【同朋大学との共同実施】イルカセラピーの体験イベントを実施します。2025年10月11日(土)<愛知>

南知多ビーチランド(知多郡美浜町奥田428-1 所長:石堂守)では、同朋大学(名古屋市中村区 学長:福田琢)との共同企画として、イルカセラピーの体験イベントを行います。
このイベントは、昨年実施した、水族館におけるイルカとの体験的ふれあい活動がポジティブなメンタルヘルス介入としての可能性を持つかを検討した実験の結果を公表するものです。実験ではポジティブな感情を促進することが示されたという結果に基づき、当日来園されたお客様にもイルカとのふれあいを体験していただきます。ぜひご取材ください。
イルカセラピー体験イベント実施について
<日 時>
2025年10月11日(土)
イルカセラピーについての説明 12:45~、実証・体験 14:10~
<場 所>
説明:イルカスタジアム
体験:イルカふれあいプール
<内 容>
イルカスタジアムにて、同朋大学 川乗准教授より、昨年実施したイルカセラピーの実験結果をご説明させていただきます。その後、イルカふれあいプールにて、イルカとのふれあい体験を実施。体験前後の唾液によるストレス数値の変化を測定・体験いただく予定です。(希望者20名)
<同朋大学 川乗賀也 准教授 南知多ビーチランド研究概要>
【目的】日本におけるストレス関連の精神的健康問題の増加は、一次予防の重要性を強調している。本研究では、水族館におけるイルカとの体験的ふれあい活動が、ポジティブなメンタルヘルス介入としての可能性を持つかを検討した。主観的および生理的変化への影響を分析し、一次予防における役割を探った。
【方法】クロスオーバー実験デザインを採用し、27名の参加者を対象に2回のセッションを実施した。参加者はイルカふれあい群または待機群に割り当てられ、主観的および生理的変化の影響を分析した。実験条件では、参加者がイルカに触れて交流した。対照条件では、参加者はカフェテリアで待機した。両群とも、介入前後に唾液アミラーゼを測定し、主観的評価を収集した。
【結果】両方の実験において、イルカふれあい群では有意な生理的および主観的改善が認められた。唾液アミラーゼの数値は2回の実験においてイルカふれあい群に有意な変化が認められ情動二要因理論と一致した。
【結論】これらの結果は、イルカとのふれあいが生理的覚醒と主観的ウェルビーイングの双方を促進する可能性を示しており、メンタルヘルスの一次予防活動としての有用性が示唆される。
【南知多ビーチランド公式HP】https://beachland.jp/
このプレスリリースには、メディア関係者向けの情報があります
メディアユーザー登録を行うと、企業担当者の連絡先や、イベント・記者会見の情報など様々な特記情報を閲覧できます。※内容はプレスリリースにより異なります。
すべての画像