Sansan株式会社のインボイス管理サービス「Bill One」がエンジニア組織支援SaaS「Findy Team+」を導入
クラウド請求書受領サービス市場シェアNo.1事業(※1)において、エンジニア組織のパフォーマンスを向上し、ユーザーの業務負担削減を目指す
導入背景と目的
「Bill One」は、Sansan社が2020年に提供開始したインボイス管理サービスです。郵送やメールといったさまざまな方法・形式で届く請求書をオンラインで一括受領し、素早く正確にデータ化。請求書をクラウド上で一元管理することで、アナログで非効率な請求書業務をデジタル化します。サービス提供開始3年でARRは48億円を突破し、クラウド請求書受領サービスでシェアNo.1を獲得しています。増え続ける需要に伴い、顧客に早く価値を届けることが求められています。「Bill One」では、顧客に早く価値を届けるための開発生産性の可視化はできていましたが、改善に向けたボトルネックの明確化と、可視化したデータの活用が課題でした。
当社のエンジニア組織のパフォーマンス向上を支援するSaaSサービス「Findy Team+」は、GitHubやJiraなどを解析し、エンジニア組織のパフォーマンスを可視化することで、開発生産性・開発者体験向上をサポートしています。「Findy Team+」の一週間のトライアル期間において、特に以下が評価され、今回の正式導入に至りました。
<「Findy Team+」の評価をいただいたポイント>
・UI/UXデザインの高さ
・チーム・メンバーの比較機能
・Slackへのデイリーレポート機能
今後の活用方針
以下の指標を元に、開発生産性・開発者体験向上を目指してまいります。現在運用中の「Bill One」での成果を元に、将来的には、オフショア拠点であるフィリピン(セブ島)開発チームでの活用及び、Sansan社のエンジニア組織全体での活用も合わせて検討しています。
<開発生産性・開発者体験向上のためのモニタリング指標>(※2)
・PBI(プロダクトバックログアイテム)スループット時間
・PBI(プロダクトバックログアイテム)完了数
・プルリクオープンからマージまでの時間(≒開発タスクが終了するまでの時間)
・スプリント期間毎のマージ済みプルリク数
また、「Findy Team+」導入により、顧客に早く価値を届けることに加え、以下のような開発者体験の向上効果も期待しています。
自己成長
自身におけるGoodとMoreを言語化して振り返ることで、質の高いネクストアクションが検討できる
質の高い振り返りが習慣化すると、再現性が高まり、市場価値も上がる
自分たちの頑張りが、定性面だけでなく定量面でも可視化されることで、さらなるやりがいに繋がる
オンボーディングの最適化(受ける側も対応する側も)
(※1)参考:デロイト トーマツ ミック経済研究所「驚異的な成長が見込まれるクラウド請求書受領サービス市場の現状と将来」(ミックITリポート2022年7月号)
(※2)<モニタリング指標の選定背景>
品質を担保した状態でユーザー価値提供のサイクルを早めることは、開発量2倍に向けて必要なことであり、リードタイムの短縮で量が増えることは、PBI(プロダクトバックログアイテム)スループット時間/PBI完了数の関係で一定仮説検証済みです。従って、直近の取り組みとしては、そのスコープをより開発に近い変更のリードタイムに絞る方針です。実際に、前クオーター終了時点で収集した社内アンケートより、チーム内で概ね検査・適応が可能との結果が得られたため、価値訴求を通じて引き続き解像度を上げていきます。
Sansan株式会社 Bill One Engineering Unit Smart 受領グループ アシスタント グループ マネジャー 川元 謙治氏コメント
「Bill One」は、2020年5月のサービス提供開始以来、アナログで非効率な請求書業務をデジタル化することで、インボイス制度や電子帳簿保存法への対応や月次決算業務の効率化をサポートし、お客様の企業経営における意思決定のスピードを後押しまいりました。
Bill One Engineering Unitでは、「Findy Team+」を導入する以前から開発生産性を向上するための可視化はできていましたが、改善に向けたボトルネックの明確化と、データ活用の定着化については課題でした。そのため、「Findy Team+」を導入するとこれらの課題が解決できるという点に魅力を感じました。最終的な導入の決め手は、「Findy Team+」のUI/UXデザインの高さ、チーム・メンバーの比較機能、Slackへのデイリーレポート機能です。
8月中旬の正式導入から3ヶ月利用した感想としては、課題意識がより深く定量的に見えるようになったことで、意識が変わって行動に繋がり、結果として改善の兆しが見えてきています。また、何を指標として見てゴールを設定すれば良いのか議題になったときに、「Findy Team+」のカスタマーサクセスによる定例ミーティングでのサポートも心強いと感じています。
Bill One Engineering Unitは、今後も引き続き開発生産性・開発者体験向上を目指すことで、顧客の経営課題の一つである「デジタル技術による効率化」を実現し、付加価値の高いサービスの展開・拡大を行ってまいります。
請求書受領から、月次決算を加速する「Bill One」サービス概要
Bill Oneは、Sansan株式会社が提供するインボイス管理サービスです。郵送やメールといったさまざまな方法・形式で届く請求書をオンラインで一括受領し、素早く正確にデータ化。請求書をクラウド上で一元管理することで、アナログで非効率な請求書業務をデジタル化します。インボイス制度や電子帳簿保存法にも対応し、月次決算業務を効率化することで、企業経営における意思決定のスピードを加速します。
Sansan株式会社 会社概要
「出会いからイノベーションを生み出す」をミッションとして掲げ、働き方を変えるDXサービスを提供しています。主なサービスとして、営業DXサービス「Sansan」や名刺アプリ「Eight」、インボイス管理サービス「Bill One」、契約データベース「Contract One」を国内外で提供しています。
会社名:Sansan株式会社
所在地:150-0001 東京都渋谷区神宮前5-52-2 青山オーバルビル13F
代表者: 代表者 寺田 親弘
コーポレートサイト : https://jp.corp-sansan.com
資本金:66億33百万円(2023年8月31日時点)
事業内容:働き方を変えるDXサービスの企画・開発・販売
・Sansan https://jp.sansan.com
・Eight https://8card.net
・Bill One https://bill-one.com
・Contract One https://contract-one.com
エンジニア組織支援SaaS「Findy Team+」サービス概要
エンジニア組織のパフォーマンス向上を支援するSaaSサービスです。GitHubやJiraなどを解析し、エンジニア組織のパフォーマンスを可視化することで、開発生産性・開発者体験向上をサポートしています。2021年10月に正式リリース以降、約300社(トライアル含む)の企業にお使いいただいております。
・Findy Team+ 公式サイト:https://findy-team.io/
・Findy Team+ Lab:(活用事例やセミナー情報を掲載):https://blog.findy-team.io/
・Findy Team+の無料デモやサービス資料はこちら:https://findy-team.io/contact_teams
ファインディ株式会社 会社概要
2016年に創業したファインディ株式会社は、「挑戦するエンジニアのプラットフォームをつくる。」をビジョンに掲げたハイスキルエンジニアに特化したHRテック企業です。エンジニアが不安なく挑戦できる世界共通のプラットフォームを作るために、世界中のエンジニアが使用するソースコードやイシューを管理する開発プラットフォームである「GitHub」「Jira」「GitLab」等のデータを解析し、エンジニアスキルや生産性の可視化を実現してまいりました。その技術をもとに、スカウト型リクルーティングサービス「Findy」「Findy Freelance」「Findy Global」および、エンジニア組織支援SaaS「Findy Team+」を展開。国内外のエンジニア人材不足やDX内製化、人的資本経営の課題を解決しています。サービス全体の登録エンジニアは12万人を突破、登録企業数は約1,000社となり、スタートアップ企業からDXを推進したい大手企業まで幅広い企業にご利用いただいております。
会社名:ファインディ株式会社 / Findy Inc.
所在地: 東京都品川区北品川6-7-29 ガーデンシティ品川御殿山 5階
代表者: 代表取締役 山田裕一朗
コーポレートサイト : https://findy.co.jp/
このプレスリリースには、メディア関係者向けの情報があります
メディアユーザー登録を行うと、企業担当者の連絡先や、イベント・記者会見の情報など様々な特記情報を閲覧できます。※内容はプレスリリースにより異なります。
すべての画像