KTCのTRASASとテクノツリーの帳票電子化システムXC-Gateが連携
総合ハンドツールメーカー京都機械工具株式会社(KTC)(京都府久世郡久御山町/代表取締役社長 田中 滋/証券コード5966)は、次世代作業トレーサビリティシステム「TRASAS(トレサス)」と株式会社 テクノツリー(兵庫県明石市/代表取締役 木下 武雄)が販売するペーパーレスツール「XC-Gate(エクシーゲート)」と連携いたしました。
- 経緯
このTRASASとXC-Gateが連携することで、工具を用いて計測した値を電子帳票上に人が手入力する必要なく、工具の計測データの自動取得が可能になりました。
TRASASを使用することで、計測した作業履歴(データ)を「記録・管理・分析」し、製品の使用者や現場作業者の安全、作業品質、顧客満足度の向上を実現します。 XC-Gateでは、その他の検査情報に関するデータ、写真貼付等の記録を1つのデータとして管理することが可能です。
今回の連携で、TRASASが計測値の入力を正確かつ効率的に行い、XC-Gateで計測値に関連情報もあわせて記録することで、双方のメリットを生かした連携によりデータを収集する場面においてお客様に貢献いたします。
- TRASAS(トレサス)とは
製品サイトURL : https://ktc.jp/trasas/info/index.html
- XC-GATE(エクシーゲート)とは
システム名称 : XC-Gate.ENT(エクシーゲートエンタープライズ)
製品サイトURL : http://tt-websolution.jp/xc-gate/outline/xc-gate_en
- XC-GATE+TRASAS 連携の特長
使い慣れたExcelで、入力しやすい電子帳票を作成することができます。普段利用している紙帳票のイメージを変えないまま電子化できます。写真を貼り付けて、計測場所をメモで残すことも可能です。
2.計測値を直接電子帳票へ
Bluetoothでタブレット端末と接続し、入力を行います。 Windows ソフト「TRASAS admin Pro」を端末にインストールしておけば、トルクの正確値をXC-Gateの帳票上に取り込むことができ、記録に起因する人為的ミスや工数を削減、信頼性と生産性の向上を実現します。
3.データ活用
計測データと人が記録したデータを一元管理して、入力された結果を時系列で集計したり、入力された項目でしきい値から逸脱していた情報を抽出・履歴を追ったりと、データを幅広く活用することができるようになります。
- 活用例
締め付けデータを記録、作業時に規定値を超えている、もしくは漏れがあった場合には音・画面表示で警告を発して作業者に通知することで、一度の作業で計測の確実性・信頼性を確保できます。
2.ダブルチェックの撤廃
計測後、作業者と責任者の2人体制でチェックを行い、製品の品質担保を行っていたところ、システム上で記録と規定値判定が正確に行えるようになるため正確かつ作業者のみで完結し人件費削減につなげられます。
3.作業者の経験ではなく正確な記録を残し、作業トレーサビリティの強化
各工程の作業指示内容をタブレットの画面上に表示して明確化することにより、どの作業者が行ったとしても、安定して計測・記録を行えるようにXC-Gateに保存された記録情報から、各工程のトレーサビリティを一括管理が可能です。
- 今後の展開
- 関連リンク
https://www.technotree.com
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