【三菱電機】炭酸ガス二次元レーザー加工機「ML3015SR-32XP」新発売
加工性能・操作性の向上による高い生産性と省エネを実現
三菱電機株式会社は、炭酸ガス二次元レーザー加工機の新製品として、薄板から厚板までの加工において、加工性能と操作性の向上により高い生産性と省エネを実現した「ML3015SR-32XP」を9月1日に発売します。
▼発売の狙い
板金加工では加工する材料(ワーク)の多様化が進む中、加工の高速化・高品位化と短納期・ 低コストの両立が求められています。 当社は今回、薄板から厚板までの幅広い板厚において加工性能・操作性の向上による高い生産 性と省エネを実現した三菱炭酸ガス二次元レーザー加工機「ML3015SR-32XP」を発売し、生産 現場の生産性向上に寄与します。
▼新製品「ML3015SR-32XP」の特長
1. 最新ビーム制御の採用により、高生産性と高品位加工を両立
・最新ビーム制御の採用により、板厚12mmの軟鋼加工速度を最大10%、板厚6mmのステンレス加工速度を最大40%向上し、薄板から厚板まで幅広い板厚の加工時間を短縮(※1)
・板厚10mmのステンレスの切断面粗さを最大80%低減(※1)し、高品位な加工を実現
・加工前の準備動作を高速化する独自の制御技術により、加工開始までの準備動作時間を最大70%短縮(※1) し、稼働効率を向上
※1 当社炭酸ガス二次元レーザー加工機「ML3015eX-S Edition」との比較
2. 作業者の熟練度に依存しない直感的な操作で、使いやすさを追求
・操作画面上の加工状況に類似した写真を選択するだけで、作業者の熟練度によらず高品位な加工が可能
・加工状態を見ながら、簡単なダイヤル操作で加工条件の補正を実現
・実際の加工動作に準じた加工時間見積機能の搭載により、計画的な生産をサポート
3. 電力・ガス消費量の見える化により、省エネを支援
・電力・ガス消費量モニターの搭載により、生産現場の省エネを支援
・加工完了後、発振器・冷却装置などを段階的に停止させる「ecoモード」搭載により、待機時の消費電力を最大93%削減(※2)
※2 ecoモード非使用時との比較
▼主な仕様
・製品名:炭酸ガス二次元レーザー加工機
・形名: ML3015SR-32XP
・ 移動方式:光走査方式(XY 軸:光移動)
・ ストローク(X×Y×Z)(mm): 3100×1565×150
・早送り速度(m/分):XY 軸-最大 140(合成)、Z 軸-65
・位置決め精度(mm):0.05/500(X、Y 軸)
・繰り返し精度(mm):±0.01(X、Y 軸)
・パルスピーク出力:3200W
・定格レーザー出力:2700W
・最大加工板厚:軟鋼 19mm / ステンレス鋼 14mm(※3) / アルミニウム合金 10mm
・標準価格(税抜き):9050万円
※3 f254mm(f10 インチ)レンズ使用時
▼関連リンク
炭酸ガス二次元レーザー加工機「ML3015SR-32XP」 詳細ページ(三菱電機FAサイト)
http://www.mitsubishielectric.co.jp/fa/products/faspec/point.do?kisyu=/laser&formNm=SR
三菱レーザ加工機 製品情報TOP (三菱電機FAサイト)
http://www.mitsubishielectric.co.jp/fa/products/mecha/laser/index.html?ref=press150706
■参考
三菱電機FAサイト TOP
http://www.mitsubishielectric.co.jp/fa/?ref=press150706
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