資生堂とピアサポートによる健康美の実現

習慣化アプリ「みんチャレ」、神奈川県主催のマッチング事業に採択

エーテンラボ（株）/ みんチャレ

2021年9月16日 14時00分

　習慣化アプリ「みんチャレ」を開発するエーテンラボ株式会社（本社：東京都港区、代表取締役CEO：長坂剛）は、神奈川県が主催する、ベンチャー企業と県が採択したパートナー企業とのマッチングを図る事業「BAK PARTNERS CONNECT 2021（バクパートナーズコネクト 2021）※1」に採択され、「『心身のウェルネス』で自分らしい“健康美※2”の実現」というテーマを示した株式会社資生堂の研究所が主導するオープンイノベーションプログラム fibonaとマッチングしました。
　今後、当社が有するデジタルピアサポート※3アプリ「みんチャレ」の行動変容の知見と、資生堂の美に関する知見を活用し、ピアサポートで同じ気持ちを持つ仲間と美容を通じてつながることによる、前向きな気持ちの醸成を評価します。それにより、With/After コロナ時代における美容行為を通じた行動変容で、コロナ禍で孤立感や心身の不調を感じている女性の自分らしい健康美の実現を目指します。

※1 BAK PARTNERS CONNECT 2021：神奈川県に拠点を持つ企業とベンチャー企業の共創を生み出すことで、新型コロナウイルスの感染拡大により顕在化した様々な課題の解決を目指すプロジェクト。
　https://bak.eiicon.net/#concept
※2 健康美：心身ともに健康で、人生を楽しんでいて、自分に自信がある状態
※3 デジタルピアサポート：同じ境遇の仲間がアプリやWebサービスなどのオンラインで交流し、助け合うこと。「ピア」は仲間を、「サポート」は支援を意味している。

■美容行為を通じた行動変容で、自分らしい健康美を実現
　新型コロナウィルス感染拡大に伴い、生活スタイルが激変したことで、心身の不調を訴える生活者が増えました。そして、コロナ禍の運動不足や孤立感、気持ちの落ち込みから、「健康美」が低下している女性が増えています。
　そこで当社は資生堂研究所のオープンイノベーションプログラムfibonaとともに、コロナ禍により孤立感や心身の不調を感じている女性の「健康美」を実現します。ピアサポートで同じ気持ちをもつ仲間と丁寧な美容行為を通じて繋がり、楽しく習慣化することによる前向きな気持ちを醸成と行動変容を支援します。
　本年9月から健康美の実現に向けた実証実験を実施し、心身のコンディションが健康美に与える影響を紐解きます。来年2月に成果発表を行い、社会実装を目指します。

※実証実験の検証項目（予定）

ピアサポートを通じた美容が与える心身/肌の影響
ピアサポートが与える美容行為への影響の有無
美容行為を通じた日常の行動変容の有無

資生堂研究所のオープンイノベーションプログラム fibonaについて

　資生堂の研究所が主導し、社外との接点から新たなイノベーションを起こすことを目的にしたオープンイノベーションプログラムであり、「Co-Creation with Startups」「Co-Creation with Consumers」「Speedy trial」「Cultivation」の4つの活動から構成されています。資生堂研究所のコンセプトである“多様な知と人の融合”を象徴するイノベーション創出に向けた活動を推進しています。
https://spark.shiseido.co.jp/fibona/

ユーザー90万人突破、習慣化アプリ「みんチャレ」について

5人1組の励まし合いコミュニティ
　みんチャレは運動、食事管理、学習、趣味など、新しい習慣を身につけたい5人1組でチームとなり、チャットで励まし合いながら継続を目指す三日坊主防止アプリです。同じ境遇の人とコミュニケーションをとってデジタルピアサポートを行うため、継続率が高く、月間アクティブユーザーの22%が月に26日以上アプリを使用しています。過去には神奈川県と糖尿病予備群を対象に実証経験を行い、アプリを利用することでと目標歩数の達成率で2倍の有意差が認められています※4。
※4: 習慣化アプリ「みんチャレ」の効果を日本公衆衛生学会で発表
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000050.000024217.html

＜特徴＞
・習慣化成功率は一人で行う時の8倍
・2020年経済産業省主催「ジャパン・ヘルスケアビジネスコンテスト」で優秀賞・企業賞を受賞
・2016・2017・2019年 Google Playベストアプリに選出