住民票を移さない大学生の投票率、たったの20%!千葉大生グループが調査、学生の投票率向上をめざし、千葉市に政策提言
千葉大学法政経学部倉阪秀史ゼミの学生が、千葉大生を対象にアンケートを行った結果、実家暮らしの大学生の投票率は約79%(85/108人)なのに対し、実家を離れ、住民票を移していない学生の投票率はわずか約21%(17/80人)であることなどがわかりました。学生らは調査に基づき千葉市や大学に対し政策を提言しました。
- 調査の概要
2015年9月~10月、千葉大学の全学部の3年生に、SNSを通して調査フォームを送信し回答を依頼、有効回答数251を得た。(全3年生2551人、要求精度5%、信頼度90%を満たす回答数)
<調査内容>
直近の選挙(第47回衆院選)で投票したか、実家暮らしか、住民票を現住所に移しているか、期日前投票の方法を知っているか、選挙より他の予定を優先するか、投票所は遠いか、など。
<調査結果> 詳細はコチラ( http://ur0.work/sS0o )
n=80
(n=251)
*第47回衆院選において、全国の20歳代の投票率は32.58%でした(総務省HP)。
- 調査に基づく政策提言
千葉市への政策提言の様子
この調査に基づき、千葉市長、千葉市選挙管理委員会、大学に対して3つの政策提言を行いました。
①選管事務局が大学生のインターンシップ実習を受け入れる「投票促進サポーター」制度をつくり、広報・事務に学生の意見を取り入れること。
②大学構内に期日前投票所を設置すること。
③不在者投票制度(通称:滞在地投票)の愛称を「ふるさと投票」として方法を広報し、運用を改善すること。
- 学生メンバーの感想(法経学部倉阪秀史ゼミナール4年生)
・清田果奈子「投票所に足を運ぶことが政治参加の大きな一歩だと思います。学生にとって少しでも投票所が近くなれば嬉しいです。」
・小室芳樹「いずれは投票促進サポーターが全国に広がってほしいと思います。」
- 本件に関するお問い合わせ
倉阪 秀史 TEL:043-290-3585
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