【株式会社Be-A Japan】「中学受験と生理」を独自調査。受験生の96.8%が不安を感じる「生理」について、本人と応援する大人の知られざる苦悩、見えてきた課題とは。
〜未来へとバトンをつなぐために、今、考えたいこと。〜
また、2023年12月6日(火)には、昨年中学受験を経験した中学1年生の娘をもつ保護者5名にお集まりいただき、実体験を伺う座談会を開催いたしました。
Be-A Japanの取り組み〜未来へとバトンをつなぐために〜
初潮時期の低年齢化や出産回数の減少により、100年前には約50回といわれていた生理の回数は大幅に増え、現代女性は一生のなかで平均450回もの生理を経験すると言われています。
Be-A Japanは2020年のブランド開始当初から、女性の生活とは切っても切り離せない『生理』に着目し、様々な活動を行ってまいりました。
継続的に開催している「Bé-A〈ベア〉生理セミナー」では、性別を問わず生理についての正しい知識を身につけることで、誰もが互いを思いやり、健やかに生きる社会の実現を目指しています。全国各地の小学生〜大学生の男子・女子学生を中心に実施したセミナーの参加者数は、2023年12月現在では22回911名にのぼります。
また、サニタリー期間の不便や不安を解消し、快適に過ごすための新たな選択肢として「吸水ショーツ」を開発。不慣れさに不安を抱えながら過ごすジュニア期から大人まで、女性の人生に寄り添い、誰もが自分の願いや可能性を諦めることなく健やかに過ごせるようサポートしています。
そんな中、初潮を迎えてまもないジュニア期の子どもたちやその保護者からは、不安定な周期や量に不安を感じる声が多く寄せられました。中でも「受験」においてその声は一層大きく、「本番に重なってしまったらどうしよう」「頑張ってきたことが最大限発揮できるだろうか」と、親子ともに不安や心配を抱えていることがわかりました。
受験を控える本人/経験者本人の88.3%が『受験の日と生理が重なることに不安がある』
受験生の子どもを持つ保護者の92.6%が『子どもの受験と生理が重ならないか不安を感じる』と回答。
Be-A Japanは、受験生本人とその保護者を対象に、生理にまつわるアンケートを実施。
いずれも約90%もの人が『受験日と生理が重なることに不安を覚えた』と回答しました。
さらに、
・試験に集中できるか
・漏れないか
・トイレにちゃんと行けるか
・痛みや体調不良
など、受験生本人だけではなく、受験生をサポートする保護者にも、受験と生理が重なることへの不安が浮き彫りになりました。
また、子どもが生理と付き合いながら安心して受験に取り組むために、どのような対策があればいいと思いますか?という質問に対しては、
「自分にとってどのスタイルが1番あっているかを見出すこと。」
「経験談などを参考に、自分なりの対処法を考え準備しておく。心配の種を少しでもなくしていく。」
など、事前に対処方法を知っておくことで、不安材料を取り除くことの大事さを伝える、という保護者方の声も目立ったほか、
「生理は大変、しんどい、心配などと伝えるのではなく、正しく付き合えば生理に振り回されることはないと周りの大人が伝えることが対策。」と、子どもの不安を煽るのではなく、生理を正しく知ってしっかりと向き合うこと、また周りのサポートや理解も重要だという声も上がりました。
◾️その他アンケートに寄せられた声
・当時は「みんなこんなもんだけど、頑張っている」と思って、周りに相談するという発想すらありませんでした。身体を休めるための配慮や、いろんなことを諦めずにすむ制度があったら良かったのにと思います。
(受験を経験した本人)
・お腹が痛くなって、集中できなかったり、長い時間準備してきたことが発揮できないではないかという不安がありました。緊張で、予定よりも周期が早まる可能性におびえたり。でも、吸水ショーツをはいていれば安心、という親子共通の安心感があってとてもよかったです。(受験生の子どもをもつ保護者)
・初めての生理が受験の日に来たらどうしようか?と親子共々相談しながら悩んだ。初めてだと慣れてないし、来てしまったらパニックになってしまうと思ったので、とても心配だった。結果来なかったが、吸水ショーツを使うことで生理が来ても大丈夫なように子供には伝えた。(受験生の子どもをもつ保護者)
座談会の様子「受験と生理」について、今考えたいこと
12/6(水)には、Be-A Japan代表の髙橋、商品開発責任者の中村を交え、昨年の中学受験を経験した娘をもつ保護者5名とともに座談会を実施。受験に向けて実際に行った対策や、当時の様子を語り合いました。
5つの家庭にはそれぞれ異なる背景があり、生理もまた個人差が大きいことから、対処法や悩みには、共感もあれば驚きもある話がたくさん繰り広げられました。
■水泳選手を続けながら受験を経験
〜超低用量ピルのメリットと理解のハードル〜
お母様ご自身の生理がとても重いタイプだったことから、娘も同じ体質である可能性を案じたことと、水泳選手としての活動をスムーズにするためにも、医師と相談のうえ超低容量ピルを服用したそう。
正しく知り、正しく服用することで安心感が得られ、受験時にも生理はなく過ごせたものの、周囲の保護者との会話の中でピルの服用について抵抗感を示されることが少なくなく、今はまだ閉鎖的で理解が得られにくいと感じたと話しました。
■初潮のないまま受験日を迎えた
〜“もしも”に備えた吸水ショーツが安心に〜
小学6年生になると周りは生理になっている子が多く、子ども自身がある程度の情報は持っていたとのこと。“もしも”を考えて、少し前から吸水ショーツを穿いて慣れていたことで、抵抗感もなく、試験に集中できたそう。
事前に準備しておくことはとても重要だと実感したと話しました。
■生理が来ると人格が変わり、親子でイライラ
〜吸水ショーツを通して生理のタイミングを知るように〜
生理が来ると人格が変わるタイプで、毎日遅い時間までの塾通いで睡眠時間も確保できずイライラ。合わせてつい親までイライラしてしまい、距離を取るために仕事を始めたとのこと。初潮を迎えた当時、恥ずかしさからかしばしばナプキンを隠すことがあったものの、吸水ショーツを穿くようになってからは、洗濯に出ていると『今日は生理だから眠いのね。』とケアしてあげられることが増えたと話しました。
■姉妹で受験を経験。タイプの違いでケアも別々に
〜信頼できる書籍や婦人科を身近な味方に〜
お姉さんは、受験と生理がぶつかりそうだったので、10日ほどピルを服用してずらしたそう。昨年受験を経験した妹さんは、運良く試験と生理は重ならず乗り切れたそう。ただし、生理痛が重く、女子校に通う今、生理で辛くても「がんばれ!」とお尻を叩かれることが辛そうで、一緒に婦人科にいってみようと話しているとのこと。
生理については、ネットや友達からではなく正しい情報を知るようにと書籍を読むようにすすめているとも話しました。
■生理がきては、また半年来ない。不順にソワソワ
〜生理中は涙もろく。栄養サポートがあればよかった〜
小6の春に初潮がきたものの、その後半年来ず秋を迎え、受験時期に生理が来るかどうかとソワソワして過ごしていたものの、吸水ショーツを常に穿くことで安心して臨めたとのこと。どちらかといえば気の強い普段とは真逆に、生理中は涙もろくなるタイプで、今思えば、鉄分など栄養をサプリメントも飲ませてあげられたらよかったなと話しました。
Be-A Japan代表 高橋からは、Bé-A〈ベア〉のアンケートに寄せられた、受験生やその保護者の方のお声を紹介。
『生理が辛くてテスト前に集中ができない、身体がだるい。男性に負けると思うと涙がでる』という回答を取り上げ、「身につまされる切ない気持ちになる。生理をハンデとネガティブに感じないように、性差があっても、誰もが同じように臨めるよう、大人としてできる限りのサポートはしてあげたいですね。」と話しました。
日本ではまだまだ使用率の低いピルの服用について、特に子どもの服用には“なんとなく”抵抗感のあるケースが少なくないようです。メリットとデメリットを正しく理解した上で、選択肢の一つとして知っておくことが必要ではないかという話題が飛び交いました。
そして、自身の娘が昨年受験を経験したBe-A Japan中村からは、生理中の子どもの体調や、それに影響される集中力は、そうでない時とはまるで違ったことから、生理があることをきちんと認識したうえで周囲がサポートしていくことの重要性を感じたと話しました。
これをきっかけに、学校や塾において、生理があることを前提として、体調に合わせた勉強方法で指導してもらうのはなかなか難しいのが現状であることも話題にあがりました。
「女性の先生に相談しても、その人が生理の軽いタイプだと『大丈夫よ!』と言われることも多いのでは。そうなると、それ以上相談することができなくなってしまう。案外女性同士の方が理解し合えていないのかも。」
という内容にも、一同大いに共感しました。
実際に、Be-A Japanのアンケートでも「母親は生理が軽いタイプなので辛さを理解してくれない」という回答が目立ちます。
中学受験をする児童が年々増加傾向にある昨今、家庭や学校、塾でも様々なメソッドが語られ、本番まで大人が伴走するケースは少なくありません。その時、“生理がある”ことが前提にされている状況はどのくらいあるでしょうか。
例えば、「受験当日の持ち物リスト」には、「机がガタつく場合に机の足にかませるダンボールの端切れ」など、“もしも”に備えた細かな品目にまで及ぶ場合も、「生理用品」はリストアップされていないことがあるとのこと。
身近に当たり前に存在する生理について、きちんとそこに“ある”ものとして扱うことを大人から始めたいものです。
初潮を迎えた子どもたちは、大人以上に心身ともに不安定。さらに、受験が重なればなおのこと。
まずは、寄り添うことが子どもたちの安心につながるということを、大人が理解する必要があると口を揃えました。
そこからは、「生理で集中しにくい時はこの勉強方法が良いなどのアドバイスがされたり、生理があることを当たり前とした塾のプログラムがあると、子どもも安心して勉強できそう」という新たな気づきも生まれました。
家庭内においては、母親だけでなく父親も生理についての正しい知識を持つことで、「頑張れ!」と背中を押すだけでなく寄り添ってあげられるでしょう。
受験生本人も生理を理解することで、「頑張らなくては」と一辺倒に思うがあまりに無理を重ねることなく、体と心に向き合いながら前進できると思います。
受験は決して子ども本人だけで取り組むものではないからこそ、生理によってコンディションや結果を左右されないためにも、それぞれの子どもにあった最善の方法を考えることが、大人と子ども、社会全体で求められるのではないでしょうか。
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吸水ショーツは、ショーツ自体が液体を吸水するアンダーウェアです。
ジュニア用として開発されたBé-A Petite〈ベア ペティート〉は、高い吸水量が特徴。
これ1枚を穿いているだけで、交換の手間や漏れの不安なく、アクティブな1日を過ごすことができます。
学校、スポーツなどの日常シーンから、テストや受験期などの大切な時も、自らの力を最大限に発揮できるようBé-A〈ベア〉のショーツが寄り添います。
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4,750円(税込)
女性の多くは鉄不足といわれます。鉄の必要量は初潮がはじまると格段に増え、月経のある10〜14歳女子の場合は10mg、
30〜40代の大人は9mg*。
子どもの方が多くの鉄を必要としている事実は、あまり知られていません。
Bé-A〈ベア〉は、吸収率が高いへム鉄500mg(鉄10mg相当)を高配合。さらに、亜鉛、葉酸、ビタミンなど6種の栄養素もバランスよく届けます。体が重い、朝が苦手…
「頑張れないのは自分のせい?」と、女の子や女性が諦めることのない毎日を、鉄のチカラでサポートします。
*日本人の食事摂取基準(2020)
Be-A Japanについて
Be-A Japanは、
「Girls be ambitious. 望めば変わる。人生も、世界も。」をコンセプトに、女性をはじめ、すべての人の心身の健康と活躍を応援。
これまで不便を感じることの多かったサニタリーライフにおいて、その期間のニーズに寄り添う高い機能性を備えた新たな選択肢として、超吸収型サニタリーショーツブランド Bé-A〈ベア〉を提案。多様化する女性の生き方をエンパワーし、サステナブルなものづくりと消費が求められる現代社会への貢献をめざしています。
アンケート概要:2023年12月 受験を経験した(する)本人、受験生の子どもを持つ保護者を対象にBe-A Japanが実施、回答者72名
【 会社概要 】
社名:株式会社Be-A Japan
本社:東京都渋谷区神宮前5丁目1番7号
代表取締役CEO:髙橋くみ/取締役:山本未奈子
Bé-A公式オンラインストア:https://withbe-a.com/
Bé-A公式Instagram:https://www.instagram.com/be_a.japan/
Bé-A公式Twitter:https://twitter.com/beajapan1/
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