TIS、エネルギー業界向けソリューションに新メニューポータルサイト構築支援の「エネLink Portal+」を追加 

~ 顧客・販売パートナーとの円滑なコミュニケーションをサポートする 高機能なサイトを実現 ~

TISインテックグループ

ITホールディングスグループのTIS株式会社(本社:東京都新宿区、代表取締役会長兼社長:桑野 徹、以下TIS)は、エネルギー業界向けソリューション「エネLink(エネリンク)」の新メニューとして、電力小売事業の顧客(需要家)および販売パートナー(ホワイトラベル)向けの高機能なポータルサイト構築を支援する『エネLink Portal+(エネリンク・ポータルプラス)』の提供を開始することを発表します。
 『エネLink Portal+』は、TISのエネルギー業界向けに培ってきた業務知識と、ネット業界を中心にWeb・ECサイト構築で培ってきた技術・ノウハウを組み合わせたポータルサイト構築サービスです。本サービスを活用することで電力小売の事業者は、顧客向けには「契約内容照会、使用量設定、電力使用状況などの確認」、販売パートナー向けには「顧客リスト、顧客データの参照、契約申込受付け」などの機能を提供する高機能なポータルサイトの構築が可能になります。

<『エネLink Portal+』の全体概要>

 

 TISは、『エネLink Portal+』を、高機能な専用ポータルサイトで競合他社との差別化を図りたい新電力企業(PPS:Power Producer and Supplier)などを中心に展開していきます。
 また、今回のラインナップ拡充により「エネLink」の更なる拡販を行い、2017年度末までに周辺開発も含めて約50億円規模の事業とすることを目指します。

■『エネLink Portal+』提供の背景
 電力の小売事業において顧客および販売パートナーとの接点となるポータルサイトでは、コンテンツの管理や、Web技術を駆使した新規ユーザの獲得・既存顧客の囲い込み施策が重要となります。具体的には、顧客向けでは“Web上での電力料金のシミュレーションやエネルギー使用量などの見える化”“ポイントプログラム・契約内容の照会”などの機能、販売パートナー向けでは“見込み顧客リストやデータ参照”“販売パートナー向けの情報配信”などの機能の充実が事業の競争力強化に直結します。

 TISが実施した『エネLink Portal+』のプレマーケティングの結果、“新規顧客獲得のためWebマーケティングを次のステップとして組み込みたい”“将来的な相乗効果を発揮するため既存事業サイトとの統合・連携などの拡張性を考慮したい“という声が多くありました。特に、100万需要家以上の獲得を目指す事業者では、商圏を拡大していくため、自社リソースに加えて、優良顧客を持つ企業や全国に販売網を保持する企業などを販売パートナーとする施策を重視するとの声が多く寄せられました。

■『エネLink Portal+』の概要
 『エネLink Portal+』は、電力小売事業に特化したポータルサイトを構築するサイト構築サービスです。専任スタッフがお客様の要望・用途をヒアリングしながら、電力事業者ごとに必要な機能をカスタマイズし、事業に貢献する差別化要素を備えたポータルサイトの構築を実現します。
 ログイン認証、料金シミュレーションなどの共通機能、契約内容紹介、使用量設定、電力使用状況などの確認ができる“顧客ポータル”、見込み顧客リスト、顧客データ参照、契約内容変更代行などの販売パートナー向け機能をまとめた“販売パートナー向けポータル”など、予め用意した基本機能をベースにお客様ごとのカスタマイズを加えてサイトを構築します。本サービスの主な特長は以下の3つです。

1)充実した“販売パートナー向けポータル”機能
 電力小売事業において多方面から顧客を獲得するためには、優良なパートナーを自社の販売網に組み込むことが重要になります。本サービスでは、販売パートナーとの情報共有ツールとして “キャンペーン情報提供”や“見込顧客の管理”などの機能を提供します。また、ポータルサイトで提供する機能は、基幹システムであるCIS(Customer Information System)との連携が不可欠であるため、その連携を補完する充実したインターフェースを提供するほか、パートナーが既に保有しているサイトとの連携などもトータルコーディネイトします。

2)システムの一元管理と高いユーザビリティ
 本サービスでは、電力小売市場でも多くの実績があるCMS(Content Management System)の「NOREN」(株式会社のれん提供)や、BIプラットフォーム「WebFOCUS」(株式会社アシスト提供)を活用します。これにより、散在するWebコンテンツをテンプレートなどでデザインの統一性を保ちながら一元管理し、顧客向けにビジュアライズされた電力シミュレーション機能などユーザビリティの高いサイトを実現します。

3)最新のWebテクノロジーを駆使したマーケティング機能
 新規加入者向け特典やボーナスポイント加算などのキャンペーン管理、メルマガ配信、レコメンドなどWebマーケティグの活用では、TISが提供するデジタルマーケティング・ソリューションの「TECHMONOS(テクモノス)」を本サービスと組み合わせて提供します。

<“顧客ポータル”で提供する画面イメージ>

 

 “顧客ポータル”では、契約者がアクセスして、契約者向けの情報閲覧や過去の請求実績、電気使用量実績を参照することが可能です。

<“販売パートナー向けポータル”で提供する画面イメージ>

 

“販売パートナー向けポータル”では、事業者に代わって顧客を集めるパートナーに、事業者から情報配信できる機能や、担当顧客リストや契約情報、報酬額などが確認できる機能を提供します。

<『エネLink Portal+』の提供価格>
・サイト構築費用:8,000万円(税別)~(最小構成の場合)
※構築に関する詳細費用は個別見積

 
『エネLink』シリーズのソリューション詳細は以下URLをご参照ください。
http://www.tis.jp/service_solution/energy/


■株式会社アシストからのエンドースメント
「株式会社アシストは、このたびのTIS株式会社様の『エネLink Portal+』提供開始の発表を心より歓迎いたします。電力小売事業に特化したポータルサイト構築を強力に支援する本ソリューションに、アシストが提供するBIプラットフォーム「WebFOCUS」をレポーティング基盤としてご採用いただいたことで、「エネLink Portal+」においてお客様が求める視覚的でわかりやすい情報提供を展開できるものと確信しております。弊社は今後も「WebFOCUS」を活用いただくための各種技術支援やサービスの拡充に努め、TIS株式会社様との強固なパートナーシップのもと、お客様への新たな価値提供を目指して参ります」
株式会社アシスト 執行役員 情報基盤事業部長 大山 貴志

■株式会社のれんからのエンドースメント
「『エネLink Portal+』のご提供開始、誠におめでとうございます。今般、TIS株式会社様が発表されました新ソリューション『エネLink Portal+』のコンテンツ管理にNORENを採用いただきましたこと、株式会社のれんでは、大変光栄に存じます。本ソリューションの提供開始により、電力事業に新規参入をご検討企業(PPS)の一助となり、更に電力消費者の皆様への更なるサービス向上に繋がりますよう弊社では、TIS株式会社様とともに更なる付加価値創造を目指し、ご支援させていただきます」
株式会社のれん 代表取締役社長 勝田 誠


■デジタルマーケティング・ソリューション「TECHMONOS」について
 「TECHMONOS」は、デバイスの進化・ソーシャルメディアの浸透など、多角的に広がった顧客接点をシームレスにとらえ、市場を一歩リードするためのデジタルマーケティングの基盤を提供するソリューションです。TISが、これまで流通・サービスのお客様のサイト構築などで培ってきたノウハウを用いて、総合的なデジタルマーケティング・ソリューションとして提供します。特に、興味・関心や行動が異なる顧客とのコミュニケーションを司るWebにおいては、お客様個別の特性に合ったコンテンツを適切なタイミング・適切な手段で提供することが重要になってきます。「THCHMONOS」の詳細は以下URLをご参照ください。
http://www.tis.jp/service_solution/techmonos/

■CMS「NOREN」について
 「NOREN」は、2002年の販売開始から現在に至るまで、様々な業種・業態で550社*超の企業に採用されています。最新バージョンの「NOREN6」では、お客様の要望を反映し100の新機能が追加されました。静的CMSの強みである安定性やセキュリティ性はそのままにDynamicモジュールを搭載し、これまでの高いパフォーマンスを維持したまま、BtoCサイトやECサイトの構築も可能にします。さらに、1ページ内で静的と動的(リアルタイム配信)を組み合わせた利用も可能です。 *2014年8月時点
http://noren.ashisuto.co.jp/noren6/

■BIプラットフォーム「WebFOCUS」について
 「WebFOCUS」は、高い開発生産性、エンドユーザの直感的な操作性という大きな特長をもち、全社規模での情報活用を強力に推進するBIプラットフォーム です。「オペレーショナルBI」のコンセプトのもと、経営層やアナリスト、現場の業務担当者のみならず、社外の顧客やパートナーまであらゆるユーザによる 情報活用を実現します。http://www.ashisuto.co.jp/product/category/bi/webfocus/

TIS株式会社について
 ITホールディングスグループのTISは、SI・受託開発に加え、データセンターやクラウドなどサービス型のITソリューションを多数用意しています。同時に、中国・ASEAN地域を中心としたグローバルサポート体制も整え、金融、製造、流通/サービス、公共、通信など様々な業界で3000社以上のビジネスパートナーとして、お客様の事業の成長に貢献しています。詳細は以下をご参照ください。http://www.tis.co.jp/

ITホールディングスグループについて
 ITホールディングスグループは、約2万人、50社から成るIT企業グループです。グループ各社が様々なエキスパートであり、日本国内および海外の金融・製造・サービス・公共など多くのクライアントのビジネスとその先にあるお客様の日々を支えています。クライアントの課題を解決するだけでなく、クライアントのさらにその先にあるお客様のニーズを先取りして一歩進んだ提案をしていきます。


※ 記載されている会社名、製品名は、各社の登録商標または商標です。
※ 記載されている情報は、発表日現在のものです。最新の情報とは異なる場合がありますのでご了承ください。

このプレスリリースには、メディア関係者向けの情報があります

メディアユーザー登録を行うと、企業担当者の連絡先や、イベント・記者会見の情報など様々な特記情報を閲覧できます。※内容はプレスリリースにより異なります。

すべての画像


会社概要

TIS株式会社

62フォロワー

RSS
URL
https://www.tis.co.jp/
業種
情報通信
本社所在地
東京都新宿区西新宿8-17-1 住友不動産新宿グランドタワー
電話番号
050-1702-4071
代表者名
岡本安史
上場
東証プライム
資本金
100億円
設立
1971年04月