P/Eサイクル(消去可能回数)10万回対応eTLCタイプ「産業用SD」と「産業用microSD」 を2025年10⽉16日(木)に発売

~ 当社従来製品の30倍以上のP/Eサイクルで、産業機器の長期安定運用をサポート ~

株式会社アドテック

AKIBAホールディングスグループの株式会社アドテック(本社:東京都中央区、代表取締役社⻑:下津 弘享、以下「アドテック」)は、eTLC(expansion TLC)タイプの「産業用SD」と「産業用microSD」を2025年10⽉16日(木)に発売いたします。

3D TLC NANDのほぼ全ての領域をSLCモードに設定し、SLCと同様に使用できるSDカード向けファームウェアを新たに開発いたしました。
TLCベースでありながらSLCと同等レベルのデータ保持信頼性を実現し、さらにP/Eサイクルを大幅に向上したeTLC(expansion TLC)タイプの「産業用SD」「産業用microSD」です。

従来の当社TLC搭載製品が約3,000回程度のP/Eサイクルであったものに対し、eTLCタイプの製品ではP/Eサイクル(消去可能回数)が約100,000回へ向上し、30倍以上の耐久性を実現することで、一般的な擬似SLC仕様のMLC製品TLC製品のみならず、従来のSLC製品をも上回る高い耐久性を備えております。

監視カメラや業務用ドライブレコーダーといった24時間稼働の機器はもちろん、工場設備や製造装置における稼働データの保存・交通インフラでの動作記録・大容量データのバックアップ用途のほか、従来SLCレベルの信頼性が求められていた用途にも安心してご利用いただけます。


アドテックでは、お客様のご利用環境や用途に応じて、NANDやそれぞれの特徴に合わせた最適な製品ソリューションをご提案いたします。

■高信頼性をサポートする技術「Adaptive Static Wear-Leveling」を搭載

「Adaptive Static Wear-Leveling」は、従来のStatic Wear-Levelingと比べて、Block毎の書き換え・消去回数平準化の差分が少なくなり、Flash自体の寿命に近い書込み/消去回数まで安定した動作を実現します。
※Flash製品に搭載されているNAND Flashは、Blockと呼ばれる単位でデータの保持

オートリフレッシュ機能
リードディスターブおよびデータリテンション対策として、内部エラービットを検出し、一定の基準条件に達したブロックについてデータを別ブロックに移動処理しデータ保持能力を改善。

独自機能の電源断対策機能

意図しない電源断への対策として、独自の電源断対策機能を搭載。
書き込み等動作中の電源断時に電圧降下を検知すると、NANDフラッシュへのアクセスを停止する等の処理を行い、格納済みデータを保全。

ブリスターパッケージ梱包のイメージ

■シーンに合わせた個別梱包

よりご販売しやすい方式として、従来のトレイ梱包と共に、ブリスターパッケージ梱包での個包装品もラインアップ。


様々な利用シーンに合わせ、製品仕様と共に、商品提供形態もアドテックは日々ご提案しております。

 製品ラインナップ

[産業用SD]

搭載NAND

eTLC(expansion TLC)

P/Eサイクル

約100,000回

容量

16GB~32GB(SDHC)、64GB~256GB(SDXC)

スピードクラス

Class10/UHS-Ⅰ U1

転送速度

Write最大90MB/s、Read最大70MB/s

動作電圧

2.7V ~ 3.6V

動作保証温度

-25℃ ~ +85℃

外形寸法

24.0(W) × 32.0(H) × 2.1(D)mm

[産業用microSD]

搭載NAND

eTLC(expansion TLC)

P/Eサイクル

約100,000回

容量

16GB~32GB(SDHC)、64GB~128GB(SDXC)

スピードクラス

Class10/UHS-Ⅰ U1

転送速度

Write最大90MB/s、Read最大70MB/s

動作電圧

2.7V ~ 3.6V

動作保証温度

-25℃ ~ +85℃

外形寸法

11.0(W) × 15.0(H) × 1.0(D)mm

<<詳細はこちらよりご確認ください>>

製品サイト

https://www.adtec.co.jp/product/industry/sd-microsd/
※本リリースに記載されている会社名、製品名などはそれぞれ各社の商標または登録商標です。

アドテックは、長年培ってきた産業用メモリ・ストレージの技術力と品質管理ノウハウを基盤に、幅広い製品ラインアップを展開しています。

産業用SDカードはもちろん、DIMM、SSD、CF/CFastカード、USBメモリなど、多彩な製品を取り揃え、厳しい環境下でも安定稼働する高い信頼性と長期安定供給を実現しています。

特に、産業用DIMMは、自社設計、日本国内生産で、産業装置に組み込んでご利用頂ける最新のDDR5、DDR4のラインナップをご提供しています。

また、数多くのOEMベンダーとの協業実績を通じて培ったチャネルとサポート体制により、開発から導入・運用までをトータルに支援。

お客様の多様なシステム構成や用途に最適な提案を行い、きめ細やかな対応で信頼性と柔軟性を兼ね備えた産業用ソリューションをお届けしています。

株式会社アドテック

株式会社アドテック

アドテックは、1983年2月(2015年10月に商号変更により新設分割)に発足した電気機器メーカーです。
1993年からメモリモジュールの製造販売を開始しており、メモリに関して30年以上の実績があります。
​近年は、電子部品およびコンピュータ関連製品の企画・開発・製造ならびに販売事業に加え、各種サーバー製品、産業用PC、ネットワーク機器等の販売、ECサイト「アキバデバイス」の運営も行っております。
また、お客さまの多様なニーズにお応えすべく、ハードウェアの設計開発やソフトウェアの開発まで幅広く事業領域を拡充しております。
更に、食に関するIoT分野向けのビジネスに特化したフードテックグループを新設し、これまでの一次産業向けIoTビジネスに加えIoT調理関連機器の開発・販売を行い、持続可能社会の実現に貢献していきます。
創業以来の豊富な経験と実績で培った高いノウハウと技術力で、IoT時代におけるお客さまの多種多様なご要望にお応えしております。

 
 [会社概要]
 株式会社アドテック
 (株式会社AKIBAホールディングス(東証スタンダード上場 証券コード:6840)の100%子会社)
 1983年2月創立(創業)
 (旧 株式会社アドテック(現 株式会社AKIBAホールディングス)は、2015年10⽉1日「株式会社AKIBAホールディングス」に商号を変更 現 株式会社アドテックは、同日付でメモリ等の事業を株式会社AKIBAホールディングスから新設分割し設立)
 代表取締役社長  下津 弘享
 〒104-0045 東京都中央区築地2-1-17 陽光築地ビル
 https://www.adtec.co.jp
 
 [拠 点]
 本 社
  〒104-0045 東京都中央区築地2-1-17 陽光築地ビル
 R&D・物流センター
  〒206-0033 東京都多摩市落合1-24-15
 IoT開発Lab
  〒252-0143 神奈川県相模原市緑区橋本3-25-1 橋本MNビル5階
 大阪営業所
  〒541-0045 大阪府大阪市中央区道修町1-5-18 朝日生命道修町ビル6階
 仙台事務所
  〒981-0132 宮城県宮城郡利府町花園2-6-1
 台湾オフィス 日商雅德特股份有限公司 台灣辦事處
  台北市內湖區民權東路六段11巷37號

【本件に関するお問い合わせ】

株式会社アドテック 

プロダクトセールス事業部 

TEL:03-3541-5080  

HP:https://www.adtec.co.jp

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会社概要

株式会社アドテック

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URL
https://www.adtec.co.jp/
業種
製造業
本社所在地
東京都中央区築地2-1-17 陽光築地ビル7階
電話番号
03-3541-5080
代表者名
下津 弘享
上場
未上場
資本金
1億円
設立
2015年10月