名指揮者クレンペラー生誕125周年に贈る~歴史的名盤を高音質HQCDで発売
20世紀を代表する名指揮者オットー・クレンペラーが残した名録音が、生誕125周年にあたる2010年、高音質HQCD仕様にて全11作品が新登場しました。EMIにより収録されたマーラー、ブルックナーの交響曲の全録音は、クレンペラーの中心的レパートリーとして圧倒的な存在感を持つ名録音です。
クレンペラーの演奏の特色の一つは、アンサンブルや音色の美しさ、情緒的な美しさなど表面的な美しさよりむしろ、きっちりとしたテンポ感と作品の構築性を重視したゆるぎない演奏を実現した、作曲家でもあった彼の個性を反映させたものといわれています。そんな演奏姿勢が十二分に発揮されたのがブルックナー作品で、ブルックナーの楽譜は様々な校訂版が存在しますが、クレンペラーは自身の吟味により取捨選択して演奏しておりその点でも興味尽きない解釈として存在感を保っています。
このブルックナーの、国内盤として入手が難しい音源ばかりが一斉に再登場することも話題になっています。HQCD化で、より高音質でよみがえったクレンペラーの名録音を是非ご堪能ください。
クレンペラーの演奏の特色の一つは、アンサンブルや音色の美しさ、情緒的な美しさなど表面的な美しさよりむしろ、きっちりとしたテンポ感と作品の構築性を重視したゆるぎない演奏を実現した、作曲家でもあった彼の個性を反映させたものといわれています。そんな演奏姿勢が十二分に発揮されたのがブルックナー作品で、ブルックナーの楽譜は様々な校訂版が存在しますが、クレンペラーは自身の吟味により取捨選択して演奏しておりその点でも興味尽きない解釈として存在感を保っています。
このブルックナーの、国内盤として入手が難しい音源ばかりが一斉に再登場することも話題になっています。HQCD化で、より高音質でよみがえったクレンペラーの名録音を是非ご堪能ください。
報道関係各位
2010年1月26日
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名指揮者クレンペラーの歴史的名盤を高音質HQCDで発売
~オットー・クレンペラー生誕125周年に贈る マーラー、ブルックナーの交響曲~
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20世紀を代表する名指揮者オットー・クレンペラーが残した名録音が、生誕125周年にあたる2010年、高音質HQCD仕様にて新登場、1月20日に全11作品が発売となりました。
オットー・クレンペラー(1885年~1973年)は20世紀を代表する大指揮者の一人。バッハから現代音楽まで、ドイツ、オーストリア系の音楽の演奏で高い評価を得て活動を続けてきました。フランクフルト音楽院、後にベルリン音楽院(作曲と指揮をプフィッツナーに師事)で学び、マーラーの推薦によりプラハのドイツ劇場の指揮者(1907-10年)を皮切りにドイツ各地のオペラ劇場の指揮者を歴任、ベルリンのクロル・オペラの音楽監督(1927-31年)で戦前のピークを迎え大指揮者としての評価を確立。しかし、ユダヤ系であったため、その後ヒトラー政権下のナチス・ドイツから圧迫を受け米国に移住、1947年のハンガリー国立オペラ音楽監督就任によりヨーロッパに復帰し、1950~60年代には英国のフィルハーモニア管弦楽団を育て上げ、演奏会、録音で大きな足跡を残しました。
今回高音質HQCD盤として再登場した、EMIにより収録されたマーラー、ブルックナーの交響曲の全録音は、クレンペラーの中心的レパートリーとして圧倒的な存在感を持つ名録音です。現在でもクレンペラーの音楽を愛するファンは根強く、昨年末に発表された「レコード芸術」(音楽之友社:2009年12月号)誌上での『世界の名指揮者ベスト・ランキング』においてはフルトヴェングラー、トスカニーニ、カラヤン、バーンスタインといった大指揮者たちと並んで第7位にランクイン。同誌が1996年に実施したランキングでは11位であったことからすれば、近年ますますクレンペラー・ファンが増大しているとも過言ではありません。
クレンペラーの演奏の特色の一つは、アンサンブルや音色の美しさ、情緒的な美しさなど表面的な美しさよりむしろ、きっちりとしたテンポ感と作品の構築性を重視したゆるぎない演奏を実現した、作曲家でもあった彼の個性を反映させたものといわれています。そんな演奏姿勢が十二分に発揮されたのがブルックナー作品で、ブルックナーの楽譜は様々な校訂版が存在しますが、クレンペラーは自身の吟味により取捨選択して演奏しておりその点でも興味尽きない解釈として存在感を保っています。
このブルックナーの、国内盤として入手が難しい音源ばかりが今回一斉に再登場することになり、クレンペラー・ファンはもちろん、音楽ファンにも話題になっています。マーラーの直弟子として、クレンペラーの演奏は大きな存在感を持ちますが、マーラーの交響曲作品からクレンペラー自身が評価できたものを厳選したとされるレパートリー選択は、作曲家としての分析、評価に裏打ちされていると考えられ、マーラー生誕150年でもある本年、その重みをさらに増しています。HQCD化により、より高音質でよみがえったクレンペラーの名録音を是非堪能してください。
【添付写真】『ワーグナー:ヴェーゼンドンクの五つの詩/マーラー:交響曲第2番「復活」』のジャケット写真。
http://www.emimusic.jp/artist/klemperer/
http://www.emimusic.jp/st/high/classic/index_j.htm#c_201001
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【オットー・クレンペラー/HQCDシリーズ】 絶賛発売中
全11タイトル 1CD \2,100(税込)/ 2CD \3,980(税込)
■ワーグナー:ヴェーゼンドンクの五つの詩
w/クリスタ・ルートヴィヒ(メゾ・ソプラノ) 他 1962年3月録音
マーラー:交響曲第2番「復活」
w/ヒルデ・レッスル=マイダン(メゾ・ソプラノ)、エリザベート・シュワルツコップ(ソプラノ) 1961年11月、1962年3月録音
以上、 w/フィルハーモニア管弦楽団
TOCE-90108/9 ¥3,980
■マーラー:交響曲第4番
w/エリーザベト・シュヴァルツコップ(ソプラノ)、フィルハーモニア管弦楽団 1961年4月録音
TOCE-90110 ¥2,100
■マーラー:交響曲第7番「夜の歌」
w/ニュー・フィルハーモニア管弦楽団 1968年9月録音
マーラー:5つの歌
w/クリスタ・ルートヴィヒ(メゾ・ソプラノ)、フィルハーモニア管弦楽団 1964年2月録音
TOCE-90111/2 ¥3,980
■マーラー:交響曲第9番
w/ニュー・フィルハーモニア管弦楽団 1967年2月録音
TOCE-90113/4 ¥3,980
■マーラー:交響曲「大地の歌」
W/クリスタ・ルートヴィヒ(メゾ・ソプラノ)、フリッツ・ヴンダーリッヒ(テナー)、フィルハーモニア管弦楽団、ニュー・フィルハーモニア管弦楽団 1964年2月、1966年7月録音
TOCE-90115 ¥2,100
■ブルックナー:交響曲第4番「ロマンティック」(ノーヴァク 1953年版)
w/フィルハーモニア管弦楽団 1963年9月録音
TOCE-90116 ¥2,100
■ブルックナー:交響曲第5番 変ロ長調(原典版)
w/ニュー・フィルハーモニア管弦楽団 1967年3月録音
TOCE-90117 ¥2,100
■ブルックナー:交響曲第6番 イ長調(ハース版)
w/ニュー・フィルハーモニア管弦楽団 1964年11月録音
TOCE-90118 ¥2,100
■ブルックナー:交響曲第7番 ホ長調(原典版)
w/フィルハーモニア管弦楽団 1960年11月録音
TOCE-90119 ¥2,100
■ブルックナー:交響曲第8番 ハ短調(ノーヴァク版)
ワーグナー:ジークフリート牧歌*
w/ニュー・フィルハーモニア管弦楽団 1970年10月録音
w/フィルハーモニア管弦楽団* 1960年11月、61年4月、10月録音
TOCE-90120/1 ¥3,980
■ブルックナー:交響曲第9番 ニ短調(ノーヴァク版
w/ニュー・フィルハーモニア管弦楽団 1970年2月録音
TOCE-90122 ¥2,100
2010年1月26日
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名指揮者クレンペラーの歴史的名盤を高音質HQCDで発売
~オットー・クレンペラー生誕125周年に贈る マーラー、ブルックナーの交響曲~
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20世紀を代表する名指揮者オットー・クレンペラーが残した名録音が、生誕125周年にあたる2010年、高音質HQCD仕様にて新登場、1月20日に全11作品が発売となりました。
オットー・クレンペラー(1885年~1973年)は20世紀を代表する大指揮者の一人。バッハから現代音楽まで、ドイツ、オーストリア系の音楽の演奏で高い評価を得て活動を続けてきました。フランクフルト音楽院、後にベルリン音楽院(作曲と指揮をプフィッツナーに師事)で学び、マーラーの推薦によりプラハのドイツ劇場の指揮者(1907-10年)を皮切りにドイツ各地のオペラ劇場の指揮者を歴任、ベルリンのクロル・オペラの音楽監督(1927-31年)で戦前のピークを迎え大指揮者としての評価を確立。しかし、ユダヤ系であったため、その後ヒトラー政権下のナチス・ドイツから圧迫を受け米国に移住、1947年のハンガリー国立オペラ音楽監督就任によりヨーロッパに復帰し、1950~60年代には英国のフィルハーモニア管弦楽団を育て上げ、演奏会、録音で大きな足跡を残しました。
今回高音質HQCD盤として再登場した、EMIにより収録されたマーラー、ブルックナーの交響曲の全録音は、クレンペラーの中心的レパートリーとして圧倒的な存在感を持つ名録音です。現在でもクレンペラーの音楽を愛するファンは根強く、昨年末に発表された「レコード芸術」(音楽之友社:2009年12月号)誌上での『世界の名指揮者ベスト・ランキング』においてはフルトヴェングラー、トスカニーニ、カラヤン、バーンスタインといった大指揮者たちと並んで第7位にランクイン。同誌が1996年に実施したランキングでは11位であったことからすれば、近年ますますクレンペラー・ファンが増大しているとも過言ではありません。
クレンペラーの演奏の特色の一つは、アンサンブルや音色の美しさ、情緒的な美しさなど表面的な美しさよりむしろ、きっちりとしたテンポ感と作品の構築性を重視したゆるぎない演奏を実現した、作曲家でもあった彼の個性を反映させたものといわれています。そんな演奏姿勢が十二分に発揮されたのがブルックナー作品で、ブルックナーの楽譜は様々な校訂版が存在しますが、クレンペラーは自身の吟味により取捨選択して演奏しておりその点でも興味尽きない解釈として存在感を保っています。
このブルックナーの、国内盤として入手が難しい音源ばかりが今回一斉に再登場することになり、クレンペラー・ファンはもちろん、音楽ファンにも話題になっています。マーラーの直弟子として、クレンペラーの演奏は大きな存在感を持ちますが、マーラーの交響曲作品からクレンペラー自身が評価できたものを厳選したとされるレパートリー選択は、作曲家としての分析、評価に裏打ちされていると考えられ、マーラー生誕150年でもある本年、その重みをさらに増しています。HQCD化により、より高音質でよみがえったクレンペラーの名録音を是非堪能してください。
【添付写真】『ワーグナー:ヴェーゼンドンクの五つの詩/マーラー:交響曲第2番「復活」』のジャケット写真。
http://www.emimusic.jp/artist/klemperer/
http://www.emimusic.jp/st/high/classic/index_j.htm#c_201001
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【オットー・クレンペラー/HQCDシリーズ】 絶賛発売中
全11タイトル 1CD \2,100(税込)/ 2CD \3,980(税込)
■ワーグナー:ヴェーゼンドンクの五つの詩
w/クリスタ・ルートヴィヒ(メゾ・ソプラノ) 他 1962年3月録音
マーラー:交響曲第2番「復活」
w/ヒルデ・レッスル=マイダン(メゾ・ソプラノ)、エリザベート・シュワルツコップ(ソプラノ) 1961年11月、1962年3月録音
以上、 w/フィルハーモニア管弦楽団
TOCE-90108/9 ¥3,980
■マーラー:交響曲第4番
w/エリーザベト・シュヴァルツコップ(ソプラノ)、フィルハーモニア管弦楽団 1961年4月録音
TOCE-90110 ¥2,100
■マーラー:交響曲第7番「夜の歌」
w/ニュー・フィルハーモニア管弦楽団 1968年9月録音
マーラー:5つの歌
w/クリスタ・ルートヴィヒ(メゾ・ソプラノ)、フィルハーモニア管弦楽団 1964年2月録音
TOCE-90111/2 ¥3,980
■マーラー:交響曲第9番
w/ニュー・フィルハーモニア管弦楽団 1967年2月録音
TOCE-90113/4 ¥3,980
■マーラー:交響曲「大地の歌」
W/クリスタ・ルートヴィヒ(メゾ・ソプラノ)、フリッツ・ヴンダーリッヒ(テナー)、フィルハーモニア管弦楽団、ニュー・フィルハーモニア管弦楽団 1964年2月、1966年7月録音
TOCE-90115 ¥2,100
■ブルックナー:交響曲第4番「ロマンティック」(ノーヴァク 1953年版)
w/フィルハーモニア管弦楽団 1963年9月録音
TOCE-90116 ¥2,100
■ブルックナー:交響曲第5番 変ロ長調(原典版)
w/ニュー・フィルハーモニア管弦楽団 1967年3月録音
TOCE-90117 ¥2,100
■ブルックナー:交響曲第6番 イ長調(ハース版)
w/ニュー・フィルハーモニア管弦楽団 1964年11月録音
TOCE-90118 ¥2,100
■ブルックナー:交響曲第7番 ホ長調(原典版)
w/フィルハーモニア管弦楽団 1960年11月録音
TOCE-90119 ¥2,100
■ブルックナー:交響曲第8番 ハ短調(ノーヴァク版)
ワーグナー:ジークフリート牧歌*
w/ニュー・フィルハーモニア管弦楽団 1970年10月録音
w/フィルハーモニア管弦楽団* 1960年11月、61年4月、10月録音
TOCE-90120/1 ¥3,980
■ブルックナー:交響曲第9番 ニ短調(ノーヴァク版
w/ニュー・フィルハーモニア管弦楽団 1970年2月録音
TOCE-90122 ¥2,100
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