アプライド マテリアルズ 最新サステナビリティレポートで環境・社会・ガバナンス目標への進捗を報告

アプライド マテリアルズ(Applied Materials, Inc., Nasdaq:AMAT、本社:米国カリフォルニア州サンタクララ、社長兼CEOゲイリー・E・ディッカーソン)は6月20日(現地時間)、自社のESG(環境・社会・ガバナンス)イニシアチブとこの1年間の成果を詳述した最新サステナビリティレポートを発行しました。このレポートでは、社内の取り組み、サプライヤーやお客さまとの協業、さらにはグローバルなエレクトロニクス エコシステムにおけるESG活動を通じてもたらされるインパクトについて紹介しています。

アプライド マテリアルズの社長兼CEO、ゲイリー・ディッカーソンは次のように述べています。「半導体技術は私たちの生活においてますます重要な役割を果たしており、アプライド マテリアルズはその技術の最前線にいます。当社は世界を変える新たなイノベーションを市場に送り出す一方で、サプライヤーやお客さまと緊密に協力して製品の資源消費やカーボン排出量を削減し、環境負荷を最小限に抑えるよう努めています。また、誰もがキャリアの中で貢献し成長する公平な機会を持てるよう、インクルージョンの企業文化に強くコミットしています」

AIの台頭とスマートなコネクテッドデバイスの急増を追い風に、半導体市場の規模は今後10年で倍増し1兆ドルに達すると予想されています。こうした市場成長予測と切り離してカーボン排出を考え、業界における排出抑制に協力し合うことが半導体製造エコシステムに求められています。

アプライド マテリアルズは2022年もカーボンフットプリントの削減を推進し、再生可能電力の使用率は米国で100%、全世界で69%に達しました。その結果、スコープ1およびスコープ2の排出量(自社による直接排出およびエネルギー購入による間接排出)は基準年の2019年に比べて3%削減されました。同じ期間中に、当社のエネルギー消費は約13%増加していることから、排出量の伸びを事業成長から切り離すことが進捗していることが分かります。アプライド マテリアルズは将来的に努力を倍加する必要があることを認識し、スコープ1、2、および3(バリューチェーン全体からの排出)について科学的根拠に基づく目標(Science-based target)をScience Based Targets initiative(SBTi)に提出しました。スコープ3カテゴリー11(販売した製品の使用)については、新規の半導体製品全体におけるウェーハ1枚当たりの排出量を2030年までに2019年比で55%削減する、という新たな目標を設定しました。

再生可能電力へのグローバルな需要を業界全体で促進し、低炭素社会への移行を迅速化するため、アプライド マテリアルズは主要なお客さまと協力して業界内の連携に参画しています。アプライド マテリアルズはSemiconductor Climate Consortium(半導体気候関連コンソーシアム)の設立メンバー 兼 運営評議会メンバーであるほか、imecのSustainable Semiconductor Technologies and Systems(SSTS)Program、RE100、Clean Energy Buyers Alliance(CEBA)のメンバーにも名を連ねています。

アプライド マテリアルズがインクルージョンの企業文化にコミットする根幹にあるのは、世界トップクラスのイノベーションを実現するには多様なものの見方、バックグラウンド、経験を持つ社員が不可欠、との信念です。アプライド マテリアルズはこの1年間に、ダイバーシティ(多様性)、エクイティ(公正性)、インクルージョン(包括性)(DEI) のベストプラクティスを全社に浸透させるための手段を講じ、DEI目標に向けて進捗し、さらに2030年までに全世界における従業員の女性比率向上と、米国社員における過小評価マイノリティ(URM)比率向上の新たな目標を設定しています。

アプライド マテリアルズは2005年から社会的責任と環境に関する報告書を発行していました。最新のサステナビリティレポートおよび付属書には、2022年度末までの活動と成果が示されています。レポート全文の閲覧・ダウンロードと、アプライド マテリアルズのインクルージョン文化の推進や人権イニシアチブに向けた取り組みについては、当社ウェブサイトのReports and Policiesページをご参照ください。

アプライド マテリアルズ(Nasdaq: AMAT)は、マテリアルズ エンジニアリングのソリューションを提供するリーダーとして、世界中のほぼ全ての半導体チップや先進ディスプレイの製造に寄与します。原子レベルのマテリアル制御を産業規模で実現する専門知識により、お客さまが可能性を現実に変えるのを支援します。アプライド マテリアルズはイノベーションを通じてよりよい未来を可能にします。

詳しい情報はホームページwww.appliedmaterials.com でもご覧いただけます。
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このリリースは6月20日、米国においてアプライド マテリアルズが行った英文プレスリリースをアプライド マテリアルズ ジャパン株式会社が翻訳の上、発表するものです。

アプライド マテリアルズ ジャパン株式会社(本社:東京都、代表取締役社長:中尾 均)は1979年10月に設立。大阪支店、川崎オフィスのほか15のサービスセンターを置き、日本の顧客へのサポート体制を整えています。

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会社概要

URL
https://www.appliedmaterials.com/jp/ja.html
業種
商業(卸売業、小売業)
本社所在地
東京都港区海岸3-20-20 ヨコソーレインボータワー8階
電話番号
03-6812-6800
代表者名
中尾 均
上場
未上場
資本金
59億5000万円
設立
1979年10月