、リアルタイムかつ文脈的な脅威インテリジェンスから得られる実用的な洞察により、高い有効性を持つ製品、コンプライアンスに対応した体験、ビジネスリスクの管理を支援する簡素化されたセキュリティ体験が可能となります。
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