[ワーホリ45周年]「留学エージェントの裏側+ワーホリあれこれ教えます!」(イベントレポート)
ワーホリならワーホリ協会®

ワーキングホリデー制度を支援し、促進している非営利団体、一般社団法人日本ワーキング・ホリデー協会(JAWHM)は、2025年9月7日(土)にイベント「悪徳留学エージェントに騙されるな!~SNSではわからないホントのところ~」を開催しました。
当日は、留学やワーキングホリデーを検討中の方から、年内に渡航を控えた方まで幅広い層が参加し、エージェント選びの落とし穴とその回避法、さらに現地体験者のリアルな声 を知る機会となりました。
背景:増える「情報格差」とトラブル
留学やワーホリを検討する若者の情報源は、インターネットやSNSが中心です。手軽に情報を得られる一方で、広告的な表現や不透明な契約条件によって、現地で「想像と違った」とトラブルに直面するケースも増えています。
今回のイベントは、そうした課題を解消し「自分に合った留学・ワーホリを選ぶための正しい判断軸」を提供することを目的に企画されました。
イベントの内容
ありがちな“騙されポイント”ベスト5
-
契約後に「料金が値上がりした」と高額な追加費用を請求される
-
提携校のみを紹介され、自分に合わない学校に進学してしまう
-
「誰でも簡単に働ける」と言われたのに現地で仕事が見つからない
-
学校には日本人ばかり、説明されたビザ条件とも異なる内容
-
「無料サポート」と聞いていたが、後から高額請求を受ける
信頼できるエージェントの見分け方
-
学校や渡航先の選定基準が公開されているか
-
提携校だけを強引に勧めてこないか
-
契約書・サポート内容に不明瞭な点がないか
-
手数料や返金ポリシーが明示されているか
-
ビザ申請や出発前オリエンテーションなど具体的なサポートがあるか
参加者の声(要約)
「SNSやネットでは分からない“本音”を聞けた」
「現地の生活や就労事情をリアルに知れたことで、準備の参考になった」
「実際に努力して結果を出した人の話は、自分にもできるという勇気になった」
「学校の期間やプランを見直すきっかけになった」
特に、現在オーストラリアでワーキングホリデー中の参加者による体験談は、成功談だけでなく苦労や失敗も率直に語られ、参加者にとって「遠い存在ではないリアルなモデルケース」として強い共感を呼びました。
イベントを通じて見えたこと
-
情報の透明性 が、トラブルを避ける最大のカギになること
-
リアルな体験談 が、渡航希望者に最も響き、行動の後押しになること
-
選択肢の比較 を行うことで、自分に合った留学・ワーホリの形を見つけられること
今後の展望
ワーキング・ホリデー協会では、今後も定期的に同様のイベントを開催し、留学・ワーホリ希望者が安心して海外へ踏み出せる環境づくりを進めていきます。次回は「最新の渡航トレンド」や「ビザ手続きの実務サポート」に焦点を当てたイベントも予定しています。
■ ワーキングホリデーとは
ワーキングホリデー制度とは、二つの国・地域間の取り決め等に基づき各々の国・地域が、相手国・地域の青少年に対して自国・地域の文化や一般的な生活様式を理解する機会を提供するため、自国・地域において一定期間の休暇を過ごす活動とその間の滞在費を補うための就労を相互に認める制度。
観光ビザ、留学、学生ビザ、就労ビザとは異なった若者限定の特別なビザで、どこに滞在しても、どこを旅行しても、仕事をしても、語学学校に通っても良いという自由度の高いビザが取得できます。
■ ワーホリ45周年キャンペーン
日本がオーストラリアとワーキングホリデー協定を結び、日本で初めてのワーキングホリデービザが受理されたのが1980年12月1日でした。この周年イヤーに、より多くの方にワーキングホリデーを利用していただくべく、「すべてのワーホリを最高の体験に」をテーマにさまざまな企画を立ち上げ、1年間を通じて特設サイトやSNSで発信していきます。
■ ワーホリならワーホリ協会®
一般社団法人 日本ワーキング・ホリデー協会では、ワーキングホリデー制度の普及と地位向上の為にさまざまな活動を行っています。
団体名称 :一般社団法人 日本ワーキング・ホリデー協会
所在地 :東京都渋谷区千駄ヶ谷5-27-5 リンクスクエア新宿16F
理事長 :池口 洲
すべての画像