「テックキャンプ就労移行スクール福岡校」、障がい当事者による文化祭「TCSフェス2024」を2024年11月22日に開催

スクール利用者自らが開発したゲームの体験会やカフェなどのブースを出展。ニューロダイバーシティ専門家・村中直人氏による講演や「発達障がいの方が活躍できる職場」に関するパネルディスカッションを実施

株式会社div

2024年10月23日 10時00分

プログラミングスクール「テックキャンプ」を運営する株式会社div（本社：東京都渋谷区、代表取締役社長石原圭、以下「div（ディブ）」）は、2024年11月22日（金）に、発達障がい支援に特化したITスキル特化型の就労移行支援事業所「テックキャンプ就労移行スクール福岡校」（所在地：福岡市中央区天神）にて、同スクール利用者自らがつくる文化祭「TCSフェス2024」を開催します。

IT業務への適性から注目を集める発達障がいのある当事者たちが「テックキャンプ就労移行スクール」で学んだプログラミング技術で開発した脳トレゲームアプリや、最新AI技術を活用した来場者のオリジナルソング作曲体験、プログラミング体験などのブースを展開します。

さらに、村中直人氏をゲストに招き、障がいと未来の働き方についての講演とパネルディスカッションを行います。

教室の雰囲気を知りたい利用検討者の方はもちろん、福祉関係者の方、そして一般の方もご参加いただける文化祭です。ぜひお越しください。

▼取材のお申し込みフォーム
https://forms.gle/FJDWPQsxX1oFzevz6

▼ご参加はこちらよりお申し込みください（参加費：無料）
https://tcsfes2024.peatix.com/view

「障がい者」の一歩先へ ——地域にサプライズを届ける文化祭

「テックキャンプ就労移行スクール」では、設立より「ニューロダイバーシティ」という考え方に賛同し、支援活動に活かしてきました。ニューロダイバーシティとは、ASD（自閉スペクトラム症）やADHD（注意欠陥・多動性障がい）、LD（学習障がい）などの発達障がいを、脳や神経の「多様性」と捉え、それらの違いを尊重する社会をつくっていこうとする考え方のことです。

このたび開催する文化祭「TCSフェス2024」も、ニューロダイバーシティの考え方のもと、「地域にサプライズを届けよう！」をテーマに、「テックキャンプ就労移行スクール」の利用者自らが企画・運営をおこなうイベントです。

IT業務への適性の高さについて注目を集める、発達障がいの当事者で「テックキャンプ就労移行スクール」の利用者が、テックキャンプで学んだプログラミング技術を活かして開発したゲーム体験やプログラミング体験、さらに最新AI技術を活用した体験型ブース、米粉を使ったスイーツ等、こだわりメニューのカフェスペースを展開します。利用者の皆さんの日々の学びの成果と、IT人材としての可能性の高さをご実感いただける催しです。

そして、著書『〈叱る依存〉がとまらない』や多様性社会の実現をめざす活動で注目を集める村中直人氏をゲストに招き、障がいにまつわる未来の働き方についての講演とパネルディスカッションを行います。

また、来場者の方にはスクール利用者が取材からデザインまで担当し、当事者とご家族、そして支援者のインタビューを収録した自主作成の冊子「ZINE」を部数限定で配布します。

無料のドリンクチケットも入口でお渡しするので、ドリンクを片手に会場でゆっくりとお読みになっていただければ幸いです。

スタッフ一同、これからの社会の多様性や包摂性を皆さまと共に考えるひとときとなることを願っています。

「障がい者」のイメージが変わる、素敵なサプライズが待っています。ぜひご来場ください。

開催概要

・イベント名：「TCSフェス 2024」
・日時：2024年11月22日（金）10時〜17時

・場所：テックキャンプ就労移行スクール福岡校

・住所：〒810-0001 福岡市中央区天神4-4-11 天神ショッパーズ福岡7F
・入場料金：無料

・参加申込：https://tcsfes2024.peatix.com/view

※ 講演およびパネルディスカッションの席数に限りがあります。お早めにお申し込みください。

「TCSフェス2024」タイムスケジュール

10：00	会場オープン
10：00〜13：00	各ブース体験（脳トレゲームアプリ、プログラミング体験、生成AI企画、グッズ販売、カフェ等）
13：00〜13：45	スクール利用者プレゼンテーション・スピーチ発表
14：00〜15：00	村中直人氏講演「ニューロダイバーシティと未来の働き方〜誰もが働きやすい地域社会へ〜」
15：00〜16：00	パネルディスカッション「発達障がいの方が活躍できる組織とは？」
16：00〜17：00	来場者交流時間
17：00	閉会

講演「ニューロダイバーシティとこれからの働き方〜誰もが働きやすい地域社会へ〜」ゲスト情報

講師：村中直人（むらなかなおと）さん

プロフィール：

Neurodiversity at Work 株式会社　代表取締役

一般社団法人子ども・青少年育成支援協会　代表理事（共同代表）

主な著書：

『ニューロダイバーシティの教科書』（金子書房）、『〈叱る依存〉がとまらない』（紀伊國屋書店）『ラーニングダイバーシティの夜明け』（日本評論社）

人の神経学的な多様性（ニューロダイバーシティ）に着目し、脳・神経由来の異文化相互理解の促進、および働き方、学び方の多様性が尊重される社会の実現をめざして活動。2008年から多様なニーズのある子どもたちが学び方を学ぶための学習支援事業「あすはな先生」の立ち上げと運営に携わり、「発達障害サポーター’s スクール」での支援者育成にも力を入れている。現在は企業向けに日本型ニューロダイバーシティの実践サポートを積極的に行っている。

パネルディスカッション「発達障がいの方が活躍できる組織とは？」

「発達障がいの方が活躍できる職場・組織」について、雇用者、当事者（労働者）、支援者、有識者が集い、それぞれの立場からディスカッションを行います。

テーマ：「発達障がいの方が活躍できる組織とは？」

パネラー（敬称略）：

・物部英嗣（株式会社DIVX代表取締役社長、雇用側の立場として参加）

・濱﨑亮（テックキャンプ就労移行スクール利用者、労働者の立場として参加）

・片渕一暢（テックキャンプ就労移行スクール事業責任者、支援者の立場として参加）

・村中直人（ニューロダイバーシティ専門家、有識者の立場として参加）

「テックキャンプ就労移行スクール」について

「テックキャンプ就労移行スクール」は、未経験からのエンジニアの育成において国内トップクラスの実績を持つテックキャンプが手がけるIT特化型の就労移行支援事業所です。国内最初の施設として、福岡校を2024年4月1日にオープンし、利用者数25名（※）と順調に利用者数が増加しています。

発達障がい支援の有資格者によるサポートのもと、発達障がいの特性を活かしながらITスキルを身につけ、IT人材として活躍することをめざし、学習カリキュラムを設計しています。また、発達特性に配慮した学習環境と、グループ会社と連携した「施設内インターン制度」、学んだスキルを使って工賃を稼げる「働きがいプロジェクト」も特徴です。

IT関連企業が多く進出する福岡において、発達障がいの特性をもつ方に寄り添いながら、IT人材不足の解消と人材多様性の推進に寄与する施設をめざします。

※ 2024年9月30日時点

「テックキャンプ」について

未経験からのITエンジニア転職を実現させるプログラミングスクールです（https://tech-camp.in/expert ）。これまで5,000名（※1）以上がITエンジニアとして転職し、受講生の転職成功率は99%（※1,2）を実現。導入実績は1,600社（※3）を超えています。

テックキャンプのカリキュラムでは、最短10週間の超短期集中学習によって、ITエンジニアとして活躍できる即戦力スキルの習得（リスキリング）が可能です。お客様が挫折することなくITエンジニア転職を達成できるよう、学習・モチベーション管理・転職支援の面から、プロの専門スタッフが3名体制で徹底的にサポートします。

※1 2016年9月1日〜2024年9月30日までの累積実績

※2 所定の学習および転職活動を履行された方に対する割合

※3 2016年9月1日〜2023年3月7日までの累計実績