CBRE、独ユニオン・インベストメントが渋谷に保有するオフィスビル2棟のLEED Gold認証の取得を全面的にサポート
フィージビリティスタディを含む、LEED認証取得までのコンサルティング業務を提供
LEED(Leadership in Energy & Environmental Design)認証とは、米国グリーンビルディング協会(U.S. Green Building Council)が所管する、建築物における、建物運用、廃棄物管理、水やエネルギーの効率的な利用などに対する取り組みを評価する第三者認証制度で、グローバル・スタンダードとなっています。評価レベルにより、Platinum、Gold、Silver、Certifiedの4 段階のレベルに格付けされます。
CBREは、コンサルティング業務において、LEED認証基準にあたる各項目評価、検証業務、審査機関への提出書類確認を含めた業務をサポートしました。なかでも、LED照明の導入や効率的な運用による省エネルギーへの取り組み、廃棄物の分別管理、節水への取り組み、適切な空調・換気による空気質の維持管理、屋内喫煙室の適合化などが高い評価を受けました。
本プロジェクトを統括したユニオン・インベストメント・リアルエステート・アジアパシフィックのシニア・アセットマネージャー エリック・フラピエ(Eric Frappier)氏は、「当社が渋谷に保有する2物件のLEED取得にあたり、CBREに相談したところ、取得可能かどうかを事前に調査し、検証するところからサポートしてくれました。フィージビリティスタディの結果、当初は『J6Front Building』はシルバー、『渋谷プライムプラザ』はゴールド認証を取得する方針でいましたが、認証取得に向け、運用項目変更に伴う工事にも対応してくれたおかげで、『J6 Front Building』は当初想定していたシルバーより更なる加点でゴールド取得に成功しました。今回のLEED認証取得は、9月13日にグリーンビルディングジャパン(GBJ)主催により開催されたGBJシンポジウム2019において、優れたプロジェクトして表彰され、当社の物件の価値向上に寄与しました。CBREの全面的なサポートと尽力に大変感謝しています」と述べています。
また、CBRE プロパティマネジメント部門長の神保光宏は、「近年、SDGs(持続可能な開発目標)が社会全体の目標として共有され、日本企業の持続性に対する関心は急速に高まっています。投資家が投資先に対してESG(環境・社会・ガバナンス)へ配慮を求める動きも拡大しており、グリーンビルの存在感は高まりつつあります。日本におけるLEEDの登録件数は、海外に比べて少ないものの、将来、増加していくと考えており、CBREでは、LEED認証の取得のサポートを含め、環境負荷や省エネ性能に配慮した取り組みを、今後、さらに強化していく方針です」と述べています。
【CBREがLEED取得をサポートした独ユニオン・インベストメントが保有する物件】
ビル名:渋谷プライムプラザ
所在地:東京都渋谷区円山町19−1
延床面積:9,276.97㎡(約2,806.28坪)
CBRE業務:コンサルティング業務
■LEED認証:Gold O+M (既存物件+建物全体)v2009
ビル名:J6 Front Building
所在地:東京都渋谷区神宮前6-12-20
延床面積:7,145.12㎡(2,161.39坪)
CBRE業務:コンサルティング業務
LEED認証:Gold O+M (既存物件+建物全体)v2009
■渋谷プライムプラザ
■J6 Front Building
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CBREグループ(NYSE:CBRE)は、「フォーチュン500」や「S&P 500」にランクされ、ロサンゼルスを本拠とする世界最大の事業用不動産サービスおよび投資顧問会社です(2018年の売上ベース)。全世界で90,000 人を超える従業員、約480 カ所以上の拠点(系列会社および提携先は除く)を有し、投資家、オキュパイアーに対し、幅広いサービスを提供しています。不動産売買・賃貸借の取引業務、プロパティマネジメント、ファシリティマネジメント、プロジェクトマネジメント、事業用不動産ローン、不動産鑑定評価、不動産開発サービス、不動産投資マネジメント、戦略的コンサルティングを主要業務としています。
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