Luupが国内初・ヘルメット着用任意の電動キックボードシェアアプリを4月23日より提供開始

ゴールデンウィークに宮下公園にて安全講習会を開催予定、密を避けた新しい移動手段として

Luup

株式会社Luup(本社:東京都渋谷区、代表取締役社長兼CEO:岡井大輝、以下「Luup」)は、2021年4月23日(金)17時より、電動キックボードシェアアプリの提供を開始したことをお知らせします。すでに展開している次世代電動シェアサイクル「LUUP」のアプリ内に電動キックボードが導入される形となります。政府の特例措置の元、ヘルメットの着用が任意となる形での電動キックボードのシェアリングサービスは国内初となります。また、本サービスは新しいモビリティの実証実験でもあることから、4月29日(木)から5月5日(水)までのゴールデンウィーク期間中、宮下公園にて安全講習会を開催(※1)します。

(※1…安全講習会の開催は、緊急事態宣言が発令された場合、安全講習会を開催する施設及び関係者様の方針に従い判断します。中止の場合は事前に当社コーポレートサイト及び公式Twitterからお知らせします。)

参考画像1:電動キックボードの走行イメージ参考画像1:電動キックボードの走行イメージ

 
  • 背景
Luupは、「街じゅうを「駅前」化するインフラをつくる」をミッションに、電動・小型・一人乗りのマイクロモビリティのシェアリングサービスを展開しています。電動アシスト自転車や電動キックボードのみならず、電動・小型・一人乗りの電動マイクロモビリティを包括的に取り扱い、ファースト・ラストワンマイルの移動手段を確立し、全ての人が自由に移動できる未来を目指しています。

Luupは、2020年5月より小型電動アシスト自転車を用いたシェアアプリ「LUUP」の提供を開始しています。電動キックボードの導入を見越して、電動キックボードと同じサイズの自転車を開発し、省スペースへのポート設置を可能にしました。その結果、密度の高いシェアリングが実現し、展開エリア内では最高密度にポートが設置されています。今回同サービス内に電動キックボードを導入することで、より便利な短距離移動手段を提供すると共に、今後の電動キックボードに関するルールづくりに向けた走行データの収集や課題の発見に繋がることを期待しています。

今回「LUUP」アプリ内に導入される電動キックボードは、世界で唯一普及している電動マイクロモビリティです。以下の特徴を持ち、更にコロナ禍においては密を避ける新しい移動手段として世界各国で普及が進んでいます。
・またぐ、こぐ必要がないため、スカートやスーツの方でも乗ることができる
・地面と足が近いため、危険を感じたら足をついてすぐに止まることができる
・IoTデバイス搭載のため、将来的にはエリア別・ユーザー別の安全運転のための制御が可能

一方、電動キックボードは日本の現行法上「原動機付自転車」に位置付けられるため、ヘルメットの着用、ナンバープレート・ミラーの装着、免許の帯同、車道のみの走行など、普及しづらい走行条件が課せられています。規制の適正化とルールづくりに向けて、Luupは「マイクロモビリティ推進協議会」という業界団体を立ち上げ、関係省庁との議論や様々な条件下での実証実験を重ねて参りました。今回、Luupの実証実験の計画が産業競争力強化法に基づく「新事業特例制度」に2021年4月23日(金)に認定されたことを受け、シェアリングサービスの開始にいたりました。

参考画像2:Luupはこれまで、電動キックボードの段階的な実証実験を重ねてきたと同時に、小型電動アシスト自転車のシェアアプリを提供してきました。参考画像2:Luupはこれまで、電動キックボードの段階的な実証実験を重ねてきたと同時に、小型電動アシスト自転車のシェアアプリを提供してきました。

 

  • サービス詳細

参考画像3:LUUPのモビリティは段階的にアップデートしていきます。今回、小型電動アシスト自転車に加えて、電動キックボードの導入が開始しました。参考画像3:LUUPのモビリティは段階的にアップデートしていきます。今回、小型電動アシスト自転車に加えて、電動キックボードの導入が開始しました。

内容:電動キックボードと小型電動アシスト自転車のシェアアプリ
ご利用可能エリア:LUUPが既に展開している渋谷区、新宿区、品川区、世田谷区、港区、目黒区の全域
ご利用料金:110円/初乗り10分、16.5円/分(税込)※実証実験特別価格
ポート数:LUUPの都内約300箇所にあるポートのうち、約200ポートで電動キックボードの乗り降りが可能です。ポート数は順次増やしていく予定です。
電動キックボードの台数:100台から開始します。順次台数を増やしていく予定です。
電動キックボードの最高速度:15km/hに制限
ご利用条件:アプリから①運転免許証登録と②走行ルールの確認テストの満点合格が電動キックボードのご利用条件となります。小型電動アシスト自転車のみのご利用の場合、これらの対応は不要です。
保険:対物賠償、対人賠償、ご自身のお怪我が保険の対象です。
備考:車両の走行が著しく多い道路については、安全性を鑑み自主的に走行禁止道路としています。走行禁止道路はアプリ上のマップで表示し、利用者に迂回を促します。

参考画像4:LUUPのポートマップ。展開エリア内では最高密度のポート設置を実現。参考画像4:LUUPのポートマップ。展開エリア内では最高密度のポート設置を実現。

  • 宮下公園で実施する安全講習会の詳細
本サービスは新しいモビリティの実証実験でもあることから、4月29日(木)から5月5日(水)までのゴールデンウィーク期間中、宮下公園で安全講習会を開催します。

内容:電動キックボードの乗り方や、LUUPアプリ使用方法のレクチャー
日程:2021年4月29日(木)から5月5日(水)までの7日間
時間:12:00〜18:00
場所:渋谷区立宮下公園 1F アディダス横スペース(東京都渋谷区神宮前6丁目20−10)
参加方法:開催時間内に会場にお越しください。事前の予約は不要です。
参加料金:無料
新型コロナ感染症対策について:イベント会場ではマスク常時着用、検温およびアルコール消毒を実施

なお、安全講習会の開催は、緊急事態宣言が発令された場合、安全講習会を開催する施設及び関係者様の方針に従い判断します。中止の場合は事前に当社コーポレートサイト及び公式Twitterからお知らせします。
  • ご利用方法
【アプリのご利用方法】
1. 「LUUP」をダウンロードし、会員登録を行ってください。ダウンロードリンク:https://luup.onelink.me/Myjb/cfcdb04a
2. アカウント設定画面から免許証の登録と、確認テストの受講を行ってください。承認にお時間をいただくことがありますので、事前に対応を完了させておくことを推奨します。
3. マップ画面から、ライドを開始したいポートを探してください。ポート詳細画面からポートに電動キックボードがあることを確認できます。
4. 「ロック解除」ボタンを押してカメラを起動し、QRコードを読み取ってください。
5. 目的地ポートを選択し、返却する場所を予約してください。なお、目的地ポートはあとから変更することができます。
6. スマートロックが解錠されたら、電動キックボードから音がでて速度表示の液晶がつきます。安全にライドをお楽しみください。
7. 目的地ポートに到着したら、枠線内に返却してください。
8. 返却時の写真を送信したら決済が完了し、ライドが終了します。 ※電動キックボード乗車中は、一時停止は可能ですが、ポート以外の場所での緊急停車ができません。

【その他 電動キックボードに関するご利用ガイド】 
https://luup.zendesk.com/hc/ja/sections/1500001008561

【電動キックボードの乗り方】
1. 地面を蹴って初速をつけ、両足を置きます。
2. ゆっくりとアクセルを押すと電動で加速します。
3. 足で地面を蹴りながらゆるやかに曲がることができます。
4. 今回の特例措置下において、電動キックボードを押し歩きする場合には歩行者とみなされます。走行量の多い道路などを右折する場合には、交差点で電動キックボードを一度降り、横断歩道を押し歩いて渡ることを推奨します。
5. 手元に自転車と同様の形のブレーキがあります。止まる時はゆっくりとブレーキをかけましょう。足をついて止まることも可能です。

参考画像5:電動キックボードの乗り方参考画像5:電動キックボードの乗り方

  • 注意事項
道路交通法等について正しい知識を身に付けてから、電動キックボードに乗車しましょう。特に、以下についてご注意ください。
・歩道の走行は禁止です。
・普通自転車専用通行帯(自転車レーン)が設置されている道路においては、当該通行帯を走行してください。
・車両通行帯の設けられた道路においては、道路の左側端から数えて一番目の車両通行帯を通行する必要があります。
・小型特殊自動車は二段階右折は禁止されています。
 
  • 今後の予定
順次、電動キックボードがご利用可能なポートと、台数を増やしてまいります。また、春から夏にかけて、大阪への電動キックボード導入も予定しています。本サービスを通して、電動キックボードの安全で便利な社会実装に向けたルールづくりの検討と、そのためのデータ収集を継続します。


【株式会社Luupについて】
株式会社Luupは、電動・小型・一人乗りのマイクロモビリティのシェアリング事業を通して、街じゅうを「駅前」化する新しい短距離移動インフラを創ります。 電動キックボードなどの新しいモビリティを日本で安全かつ便利に利用するための「新しい機体の実証」と、シェアリングの形での移動体験を検証する「新しいシェアサービスの実証」の2つに取り組んでいます。
・所在地:東京都渋谷区東1-8-4 INO SHIBUYA 1-2F
・取引先金融機関:三井住友銀行、三菱UFJ銀行、みずほ銀行
・代表者:岡井大輝
・創業:2018年7月
・URL:https://luup.sc/
・アプリダウンロードURL:https://luup.onelink.me/Myjb/cfcdb04a

※LUUPアプリは、iOS 12.1 以降、iPhone 6 以降、Android OS 5.0 以降の端末でお使いいただけます。※LUUPアプリは、iOS 12.1 以降、iPhone 6 以降、Android OS 5.0 以降の端末でお使いいただけます。


● 株式会社Luup代表取締役社長兼CEO 岡井大輝 プロフィール

東京大学農学部を卒業。その後、戦略系コンサルティングファームにて上場企業のPMI、PEファンドのビジネスDDを主に担当。その後、株式会社Luupを創業。代表取締役社長兼CEOを務める。2019年5月には国内の主要電動キックボード事業者を中心に、新たなマイクロモビリティ技術の社会実装促進を目的とする「マイクロモビリティ推進協議会」を設立し、会長に就任。2021年4月に「Forbes 30 Under 30 Asia」に選出。
 

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会社概要

株式会社Luup

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URL
https://luup.sc/
業種
情報通信
本社所在地
東京都千代田区神田佐久間町三丁目21番地24 AKIHABARA CENTRAL SQUARE 4階
電話番号
-
代表者名
岡井大輝
上場
未上場
資本金
100万円
設立
2018年07月