神戸のBIOME。木版画と絵付器の展覧会「うまこゆる」を開催します。
木版作家の尾崎和美氏、絵付師の川上真子氏の接点は、これまでなにもありません。また木版画と精緻な筆致の絵付器の展覧会とはどんな意図なのでしょうか。それは、生活者の暮らしをみつめたものでした。
私たちの暮らしに、単一ブランドや同じ形のものだけをとりいれた生活スタイルを維持するのはとても困難。
周囲を見渡すと、テイストの異なるもの、家族それぞれの趣味がばらばらなもの、色も形も異なるものが多いことでしょう。
不思議なことに、それらは人が息づくところで熟成されるのか、落ち着きをみせ、なじんでくるのです。
その人がもつ日常が、そのものらを新しい形に変容させていくのかもしれません。
木版画と絵付器。全く異なるカテゴリーの作品ですが、目で頭で咀嚼して暮らしに取り入れてみませんか。
周囲を見渡すと、テイストの異なるもの、家族それぞれの趣味がばらばらなもの、色も形も異なるものが多いことでしょう。
不思議なことに、それらは人が息づくところで熟成されるのか、落ち着きをみせ、なじんでくるのです。
その人がもつ日常が、そのものらを新しい形に変容させていくのかもしれません。
木版画と絵付器。全く異なるカテゴリーの作品ですが、目で頭で咀嚼して暮らしに取り入れてみませんか。
木版画と絵付磁器
尾崎和美と川上真子の二人展「うまこゆる」
月日:2022年11月5日(土)~13日(日)
時間:変則的です。こ注意ください。
5 (土)、6(日)、12(土)は、 11:00-16:30
13(日)最終日は、 l l :00-l 5:00
それ以外は、 l3:00-l 8:00
休廊:水曜日
天高く馬肥ゆる秋。
実りを愛で、豊穣のよろこびを分かち合う季節。
静かだった昨年、一昨年とは違い、耳をすませば聞こえてくる
秋祭りのお囃子に嬉しさを感じる人たちも多いかと思います。
さて、「うまこゆる」。
活動拠点は違いますが、“さあ、これから” という矢先、
コロナ禍に遭遇したお二人による展覧会。
「自然からのインスピレーション、植物と人との繋がり、
自然性などをコンセプトに制作しています。」と語る、木版画作家の
尾崎和美氏。そして、独自の “藍” の表現で、
新しい九谷焼の世界を創り出している絵付磁器作家の川上真子氏。
想像とは違った日々がお二人の創作の糧となったのか、
自然のなかの “よろこび” が素直に表現されている作品が多くみられます。
冷たさを混じえた秋風が教えてくれる冬の存在。
これからの暮らしに心の灯をともしてくれるお二人の世界を、
ぜひお愉しみください。
アーティストのご紹介
尾崎 和美
Kazumi Ozaki
木版画作家 / アーティスト
大分県生まれ、兵庫県西宮市在住
「木版画の素朴な味わいと内包する思い、偶然の手技がもたらすおもしろさ。そのようなものを大事にし、印象的な作品作りをしていきたい。」
2012 年木版画を主な画法とする。
主な仕事に『骨風』篠原勝之著、『月山・鳥海山』森敦著、『余話として』司馬遼太郎著など書籍の挿画、文芸誌の表紙や挿絵など。
川上 真子
Mako Kawakami
絵付磁作家
神奈川県生まれ、東京都在住
2012 年石川県立九谷焼技術研修所本科卒業、 2012 年山本長左氏に師事
2016 年独立
現在、染付を中心とした絵付磁器を製作。日本橋髙島屋・個展、福岡岩田屋本店・
個展、他、展示会を中心に活動中。
以上
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