EduLabのAI-OCR「DEEP READ」、パートナー連携による導入事例が 「SUCCESS STORY AWARD 2025」現場DX部門を受賞

~パートナーによる「伴走型支援」で実現した、中小企業における現場DXの成功モデル~

株式会社EduLab

株式会社EduLab(本社:東京都港区、代表取締役社長:廣實 学、以下「EduLab」)は、当社が提供するAI-OCRソリューション「DEEP READ」の導入事例である東邦産業株式会社様(以下「東邦産業様」)での取り組みが、IT製品・SaaSの比較サイト「デジタル化の窓口」が主催する「SUCCESS STORY AWARD 2025」において、「現場DX部門」AWARDを受賞しましたことをお知らせいたします。

<URL>https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000020.000105137.html

本事例は、販売・導入パートナーである株式会社トラスト様(本社:岡山県倉敷市、代表:浦川 守、以下「トラスト様」)の支援により実現したものです。

「SUCCESS STORY AWARD 2025」では、中小企業のDX推進における「パートナー連携」の重要性を示すモデルケースとして高く評価されました。

■受賞の背景:なぜ今、この事例が選ばれたのか

「SUCCESS STORY AWARD 2025」は、日本企業のDX推進に寄与する「手本となる成功事例」を表彰するアワードです。

東邦産業様の事例では、文字認識精度の高いAI-OCR「DEEP READ」と、パートナーであるトラスト様による手厚い導入サポート(業務フローの設計、現場への定着支援)により、スムーズなデジタル化を実現することで、多くの中小企業の課題である「デジタル化の人材不足」や「導入後の定着」を解決に導きました。 単なるツールの導入にとどまらず、「適切なツール選定」と「パートナーの伴走」があれば、企業規模を問わず現場DXは実現可能であることを実証した点が評価され、この度の受賞に至りました。

 受賞事例:東邦産業様の取り組み

<課題:納品書確認のために、現場担当者が事務所に戻らなければならず非効率>

東邦産業様では、主要仕入れ先から月120ページ以上の納品書が繁忙期(約2〜3ヶ月間)に届いていました。事務員は納品書の「合計金額のみ」を手でデジタル入力して管理するだけで、詳細な明細データは全くデジタル化されていませんでした。そのため、現場担当者が納品詳細(明細)を確認したい場合、わざわざ事務所に戻って紙の伝票を探さなければならず、無駄な時間とコストが発生し、業務の足かせとなっていました。現場で即座にデータ確認を可能とすることで納品書全明細データの「情報の分断」を解消し、シームレスな情報共有・業務効率化を実現するために、「納品書の全明細データのデジタル化」が急務でした。

<解決策:トラスト様による「DEEP READ」を活用したデータ化代行>

この課題に対し、パートナーであるトラスト様は、納品書明細入力「業務をAI-OCRでデジタル化すべき」と提案しておりました。しかし、東邦産業様に新たなツール導入後に発生する運用で過度な負担をかけないよう、トラスト様が「DEEP READ」を使ってデータ化処理を請け負う形式(BtoBtoBモデル)を採用しました。

  • トラスト様の役割(伴走支援):

    • 東邦産業様からPDFデータを受領し、「DEEP READ」にて文字認識を実施。

    • 必要なレイアウトへの変換、基幹システム取込用への整形、認識漏れの補正までを一貫して代行。

    • 最終的に「そのまま使えるデータ」として東邦産業様に納品。

<導入効果:事務所への移動削減とデータ活用の促進>

合計金額だけでなく詳細項目までデジタル化されたことで、クラウド上でのデータ確認が可能になりました。これにより、現場担当者は事務所に戻ることなくすぐに納品詳細を確認できるようになり、移動時間や確認の手間が大幅に削減されました。また、事務員も納品に関する問い合わせ対応や入力業務から解放され、本来の業務に集中できる環境が整い、会社全体としてDXによる業務効率化を実現しました。

<事例の詳細はこちら> https://www.edulab-inc.com/deepread/jp/case/257.html

■パートナーシップの重要性:中小企業DXの「勝ち筋」

本事例を支援したトラスト様は、3名体制ながら長年DX・基幹システム導入に携わるプロフェッショナル集団です。 40年以上の経験を持つ同社の浦川氏は、「まず自分で試し、問題点を潰してから提案する」という徹底した現場主義で支援を行いました。

本事例は、多くの中小企業が「便利なツールを導入しても使いこなせない」という課題を抱える中、信頼できるパートナーがツールの運用部分をサポートすることで、企業規模に関係なく高度なDXを実現し、ツールを使いこなせないという課題を解決することができることを示しています。「DEEP READ」の高い認識精度と、トラスト様の手厚いサポートの掛け合わせにより、中小企業の現場が抱える課題を解決するに至り、今回のアワード受賞に繋がりました。

■「デジタル化の窓口 SUCCESS STORY AWARD」について

「デジタル化の窓口」に掲載されている製品・サービス導入事例の中から、アクセス数などの定量データと編集部による定性的な審査を経て選出されます。特に「他社の参考になる優れたDX事例」として認定された企業・製品に贈られる賞です。

<URL> https://digi-mado.jp/success-story-award-2025/

■今後の展望

EduLabは、今後もパートナー企業様との強力な連携を通じて、日本全国の企業の皆様へ「DEEP READ」を展開してまいります。「使いやすさ」と「パートナー企業様による手厚いサポート体制」の両輪で、現場の業務効率化とデジタルトランスフォーメーションを支援し、企業の成長に貢献いたします。

■DEEP READについて

DEEP READはディープラーニングに基づくAI(人工知能)を活用した、AI-OCRサービスで、活字のみならず手書き文字も瞬時にデジタル化することが可能です。業務効率化やデータベースの有効活用といった観点から、紙データのデジタル化に対する需要は年々拡大している一方で、従来型の「OCR(光学的文字認識)」技術では、活字についてはデジタル化できるものの、手書き文字の認識精度は低いという課題がありました。DEEP READは研究開発を経て、業界トップレベルとなる9割以上の精度でのデジタル化を可能にし、金融業界などの企業や医療機関、学校法人などに幅広くご活用いただいています。

<サービスの詳細はこちら> https://www.edulab-inc.com/deepread/jp

当社グループについて
当社グループでは、AI技術を活用し、大規模テストの業務効率化や既存教材との連携などの取り組みを推進しております。

英語に限らず、様々な教科における学習教材との連携や、大規模採点の効率化など、多様なシーンでの活用が可能となります。自社事業等での活用などに関するご質問・ご相談は、下記URLよりお問合せください。

お問合せURL:https://www.jiem.co.jp/contact/

◆株式会社EduLabについて

EdTech(教育×テクノロジー)分野における新事業の開発・投資、教育ITソリューション・プラットフォームの提供、次世代教育の支援、スクールマネジメントなど、最新のラーニングサイエンスをベースに次世代の教育ソリューションを実現します。

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会社概要

株式会社EduLab

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URL
http://edulab-inc.com/
業種
教育・学習支援業
本社所在地
東京都港区港南1-8-15 Wビル 13F
電話番号
03-6635-3101
代表者名
広実 学
上場
東証グロース
資本金
9000万円
設立
2015年03月