全国の18歳~29歳の男女1000人に聞いた「若者の消費トレンドに関する調査」
デジタルネイティブはアナログでエモーショナルな「AE消費」に夢中!「アナログ的な要素のある商品・サービスを使ってみたい」64.0%
近年、「若者の●●離れ」などという話題をよく目にしますが、若者はどのようなことに興味があり、お金を使いたいと思うのでしょうか。そこで今回、「アナログ商品に対する意向」や「今後、積極的にお金を使いたいと思うこと」など「若者の消費トレンド」に関する調査を行ないました。
全国の18歳~29歳の男女1000人に聞いた
「若者の消費トレンドに関する調査」
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デジタルネイティブは
アナログでエモーショナルな「AE消費」に夢中!
「アナログ的な要素のある商品・サービスを使ってみたい」64.0%
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総合マーケティング支援を行なう株式会社ネオマーケティング(所在地:東京都渋谷区)では、世の中の動向をいち早く把握するために、独自で調査を行なっております。今回2017年6月30日(金)~2017年7月3日(月)の4日間、全国の18歳~29歳の男女1000人を対象に「消費トレンド」をテーマにしたインターネットリサーチを実施いたしました。
<調査背景>
近年、「若者の●●離れ」などという話題をよく目にしますが、若者はどのようなことに興味があり、お金を使いたいと思うのでしょうか。そこで今回、「アナログ商品に対する意向」や「今後、積極的にお金を使いたいと思うこと」など「若者の消費トレンド」に関する調査を行ないました。報道の一資料として、ぜひご活用ください。
【調査概要】
1.調査の方法:株式会社ネオマーケティングが運営するアンケートサイト「アイリサーチ」のシステムを利用したWEBアンケート方式で実施
2.調査の対象:アイリサーチ登録モニターのうち、全国の18歳~29歳の男女を対象に実施
3.有効回答数:1000名(男性・女性:各500名)
4.調査実施日:2017年6月30日(金)~2017年7月3日(月)
「若者の消費トレンドに関する調査」リリースサマリー
◆デジタルネイティブの心境に変化
約8割が「もっと自分の好きなことや価値観に合った体験をしたい」と渇望。
◆若者の心を掴んで離さない「アナログ」!
「結果よりプロセス」を楽しむ傾向あり。
味わいや温かみがあるという理由で、「アナログ手帳」「手書きの手紙」を支持。
◆“心揺さぶられたがり”な若者たち
半数近くがエモーショナルな体験への消費に積極的。
◆虚無感抱え、過ごす若者たち
日常に「表層的に感じる」「触れ合いが少ない」「寂しさを感じる」いずれも7割が回答。
◆流通コンサルタント 坂口孝則氏が分析
若者は、ほどよく面倒で心揺さぶられるアナログでエモーショナルな「AE消費」を支持!
消費トレンドは「コト」から「カタ」へ。
◆デジタルネイティブの心境に変化
約8割が「もっと自分の好きなことや価値観に合った体験をしたい」と渇望。
Q1. あなたが、1日にSNSを利用している時間をお答えください。また、SNSを利用する方は投稿している内容をお答えください。(単数回答/複数回答)
Q2. あなたは、SNSでの投稿についてどのように感じますか。当てはまる気持ちをお答えください。(単数回答)【n=768】
Q3. あなたは、SNSに限らず、「(誰かの反応を気にせずに)自分の好きなことや良い経験になる体験」をしたいと思いますか。(単数回答)【n=768】
◆若者の心を掴んで離さない「アナログ」!
「結果よりプロセス」を楽しむ傾向あり。
味わいや温かみがあるという理由で、「アナログ手帳」「手書きの手紙」を支持。
Q4. あなたは、アナログ的な要素のある商品・サービスを使ってみたいと思いますか。(単数回答)【n=1000】
Q6.購入・利用したい理由と、使用・利用してみたい理由をお答えください。(複数回答)
Q7.あなたが純喫茶を利用してみたい理由をお答えください。(複数回答)【n=512】
Q8.あなたが、昭和居酒屋・食堂を利用してみたい理由をお答えください。(複数回答)【n=506】
人とのふれあいや温かさを求めている若者が多いようです。
◆“心揺さぶられたがり”な若者たち
半数近くがエモーショナルな体験への消費に積極的。
Q9. あなたが、今後、積極的にお金を使いたいと思うことは何ですか。(複数回答)【n=1000】
Q10. あなたは、各日常生活のシーンで「感動体験」をどの程度重視しますか。(単数回答)【n=1000】
Q11. あなたは、以下の街に行ってみたいと思いますか。(単数回答)【n=413】
Q12. あなたの、日常に対する意識について近いものをお答えください。(単数回答)【n=249】
若者は、ほどよく面倒で心揺さぶられるアナログでエモーショナルな「AE消費」を支持!
TVコメンテーターとしても活躍する流通コンサルタント 坂口孝則氏が分析
トレンドは「コト」から「カタ」へ。
<インスタ映えを意識する若者たちも、窮屈さを感じる>
若者は、インスタ映えを意識して消費を決定するようになりました。商品、旅行先の景色、食事。それらの投稿は他者からの承認を得るためのものであり、日々の被承認行為に疲れた様子が伝わってきます。
その反動として、他人の目を気にせず「心から良いもの」を消費・体験したい、可能なら自然体で投稿したものに、多くの承認が得られればいいなと感じているのではないでしょうか。
<アナログ商品をあえて使う新しい楽しみ方。消費トレンドは「コト」から「カタ」へ>
彼らが「心から良いもの」と感じるのは、アナログな商品です。
たとえば、「年賀状」「手書きの手紙」は、非効率ゆえになぜか、温かみや愛情を感じられるのです。アナログだからこそ、ストーリーを感じたり、面倒さが逆説的に達成感を抱いたりするのかもしれません。
残念ながら、年賀状も手紙も復調はしていません。ただ、未だに調査結果で上位に来るのは、こういった商品が主手段ではなくなったものの、新たな遊びとして復権しうる可能性を示しています。
つまり、アナログな商品をあえて使って、商品への視点や見方を変える新しい遊び方です。
すなわち、「モノ」「コト」の消費から「カタ」の消費へと移りつつあるのではないでしょうか。
<人間本来の感情として、心揺さぶられる「エモ体験」を求めている!>
また彼らは、エモーショナルな体験を重視する傾向にあります。どの世代も共通する性質ではあります。しかし、「純喫茶」や「昭和居酒屋」など、親世代が楽しんだ空間を、その子供世代が新たな遊び先として再発見したのは面白い事象です。
彼らは物心ついたころから、横ばいか右肩下がりの時代に生きているため、昔ほど輝いて見え、アナログ時代のほうがむしろ良かったように感じるのです。その象徴として、「70・80年代ソング」も歌ったり・聴いたりする人が半数近くいます。疑似経験としての望郷、温かみや懐かしさを感じるからです。
そんな彼らも毎日「純喫茶」や「昭和居酒屋」に行きたいわけでなく、通常はファストフード、コンビニを使います。しかし、完成された流通構造からは、中々感じることのできない「リアル」「オリジナリティー」を渇望する瞬間があります。毎日や毎回ではなく、ほどほどに存在する懐古願望と言えるでしょう。
<ほどよく面倒で心揺さぶられる「AE消費」を支持する若者たち>
今、まるで海外の絶景から手紙を送ることができるイベントが、若者の間で注目されているようです。
無機質な世の中において、手紙が「癒やす」ものと認識されていること、「ほどよく面倒」なアナログ、絶景という心揺さぶられる「リアルなエモーショナル体験」があることが大きいでしょう。また、SNSではなく、手紙という現代では疎遠になっている手段を取ることで差別化したい気持ちもあるでしょう。
何より、スマホよりも手紙で送ってくれると、その行為そのものになぜかうれしくなってしまいます。
若者には、アナログとエモーショナル体験の「AE消費」が支持されていると感じます。
坂口 孝則(さかぐち たかのり)氏
電機メーカー、自動車メーカーで勤務。原価企画、調達・購買、資材部門に従業。コンサルティング会社を経て。2012年、未来調達研究所株式会社に参画。サービス業、製造業を中心としたコンサルティングを行う。また当該専門分野にて企業内研修も行う。各メディアで、商品原価、サプライチェーン、ビジネスモデルなどの発信を行う。ホームページ「未来調達研究所株式会社」で無料配布しているサプライチェーン業務教材は、当領域1万人に読まれている。『野比家の借金』『調達・購買の教科書』『日本人はこれから何にお金を落とすのか?』等、著作29冊
■引用・転載時のクレジット表記のお願い
※本リリースの引用・転載は、必ずクレジットを明記していただきますようお願い申し上げます。
<例>「総合マーケティング支援を行なうネオマーケティングが実施した調査結果によると……」
■「アイリサーチ」
URL : http://www.i-research.jp/
「若者の消費トレンドに関する調査」
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デジタルネイティブは
アナログでエモーショナルな「AE消費」に夢中!
「アナログ的な要素のある商品・サービスを使ってみたい」64.0%
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総合マーケティング支援を行なう株式会社ネオマーケティング(所在地:東京都渋谷区)では、世の中の動向をいち早く把握するために、独自で調査を行なっております。今回2017年6月30日(金)~2017年7月3日(月)の4日間、全国の18歳~29歳の男女1000人を対象に「消費トレンド」をテーマにしたインターネットリサーチを実施いたしました。
<調査背景>
近年、「若者の●●離れ」などという話題をよく目にしますが、若者はどのようなことに興味があり、お金を使いたいと思うのでしょうか。そこで今回、「アナログ商品に対する意向」や「今後、積極的にお金を使いたいと思うこと」など「若者の消費トレンド」に関する調査を行ないました。報道の一資料として、ぜひご活用ください。
【調査概要】
1.調査の方法:株式会社ネオマーケティングが運営するアンケートサイト「アイリサーチ」のシステムを利用したWEBアンケート方式で実施
2.調査の対象:アイリサーチ登録モニターのうち、全国の18歳~29歳の男女を対象に実施
3.有効回答数:1000名(男性・女性:各500名)
4.調査実施日:2017年6月30日(金)~2017年7月3日(月)
「若者の消費トレンドに関する調査」リリースサマリー
◆デジタルネイティブの心境に変化
約8割が「もっと自分の好きなことや価値観に合った体験をしたい」と渇望。
◆若者の心を掴んで離さない「アナログ」!
「結果よりプロセス」を楽しむ傾向あり。
味わいや温かみがあるという理由で、「アナログ手帳」「手書きの手紙」を支持。
◆“心揺さぶられたがり”な若者たち
半数近くがエモーショナルな体験への消費に積極的。
◆虚無感抱え、過ごす若者たち
日常に「表層的に感じる」「触れ合いが少ない」「寂しさを感じる」いずれも7割が回答。
◆流通コンサルタント 坂口孝則氏が分析
若者は、ほどよく面倒で心揺さぶられるアナログでエモーショナルな「AE消費」を支持!
消費トレンドは「コト」から「カタ」へ。
◆デジタルネイティブの心境に変化
約8割が「もっと自分の好きなことや価値観に合った体験をしたい」と渇望。
Q1. あなたが、1日にSNSを利用している時間をお答えください。また、SNSを利用する方は投稿している内容をお答えください。(単数回答/複数回答)
Q2. あなたは、SNSでの投稿についてどのように感じますか。当てはまる気持ちをお答えください。(単数回答)【n=768】
Q3. あなたは、SNSに限らず、「(誰かの反応を気にせずに)自分の好きなことや良い経験になる体験」をしたいと思いますか。(単数回答)【n=768】
◆若者の心を掴んで離さない「アナログ」!
「結果よりプロセス」を楽しむ傾向あり。
味わいや温かみがあるという理由で、「アナログ手帳」「手書きの手紙」を支持。
Q4. あなたは、アナログ的な要素のある商品・サービスを使ってみたいと思いますか。(単数回答)【n=1000】
では、SNS投稿者はどのようなものを好むのでしょうか。そこでアナログ的な要素のある商品・サービスについてお聞きしたところ、「使ってみたい」と回答したのは、全体で64.0%となりました。半数以上の若者がアナログ的な要素のある商品・サービスを使ってみたいと思っているようです。また、SNS利用別で比較をすると、SNSに投稿者は、アナログ的な要素のある商品・サービスを使ってみたいと回答した方が多く75.3%、SNS非利用者は少なく44.4%となりました。SNS投稿者はアナログ的な要素を使ってみたいと思っているようです。
Q5. あなたが、アナログ的な要素のある商品・サービスについて当てはまるものをお答えください。(複数回答/単数回答)【n=1000/n=640】
Q6.購入・利用したい理由と、使用・利用してみたい理由をお答えください。(複数回答)
Q7.あなたが純喫茶を利用してみたい理由をお答えください。(複数回答)【n=512】
Q8.あなたが、昭和居酒屋・食堂を利用してみたい理由をお答えください。(複数回答)【n=506】
人とのふれあいや温かさを求めている若者が多いようです。
◆“心揺さぶられたがり”な若者たち
半数近くがエモーショナルな体験への消費に積極的。
Q9. あなたが、今後、積極的にお金を使いたいと思うことは何ですか。(複数回答)【n=1000】
Q10. あなたは、各日常生活のシーンで「感動体験」をどの程度重視しますか。(単数回答)【n=1000】
Q11. あなたは、以下の街に行ってみたいと思いますか。(単数回答)【n=413】
Q12. あなたの、日常に対する意識について近いものをお答えください。(単数回答)【n=249】
若者は、ほどよく面倒で心揺さぶられるアナログでエモーショナルな「AE消費」を支持!
TVコメンテーターとしても活躍する流通コンサルタント 坂口孝則氏が分析
トレンドは「コト」から「カタ」へ。
<インスタ映えを意識する若者たちも、窮屈さを感じる>
若者は、インスタ映えを意識して消費を決定するようになりました。商品、旅行先の景色、食事。それらの投稿は他者からの承認を得るためのものであり、日々の被承認行為に疲れた様子が伝わってきます。
その反動として、他人の目を気にせず「心から良いもの」を消費・体験したい、可能なら自然体で投稿したものに、多くの承認が得られればいいなと感じているのではないでしょうか。
<アナログ商品をあえて使う新しい楽しみ方。消費トレンドは「コト」から「カタ」へ>
彼らが「心から良いもの」と感じるのは、アナログな商品です。
たとえば、「年賀状」「手書きの手紙」は、非効率ゆえになぜか、温かみや愛情を感じられるのです。アナログだからこそ、ストーリーを感じたり、面倒さが逆説的に達成感を抱いたりするのかもしれません。
残念ながら、年賀状も手紙も復調はしていません。ただ、未だに調査結果で上位に来るのは、こういった商品が主手段ではなくなったものの、新たな遊びとして復権しうる可能性を示しています。
つまり、アナログな商品をあえて使って、商品への視点や見方を変える新しい遊び方です。
すなわち、「モノ」「コト」の消費から「カタ」の消費へと移りつつあるのではないでしょうか。
<人間本来の感情として、心揺さぶられる「エモ体験」を求めている!>
また彼らは、エモーショナルな体験を重視する傾向にあります。どの世代も共通する性質ではあります。しかし、「純喫茶」や「昭和居酒屋」など、親世代が楽しんだ空間を、その子供世代が新たな遊び先として再発見したのは面白い事象です。
彼らは物心ついたころから、横ばいか右肩下がりの時代に生きているため、昔ほど輝いて見え、アナログ時代のほうがむしろ良かったように感じるのです。その象徴として、「70・80年代ソング」も歌ったり・聴いたりする人が半数近くいます。疑似経験としての望郷、温かみや懐かしさを感じるからです。
そんな彼らも毎日「純喫茶」や「昭和居酒屋」に行きたいわけでなく、通常はファストフード、コンビニを使います。しかし、完成された流通構造からは、中々感じることのできない「リアル」「オリジナリティー」を渇望する瞬間があります。毎日や毎回ではなく、ほどほどに存在する懐古願望と言えるでしょう。
<ほどよく面倒で心揺さぶられる「AE消費」を支持する若者たち>
今、まるで海外の絶景から手紙を送ることができるイベントが、若者の間で注目されているようです。
無機質な世の中において、手紙が「癒やす」ものと認識されていること、「ほどよく面倒」なアナログ、絶景という心揺さぶられる「リアルなエモーショナル体験」があることが大きいでしょう。また、SNSではなく、手紙という現代では疎遠になっている手段を取ることで差別化したい気持ちもあるでしょう。
何より、スマホよりも手紙で送ってくれると、その行為そのものになぜかうれしくなってしまいます。
若者には、アナログとエモーショナル体験の「AE消費」が支持されていると感じます。
坂口 孝則(さかぐち たかのり)氏
電機メーカー、自動車メーカーで勤務。原価企画、調達・購買、資材部門に従業。コンサルティング会社を経て。2012年、未来調達研究所株式会社に参画。サービス業、製造業を中心としたコンサルティングを行う。また当該専門分野にて企業内研修も行う。各メディアで、商品原価、サプライチェーン、ビジネスモデルなどの発信を行う。ホームページ「未来調達研究所株式会社」で無料配布しているサプライチェーン業務教材は、当領域1万人に読まれている。『野比家の借金』『調達・購買の教科書』『日本人はこれから何にお金を落とすのか?』等、著作29冊
■引用・転載時のクレジット表記のお願い
※本リリースの引用・転載は、必ずクレジットを明記していただきますようお願い申し上げます。
<例>「総合マーケティング支援を行なうネオマーケティングが実施した調査結果によると……」
■「アイリサーチ」
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