農学部学生が野菜の摂取啓発イベント
2月14日、枚方の商店街にカフェを開設
本件のポイント
●野菜の摂取促進を目的としたカフェを商店街に1日限定で開設
●指先で簡単に野菜摂取状況や、毛細血管の状態が分かる健康チェックを実施
●学生考案の野菜が摂取できフードロス削減につながるSDGsメニューを提供
食品栄養学科のキャラ クター「うさミン」
厚生労働省は、生活習慣病などを予防して健康な生活を維持するには「野菜を1日350g以上食べること」を掲げています。ところが、日本人の平均摂取量は280g程度と目標の8割にとどまっています。野菜はビタミンやミネラル、食物繊維を多く含み、健康に良いと分かっていても、意識しなければ十分な量を摂取することはできません。
食品栄養学科では、地域の人たちが野菜を積極的に摂取するきっかけを作るため、昨年からカフェを開設して啓発に取り組んでいます。このカフェでは、皮膚のカロテノイドを光学的に測定して野菜摂取状況を数値化できる「ベジメータⓇ」や、毛細血管の本数・形状・血流を観察できる「血管美人Ⓡ」を使った健康チェック、手軽にカロテノイドを摂取できる「ホットスムージー」の試飲会を行います。また、学生らが野菜摂取とフードロス削減をテーマに考案したSDGsメニュー(ブロッコリーの茎などを活用して350gの野菜を摂取できる「350カレー」、タマネギの皮を使ったスープなど)も提供します。
昨年開いた「うさミンカフェ」の様子
【うさミンカフェ】
1.開催日時:
2024年2月14日(水)11:00~17:00
2.場 所:
チカラのみせ処「宮ノサポ」(枚方市宮之阪1-19-2宮之阪商店街内)
3.内 容:
イベントコーナー(皮膚カロテノイド量・毛細血管の測定、スムージー試飲)
カフェコーナー(350カレー、オニオンスープ、おからチョコタルト、カボチャとニンジンのパウンドケーキ、コーヒー、紅茶、チョコレートドリンク、農学部と枚方市が開発した同市特産すももで作る「すももちゃんサイダー」)
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