【開発者インタビュー】FlexLine開発の裏話をここで公開!

「充電器の常識、FlexLineが変えた」

楽創天成株式会社

現代社会において、スマートフォンが日常生活に欠かせない部分になりました。スマホそのものおよび周辺機器に求めるのはただの機能性ではなく、使用感やデザイン性も重視されるようになっています。

TORRASはそういうニーズに応じ、業界初の自動巻き取り式充電器「FlexLine」を開発いたしました。

シンプルで機能性抜群、それが「FlexLine」。精密な自動巻き取り機構で、Type-Cケーブルをしっかりと充電器に内蔵し、引き出し・引き戻しもスムーズにできます。

今回、FlexLineについて、開発者であるRainに聞いてみました。

YouTubeでご視聴:https://youtu.be/8lcR5cpyDz0

「充電器は単なる工業製品ではなく、生活を彩る美的アイテムであるべき」

質問:FlexLineの外観デザインは非常に特徴的ですが、デザイン時に機能性と外観をどのように両立させましたか?

Rain:

これまで、市場におけるケーブル付きの充電器はケーブルを本体に完全に収納できない設計が多いです。絡まったケーブルがストレスになるという声を受け、「ユーザーの悩みを解決しないと」と考えながら、「自動巻き取り機構」という解決案を考案しました。

軽く引くだけで固定、もう一回引いて離せば自動的に収納できるFlexLineにより、煩雑な配線を消し去り、デスクをすっきりと保ちます。その一方、「見えない」ケーブルの設計で、シンプルな外観を保ちます。

自動巻き取り式充電器FlexLineの開発者 Rain

丸みを帯びた曲線で、どの面から見ても一体性を最大化した外観デザインは、まるでスーツケースのようです。あらゆるデバイスに対応し、収納も簡単にできるから、機能面でも、まるでスーツケースのようです(笑)。

「充電器は単なる工業製品ではなく、生活を彩る美的アイテムであるべき」——それが私たちの信念です。

「不可能」を「試してみる価値がある」に分解すること、それが革新のカギ

質問:業界初の自動巻き取り式充電器として、開発中に直面した課題は何でしたか?

Rain:

「業界初」なので、参考となる既存の製品はゼロで、非常に大きな挑戦でした。

特に以下の3点が大きなハードルでした。

小型化と高出力の両立: 自動巻き取り機構と充電器を一つの外殻に収めるため、最も大きな挑戦はサイズだと思います。自動巻き取り式ケーブルだけでなく、充電器の部分も小型化する必要がありました。小型で高出力を両立する充電器をデザインするために、PCB配置とGaN(窒化ガリウム)チップリデザインしました。

67W出力 自動巻き取り式充電器 FlexLine

耐久性: 初期プロトタイプは3,000回のテストで劣化しましたが、品質が優れている形状記憶合金とシリコンの複合材で、耐久性を大幅に向上しました。実験室において、極めて大きな力引いたり、曲げたりした10000回後、自動巻き取り機構の滑らかな動作を維持しています。

絡まり防止: 高速カメラでユーザーの使用シーンを分析し、ケーブルが常にスムーズに戻るように、絡まり防止自動補償システムを設計しました。

「不可能」を「試してみる価値がある」に分解すること、それが革新のカギだと思います。

「もし壊れたら、それは改善のポイントです」

質問:耐久性テストは業界標準の5,000回ではなく2万回をクリアしましたが、どのような基準でテストしたのですか?

Rain:

「ユーザーの使用シーン」を模倣してテストをしました。

大きな力で引くシーン:機械アームで7kgの瞬間的な力を加え、ケーブルの強度を検証。

斜めに引くシーン: 線が詰まりやすい斜めな角度でも、スムーズに収納できるかどうかを検証。

連続使用: 72時間連続テスト(一般ユーザーの5年分に相当)で、自動巻き取り機構の耐久性を検証。

1万回テスト後も95%以上の滑らかさを保っています。2万回までにしても、機構は使用できています。(※実際の使用により差異が生じる場合がございます。)

自動巻き取り式充電器FlexLineの開発者 Rain

「もし壊れたら、それは改善のポイントです」──ぜひ極限まで使ってみてください(笑)。

TORRASの実験室にケーブルのテストをする

「触って実感。FlexLineの魅力」

質問:最後に、ユーザーへ伝えたいFlexLineの価値を一言でお願いします。

Rain:

FlexLineは「充電器の革命」だと思います。

300日間の開発、27回の試作変更、1万回を超えるテスト……

全てはユーザーに「完璧な体験」を届けるためです。

・なめらかな曲線:手に馴染むよう、100回以上の調整を重ねた外観。

・絶妙な引き心地:精密なダンパー制御で、スムーズな引き心地を確保。

自動巻き取り式充電器FlexLineの開発者 Rain(左)

・満足感のある"カチカチ"音:引くたびにカチカチとした音がします。快適さが耳にも届きます。

現在、FlexLineシリーズ製品はauショップ・ビックカメラ・ヨドバシカメラで販売しています。

「触って実感。FlexLineの魅力」──ぜひ実店舗で体験してみてください!

インタビュー動画:

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会社概要

楽創天成株式会社

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URL
https://torras.co.jp/
業種
製造業
本社所在地
東京都新宿区高田馬場三丁目14番2号 佐成屋ビル3階
電話番号
-
代表者名
孔燕
上場
未上場
資本金
-
設立
-