"第二の人生に、世界との出会いを" 旅行体験プラットフォーム「airKitchen」で活躍する60代ホストたち

旅行者との交流が生きがいに。ホストの約30%が60代以上、リタイア後の新たな選択肢として注目

ZAZA株式会社

2025年6月18日 09時10分

ZAZA株式会社（代表取締役：永津豪、所在地：愛知県名古屋市）が運営する、旅行者と世界各地の料理体験をつなぐプラットフォーム「airKitchen（エアキッチン）」（https://airkitchen.me/host.php）では、自社調査の結果、ホストの約30％が60代以上であることが明らかになりました。定年退職後にホストとして活動を始める方も多く、“第二の人生を自分らしく、国際交流とともに楽しむ”という新しい生き方として注目を集めています。

■人生経験が、交流の深みになる

airKitchenに登録するリタイア後のホストたちは、それぞれの経験や得意な分野を活かし、世界中の旅行者を自宅に迎えています。

その活動は、料理を教えることにとどまらず、「暮らし」「価値観」「おもてなし」を伝えることに重きを置いた温かな交流の場となっています。

■定年退職後、和菓子で世界とつながる

airKitchenで和菓子作りのホストとして大活躍のYukoさんにインタビューしてみました。

「2021年に40年間勤めた会社を定年退職した後、“これからの生涯の仕事”を探していました。多くのことに挑戦し、資格も取りましたがピンとこず…。そんなときに出会ったのが“和菓子を外国人に教える”という世界でした。」

2023年11月から、airKitchenを通じて練り切りや餅づくりの体験を外国人旅行者向けにスタート。

自宅でのレッスンは、作る楽しさだけでなく、「餅と伝統について」「抹茶を点てて飲む体験」など、日本文化を丸ごと伝える場に。

「アメリカ、ヨーロッパ、アジア、オセアニア…世界中の和菓子ファンと出会っています。ゲストさんはみなさん素敵な方ばかり。こちらが笑顔でおもてなしをすれば、自然と心を開いてくれます。」

訪問後も連絡を取り合い、写真を送り合ったり、再会を約束するなど長く続く国際的なご縁が生まれています。

■第二の人生に“やりがい”と“つながり”を

リタイア後のホストにとって、airKitchenの活動は「収入のための副業」ではなく、

自宅でできる無理のない交流
人生経験を活かした“伝える喜び”
外国人との自然な国際交流

といった心の充足感や社会とのつながりを得られる場として機能しています。

■airKitchenについて

airKitchenは、旅行先で家庭料理を教えてくれる地元のホストと、世界の料理を現地で学びたい旅行者をオンラインで結ぶマッチングプラットフォームです。2018年のサービス開始以来、日本国内をはじめ、イタリア、フランス、ベトナム、タイなど、世界各国で展開中。初心者でも楽しめるクラスからプロ向けの本格クラスまで、幅広い体験を提供しています。

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