公益財団法人立石科学技術振興財団 第8回立石賞受賞者決定のお知らせ
~人間と機械の調和を促進する科学と技術の進歩において顕著な業績をあげた研究者を表彰~
立石賞は、2010年の立石科学技術振興財団設立20周年を記念して創設した顕彰事業です。賞の授与を隔年で実施しており、今年が第8回目となります。立石賞は功績賞と特別賞の2つで構成しています。功績賞は、過去に本財団から研究助成を受け、その後の研究活動において顕著な業績をあげた研究者に対して授与する賞です。また、特別賞は、財団の趣意に沿った日本発の研究・技術開発において顕著な業績をあげた研究者に対して授与する賞です。各賞に対し、賞状、賞碑および賞金(500万円)をもって顕彰します。今年は、公募で受け付けた推薦の中から、本財団の選考委員会および理事会にて、以下のとおり、功績賞2名と特別賞2名を選出しました。
表彰式と受賞者による記念講演を次のとおり開催します。参加方法などは、立石科学技術振興財団ウェブサイト等でお知らせします。
日時 :2024年9月26日(木)13:00~16:30
場所 :ホテルグランヴィア京都(京都市下京区 京都駅ビル 内)
ウェブサイト:https://www.tateisi-f.org
■ 第8回立石賞 受賞者一覧
【功績賞】
氏名 :太田 淳(おおた じゅん)
所属・職名:奈良先端科学技術大学院大学 理事・副学長、先端科学技術研究科 教授
授賞表題: CMOSデバイスのバイオ医療応用に関する先駆的研究
氏名:菅野 重樹(すがの しげき)
所属・職名:早稲田大学 理工学術院 学術院長、創造理工学部総合機械工学科 教授
授賞表題:ロボットと人間との実世界での調和に関する研究と社会実装
【特別賞】
氏名:下條 信輔(しもじょう しんすけ)
所属・職名:カリフォルニア工科大学 教授
授賞表題:機械との調和を目指したヒトの潜在脳機能の超学際的アプローチによる理解
氏名:土井 美和子(どい みわこ)
所属・職名:情報通信研究機構 監事 / 東北大学 理事 /奈良先端科学技術大学院大学 理事
授賞表題:人間中心ヒューマンインタフェース技術開発の先駆的貢献
■ 授賞理由と受賞者プロフィール
■ 立石科学技術振興財団について
立石科学技術振興財団は、技術革新と人間重視の両面から真に最適な社会環境の実現に寄与することを目的に、エレクトロニクスおよび情報工学の分野で、人間と機械の調和を促進する研究および国際交流に対する助成活動を行っています。立石一真(当社創業者)および立石孝雄(当社元代表取締役会長)がそれぞれ保有するオムロン株式会社の株式を拠出し、さらにオムロン株式会社が寄付金を出捐して設立されました。基本財産はオムロン株式会社の株式2,625,000株です。
<公益財団法人 立石科学技術振興財団の概要>
名称 : 公益財団法人 立石科学技術振興財団
所在地 : 京都市下京区油小路通塩小路下ル南不動堂町11番地
設立年月日 : 1990年(平成2年)3月6日
目的 : エレクトロニクスおよび情報工学の分野で、人間と機械の調和を促進する研究に関する
活動を支援し、もって技術革新と人間重視の両面から真に最適な社会環境の実現に寄与
することを目的とする。
事業内容 : エレクトロニクスおよび情報工学の分野で、人間と機械の調和を促進するための研究に
関する活動を支援する。
(1)研究への助成
・研究助成(S) 3,000万円/3年、2件程度/年
・研究助成(A) 250万円以下/件、35件程度/年
・研究助成(B) 500万円以下/件、2件程度/年
・研究助成(C) 50万円以下/件・年、15件程度/年
(博士後期課程、最大3年間)、
(2)国際交流への助成
合わせて20件程度/年
・国際会議発表 60万円以下/件
・短期在外研究 100万円以下/件
・国際会議開催 100万円以下/件、10件程度/年
(3)研究成果に対する顕彰
・立石賞 功績賞 2件程度/隔年、副賞500万円/件
・立石賞 特別賞 2件程度/隔年、副賞500万円/件
(4)研究成果の普及
・成果集の発行 1回/年
・成果発表会の開催 1回/年
(5)その他、本財団の目的を達成するために必要な事業
事業年度 : 毎年4月1日から翌年3月31日まで
事業実績 : 設立以来2023年度までに累計1,592件、総額31億9,047万円の助成
(立石賞17件含む)
評議員 : 8名
役員 : 理事長 立石 文雄(オムロン株式会社 名誉顧問)
常務理事 石原 英 他 理事8名 監事2名
基本財産 : オムロン株式会社 株式2,625,000株
特定資産 : 現金11億円
<立石賞の概要>
1.設立の目的
技術革新と人間重視の両面から真に最適な社会環境の実現に寄与するために設立された当財団は、近未来社会における様々な重要課題の早期解決に向け、エレクトロニクスおよび情報工学の分野にて、人間と機械の融和を促進する研究および国際交流に対する助成活動を行っています。
立石賞(Tateisi Prize)は、オムロン株式会社の創業者である立石一真氏および当財団の初代理事長 立石孝雄氏の産業・技術の発展に対する功績および人材の育成に対する貢献を記念し、財団設立20周年の2010年に、真に最適な社会環境の実現に寄与する研究業績をあげた研究者を顕彰するために創設しました。
2.対象者および賞の種類
顕彰の対象は、エレクトロニクスおよび情報工学の分野で、人間と機械の調和を促進し、技術革新と人間重視の視点において、研究活動を発展させ、その成果を世のため人のために有効なレベルまで高め、社会に認知され、多くの人に享受されると期待できる状態をもって「顕著な業績」として、それを実現した研究者個人としています。立石賞は、功績賞(Tateisi Prize,Achievement Award)と特別賞(Tateisi Prize,Grand Award)の2つで構成し。功績賞は、過去に当財団から研究助成を受けた研究者を対象とします。特別賞は、当財団からの助成を受けていない研究者であっても、趣意に沿った日本発の研究・技術開発において、上記「顕著な業績」をあげた研究者を対象としています。
3.顕彰
顕彰は、賞状・賞牌および賞金(500万円)をもって行います。立石賞は隔年実施とし、1回につき立石賞功績賞2名程度、立石賞特別賞2名程度、合計4名程度への贈呈を予定しております。
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