Skillnote、生成AIを活用し、スキルから最適人材を提案 「人材サーチAI」を提供開始

スキルデータを基に応援対応やプロジェクトアサイン、新規事業への配置など適所適材を支援

株式会社Skillnote

 製造業のスキルマネジメントを牽引する株式会社Skillnote(本社 東京都千代田区、代表取締役 山川隆史)は、クラウド型スキルマネジメントシステム「Skillnote」に、従業員のスキルや資格、経験などの蓄積された高解像度のスキルデータベースから生成AIを活用して適任者を見つけ出す「人材サーチAI」機能を提供開始いたします。

開発背景

 製造業においては、少子高齢化による労働人口の減少や熟練技術者の大量退職、若手人材の定着率低下などにより、人材不足が深刻化しています。さらに、経済および政治環境の変化に伴う生産需要の大きな変動、グローバル化による海外展開の拡大、そして新規事業や新製品開発における市場投入までの時間短縮の要請など、企業が柔軟かつ迅速に対応すべき局面は増加の一途をたどっています。

 このような状況の中、適所適材の人材配置が事業継続と競争力強化のための喫緊の課題となっています。しかし、多くの企業では依然として上長の記憶や経験に頼った人材アサインが行われ、突発的な欠員発生時に適切な人材を見つけられない、スキルのミスマッチによる品質トラブルや生産性低下、特定人材への業務集中による育成機会の喪失といった問題が生じています。

 Skillnoteは「つくる人が、いきる世界へ」というミッションのもと、スキルデータの一元化・可視化を通じて、企業の持続的成長と従業員一人ひとりの成長を支援してきました。
 今回、提供を開始する「人材サーチAI」機能は、スキルマネジメントシステム「Skillnote」上に蓄積したスキルデータを基に、求める人物像を文章で入力するだけで、生成AIが一人ひとりの従業員のスキルだけでなく、従業員が持つ資格や過去に受けた教育結果、業務経験などの多角的なデータを分析し、最適な人材を表示します。この機能により、生産需要の変動や設備トラブル時の緊急対応、新規プロジェクトや海外展開など様々な局面で、必要となる人材の発見と適切な配置を迅速かつ効率的に実現し、製造業が直面する人材課題の解決に貢献します。同時に、従業員のスキルや志向に合った配置により、モチベーション向上や能力開発の促進、ひいては企業全体の技術力と生産性の向上を支援します。

「人材サーチAI」機能の特長

 「人材サーチAI」機能は、「Skillnote」上で、求める人材要件を入力することで生成AIを活用して適任者を見つけ出すことができます。これにより、これまで管理者や監督者にとって負担の大きかった探索コストを減らし、品質不良や労働事故、トラブルなどのリスクを軽減することが期待できます。また、従業員にとっても自身のスキルや経験、キャリア志向にあった業務のアサインとなるため、パフォーマンスの発揮や生産性の向上を期待できます。

「人材サーチAI」機能の検索画面

・解像度と鮮度が高いスキルデータベースから検索

「Skillnote」上に登録されているスキルや資格、業務経験、教育記録などのスキルデータに加えて、プロファイルや目標設定などキャリア情報を検索対象としています。各スキルデータは、現場の業務で利用できる製造業特化型システムならではの細かな粒度で記録されており、習得履歴も時系列で追跡できます。

・生成AIによる最適人材の提案

必要なスキルの詳細が不明確であっても、求める人物像を自然言語で入力するだけで最適人材を検索可能です。生成AIの技術を活用することで、高解像度のスキルデータベースから適任者を見つけ出します。検索結果は要件との一致率が高い順に表示します。

今後の展開

 「人材サーチAI」のさらなる改善に向け、フィードバックをお寄せ頂きながら機能改善を進めてまいります。現在、そのための実証実験にご協力いただける企業様を募集しております。実際の現場での効果検証とフィードバックとSkillnoteの持つ製造業に関するデータを活用しながら、検索対象の範囲拡大や精度向上などを進めることで、利用可能な対象企業を順次広げ、2026年中に100社以上の導入を見込んでいます。さらに、適任者への連絡や上長とのミーティング設定、マニュアル資料の共有など製造業における業務アサインに特化したAIエージェントとしての機能拡充も検討しています。

 また、本機能以外にも AIをはじめとした先端技術を駆使した新機能開発に注力し、製造業の人材課題への貢献を加速させてまいります。

スキルマネジメントシステム「Skillnote」について

 「Skillnote」は、製造業において従来Excel等で管理されてきたスキルマップ(力量管理表)を一元的に管理・運用することのできるクラウドサービスです。現場のスキル/教育データがクラウドに登録され見える化が進むことで、スキルデータを活用した計画的な人材育成・人材配置を実現し、技能伝承、多能工育成、即戦力化といったものづくり企業の人材管理に関する課題解決に貢献します。

株式会社Skillnoteについて

「つくる人が、いきる世界へ」というビジョンのもとに、ものづくりにおける人の成長を科学し、ものづくりに関わる全ての人がいきいきと働く社会の実現を目指しています。

会社名:株式会社Skillnote

所在地:東京都千代田区神田錦町2-2-1 KANDA SQUARE 11F

設立:2016年1月

資本金:9億2,476万円(資本準備金を含む)

代表者:代表取締役 山川 隆史

事業内容:製造業にフォーカスしたスキルマネジメントシステム「Skillnote」の提供

HP:https://skillnote.jp

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会社概要

株式会社Skillnote

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URL
https://www.skillnote.jp/
業種
情報通信
本社所在地
東京都千代田区神田錦町2-2-1 KANDA SQUARE 11F
電話番号
03-6262-5040
代表者名
山川隆史
上場
未上場
資本金
9900万円
設立
2016年01月