北海道壮瞥町でJOGMECエコツアーを開催
JOGMEC(本部:東京都港区、理事長:河野博文)は、10月1日(木)に北海道壮瞥町の地域交流センター山美湖および幌別硫黄鉱山坑廃水処理施設においてJOGMECエコツアーを開催しました。
このエコツアーは、資源開発と環境保全両面の重要性をより多くの方々に理解してもらうことを目的に、鉱害防止支援事業の一環として平成19年より開催しています。今回は今年度第2回目のエコツアーで、壮瞥高校の皆さん74名が参加しての開催となりました。
参加者はまず、「壮瞥町・幌別硫黄鉱山の歴史」と題した講演により、幌別硫黄鉱山の歴史と現状等について学んだ後、「資源開発と環境保全」、「メタンハイドレート、レアメタル、金の話」と題した講演により、資源開発と環境保全の重要性について学びました。さらに、メタンハイドレートの燃焼実験をはじめ、実際に菱刈鉱山の鉱石を手にして鉱石に含まれる金の量を実感したり、普通の磁石とネオジム磁石の強さの違いを体感するなど、エネルギーや鉱物資源に関する幅広い知識を得ました。
講演の後は幌別硫黄鉱山坑廃水処理施設を見学し、坑廃水に中和剤や凝集剤を入れた時の反応や、実際の処理工程を知ることによって、長流川(おさるがわ)および洞爺湖の清流化に貢献している同施設の重要性を学びました。
参加者にとって今回のエコツアーは資源開発と環境保全が身近な問題であることに理解を深める良い機会となりました。
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http://www.jogmec.go.jp/news/release/news_06_000053.html?mid=pr_151020_03
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