【年収938万円】Kotlinエンジニア案件2025年10月最新|フリーランス調査【フリーランスボード調べ】

リモート案件は88.6%

INSTANTROOM株式会社

2025年最新のフリーランスの「Kotlinエンジニア案件の調査レポート」を発表します。

9,008件のフリーランスボードに掲載されている実際のフリーランス案件から作成しました。

■調査サマリー

・Kotlin案件の平均年収938万円

・リモート案件は88.6%

・Kotlin案件の占有率は全体の 3.07%

■目次

Kotlin案件の平均年収

Kotlinの案件数

Kotlin案件のリモートワーク比率

Kotlin案件の多い業界

Kotlin案件の職種

Kotlinの特徴

Kotlinで作れるもの

Kotlinスキルの市場価値

調査対象

フリーランスボード(https://freelance-board.com/jobs/skills-12)に掲載されたKotlin求人案件の月額平均単価より想定年収を試算しています。

・対象期間

2024年2月1月〜2025年10月20日

・対象件数:

 9,008件

※本データ引用の際のお願い

メディア掲載の際に出典先を掲載する場合は、下記を追加いただくようお願いします。

出典:フリーランスボード(https://freelance-board.com/jobs/skills-12

Kotlin案件の平均年収

平均年収938万円(言語年収ランキング6位)

Kotlin案件の平均月額単価は78.1万円、平均年収は938万円で、プログラミング言語別の年収ランキングでは6位に位置しています。

KotlinはAndroid開発で公式にKotlin Firstが掲げられており、モバイル領域での生産性と保守性が評価されています。また、Kotlin MultiplatformによりiOSやWeb/デスクトップとコードを共有でき、ネイティブ品質を保ちながらクロスプラットフォーム開発を進められます。これによりモバイル中心のプロダクトでも技術選択の自由度が高いことが特徴です。

サーバーサイドでもSpring Bootが公式にKotlinをサポートしており、既存のJavaエコシステムと高い互換性を保ったまま開発できます。そのため、Androidを主軸とするSaaSやEC、キャッシュレス決済などモバイル先行の産業において、クライアント(アプリ)とバックエンドをKotlinで統一しやすい点がKotlinならではの業界的特徴と言えます。

これらの基盤整備が、Kotlin案件の安定した需要を支える要因になっています。

Kotlinの案件数

案件数(案件比率)3.07% (案件数ランキング9位)

2025年10月時点でKotlinの案件は市場全体の3.07%を占め、案件数は9位、平均月額単価は78.1万円と安定しています。

Kotlinの構成比が3.07%に留まる理由として、主戦場がAndroid中心で市場全体ではモバイル比率が限定的なうえ、サーバー側は既存Java等が根強いためです。

AndroidはKotlin Firstで需要は高い一方、KMPは成熟途上で採用が拡大している段階です。

一方で、Spring Bootの正式対応によりバックエンド開発での採用拡大の余地が大きいです。

Kotlin案件のリモートワーク比率

(参考:https://freelance-board.com/jobs/skills-12)

2025年10月時点のKotlinフリーランス案件・求人におけるリモートワーク比率は、フルリモートが29.3%、一部リモートが59.3%、常駐が11.5%です。前月比はフルリモートが−2.1%で減少し、一部リモートは+0.9%で増加、常駐は+1.3%と小幅に上昇しています。

一部リモートの比率が高いのは、Kotlinの主戦場であるモバイル開発において、実機を使った動作検証や、金融・決済系案件でのセキュリティ基準(PCI DSSなど)への対応で、定期的な出社が求められるケースが多いためです。

一方で、Kotlin Firstの普及やKotlin Multiplatformによる開発環境の整備により、リモートでの開発も進んでいます。また、Spring Bootの正式サポートにより、サーバーサイド開発でもリモートワークがしやすくなっています。セキュリティ対策の進展により在宅勤務は拡大傾向にありますが、金融や決済などの規制業界では一定の常駐需要が残っています。

Kotlin案件の多い業界

(案件比率:上位5位を抜粋)

(参考:https://freelance-board.com/jobs/skills-12)

2025年10月時点のKotlin案件は、サービスが2.89%(260件)で1位、Webサービスが2.34%(211件)で2位、通信が1.65%(149件)で3位、toCが1.43%(129件)で4位、toBが1.21%(109件)で5位となり、上位5業界で全体の約9.5%を占めます。

上位にサービスやWeb、通信業界が並ぶのは、AndroidアプリでKotlin Firstが採用され、スマートフォンを通じて顧客と接点を持つ事業での導入が進んでいるためです。Kotlin Multiplatformを活用すればiOSなど他のプラットフォームとコードを共有しやすく、さらにサーバーサイドではSpring Bootが正式対応しているため既存のJava資産との連携もスムーズです。

こうした技術的な利点から、消費者向け・企業向けの両方のビジネスでKotlinの採用が広がっています。

Kotlin案件の職種

(案件比率:上位5位を抜粋)

(参考:https://freelance-board.com/jobs/skills-12)

2025年10月時点のKotlin案件の職種は、アプリエンジニア43.16%(3,888件)が最多で、次いでインフラエンジニア13.84%(1,247件)、バックエンドエンジニア11.10%(1,000件)、サーバーサイドエンジニア10.21%(920件)、フロントエンドエンジニア4.10%(369件)となっています。

アプリエンジニアの案件が圧倒的に多いのは、AndroidでKotlin First化が進み、最新機能や開発ドキュメントがKotlinを中心に提供されるようになったためです。さらにKotlin Multiplatformによってビジネスロジックを複数のプラットフォームで共有できることや、Spring BootやKtorといったフレームワークの正式対応により、サーバーサイドのAPI開発でもKotlinを採用しやすくなっています。

こうした背景から、アプリとバックエンドの両方をKotlinで統一する開発体制が増えています。

Kotlinの特徴

Kotlinは、複数のプラットフォームで動作するプログラミング言語で、データ型を厳密に管理することでバグを減らせる特徴があります。特にAndroid開発では、GoogleがKotlin Firstを掲げており、最新の開発ツール群もKotlinを前提に進化しています。これによりモバイルアプリ開発の生産性と保守性が高まっています。

Kotlinには「コルーチン」という機能があり、複数の処理を効率的に同時実行できるため、非同期処理を分かりやすく記述できます。さらにKotlin Multiplatformを使えば、AndroidとiOS、Web、デスクトップアプリで共通のビジネスロジックを共有できます。サーバーサイド開発でも、Spring Bootが正式対応しているため、既存のJava資産を活かしながらKotlinへの移行を進めやすくなっています。

業界面では、スマートフォンを通じて顧客と接点を持つSaaSやEC、金融テクノロジー(FinTech)、通信などの分野で、アプリとサーバーの両方をKotlinで統一しやすい点が評価されています。

Kotlinで作れるもの

Kotlinでは、Androidアプリを中心に、さまざまなプラットフォーム向けのアプリケーションを開発できます。

具体的には、サーバーサイドのAPI(Spring BootやKtor)、Webアプリケーションやデスクトップアプリ(Compose Multiplatform)、さらにはiOSを含む複数のプラットフォームで共通のビジネスロジック(Kotlin Multiplatform)まで、Kotlinで統一して開発することが可能です。

Kotlinには「コルーチン」という軽量な機能があり、複数の処理を同時に効率よく実行できるため、非同期処理や大規模なシステムの構築もスムーズに行えます。スマートフォンを通じて顧客と接点を持つSaaSやEC、金融テクノロジー(FinTech)、通信などの業界では、アプリとサーバーの両方をKotlinで統一できる点が評価されています。

Kotlinスキルの市場価値

Kotlinスキルは現在のIT市場で安定した需要があります。平均年収は938万円で言語別ランキング9位、平均月額単価は78.1万円、案件比率は3.07%です。

Android開発でKotlin Firstが採用され、JetpackやComposeといった開発ツールがKotlinを前提に進化しているため、モバイルアプリ開発における実装効率と保守性が評価されています。

サーバーサイド開発でもSpring BootがKotlinに正式対応しており、既存のJava資産との高い互換性を保ちながら、より簡潔なコードで開発できます。そのため、モバイルアプリを起点とするサービスでは、アプリからサーバーまで一貫してKotlinで開発しやすい点が強みとなっています。

業界別ではサービス2.89%(260件)、Webサービス2.34%(211件)、通信1.65%(149件)、toC1.43%(129件)、toB1.21%(109件)が上位で、スマートフォンを通じて顧客と接点を持つSaaSや決済、通信系での採用が広がっています。さらにKotlin Multiplatformの普及により、AndroidとiOS、Web、デスクトップでビジネスロジックを共有しやすくなっており、Cash AppやPhilipsなどの実運用事例が採用を後押ししています。

フリーランスエンジニアは、ComposeやJetpack、Kotlin Multiplatform、Spring BootやKtor、CI/CDといった技術を習得することで、アプリとサーバーの両方を手がけるプロジェクトに参画しやすくなり、高単価案件の機会を広げることができます。

■「フリーランスボード」について

「フリーランスボード」は2024年より展開するフリーランスエンジニア・ITフリーランス向け求人・案件が掲載されている、国内最大級の案件検索サイトです。

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配信開始日:2025年6月5日

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配信開始日:2025年9月11日

■会社概要

会社名:INSTANTROOM株式会社

代表者:代表取締役 曽根弘介

所在地:東京都渋谷区元代々木町25-6

設立 :2021年3月31日

URL :https://instantroom.co.jp/

事業 :

・フリーランスエンジニア・ITフリーランスの案件検索サイト「FreelanceBoard(フリーランスボード)」(https://freelance-board.com/

・フリーランスエージェント・SES企業特化型CRM「FreelanceBase(フリーランスベース)」(https://freelancebase.jp/

・業務委託エンジニア採用プラットホーム「EngineerDASH(エンジニアダッシュ)」(https://engineerdash.com/

・副業や転職が選べるITフリーランス求人プラットフォーム「ギョーテン」(https://gyou-ten.com/

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URL
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業種
情報通信
本社所在地
東京都渋谷区元代々木町25番6号
電話番号
-
代表者名
曽根弘介
上場
未上場
資本金
-
設立
2021年03月